伝統的な技術にエラー画面のようなビジュアルを取り入れた作品
アゼルバイジャン共和国生まれのアーティストfaig ahmedさんは母国の何百年も昔から受け継がれてきた絨毯を製造する技術を現代アートに応用しています。アゼルバイジャンの絨毯はユネスコの「人類の無形文化遺産」の代表リストに登録されるなど、とても有名な名産品です。伝統的なパターンと現代的な機器であるパソコンなどのエラー画面を絨毯の模様として追加しています。日本の浮世絵を現代的にアレンジする作品などお馴染みの手法ではありますが、こういった伝統的な技術に取り入れるのは珍しいですね。
伝統的模様が幾何学的に歪んだ模様と対比され不思議な作品になっています。ヴェネツィア·ビエンナーレなどの国際展にも出品するなど今後活躍を期待されるアーティストの1人です。
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