木村拓哉主演『宮本武蔵』制作費は2億円だった！（キムタクのギャラ除く）

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木村拓哉主演『宮本武蔵』制作費は2億円だった！（キムタクのギャラ除く）

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木村拓哉主演『宮本武蔵』制作費は2億円だった！（キムタクのギャラ除く）

視聴率も微妙なら内容も微妙だったと報じられた、テレビ朝日開局55周年記念ドラマ『宮本武蔵』。
その制作費が、2億円もかかっていたことがわかりました。
しかもこれ、主演のSMAP木村拓哉さん（41）のギャラを除いた額、なんだそうです。
どうしてそこを除いた額が“制作費”として報じられているのかよくわかりませんが、どうやらギャラを入れると2億5千万円程度の制作費がかかった計算になるようです。
このドラマ、莫大な制作費に見合う視聴率は取れなかったようで、テレ朝関係者は青ざめているとか。→ Geinou Ranking

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そもそも木村さんのスケジュールが厳しく、目玉であったはずのアクションシーンも微妙な仕上がりだった…とも報じられたこのドラマ。

→ 全てが微妙だった木村拓哉主演『宮本武蔵』の舞台裏・殺陣の基本すら習得できていなかった？

その制作費が、驚きの額だったことがわかりました。

（以下引用）
「あのドラマの総制作費は2億円で、映画が撮れるぐらいの予算を投入していました。
追加撮影などもあり最終的には約5000万円の赤字額が予想されます」(関係者)

テレ朝を悩ませているのは破格な制作費だけではない。
実はこれに、木村の出演料は含まれていないのだ。

「自毛を使った件もそうですが、撮影で約2カ月近く拘束し考えられないほどの協力をしてもらったため、最低でも3000万円はくだらない。
さらに前日、当日と計5本以上のバラエティー番組に出演し、番宣も行った。
木村の場合、バラエティーは一本200万円で、計1000万が飛んでいく。
視聴率さえ取れれば誰もがWIN、WINの関係になったのですが…」(関係者)
（以上引用　ライブドアニュース）

番宣でテレビに出る場合はギャラは少な目という話も聞きますが、木村さんの場合はきっちり支払われているようですね。
それにしても、2時間半×2日間で3000万円ってすごい額ですね。
こういった特番に出るタレントさんのギャラってあまり情報が出てこないので比べようがないんですが、例えば連ドラだとすると、松嶋菜々子さんが先日『救命病棟24時』に主演した際のギャラはこう報じられていました。

→ 松嶋菜々子『救命病棟24時』のギャラは4千万円！うち番宣のギャラが400万円？

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1話あたり300万円を基に計算し、番宣などに出演する分も含めて上乗せして4000万円、ということでした。
『救命病棟24時』は全10話放送されましたので、時間にすると約10時間。
放送時間で言ったら、木村さんは松嶋さんの倍のギャラをもらっていることになります。

視聴率的には、『救命病棟24時』の平均視聴率は14.6％。
『宮本武蔵』は3月15日放送分が14.2％、16日が12.6％でしたので、主演のギャラだけで見れば費用対効果はほぼ同じ、といえるかもしれません。
ただ、テレ朝上層部はもう少し取れると思っていた様子です。

（以下引用）
「最低でも15％は欲しかった。
ちなみに15日は視聴率15.7％を取った『情報7days　ニュースキャスター』(TBS)に足元をすくわれました。
16日は皮肉にも同じジャニーズに所属するTOKIOの冠番組『ザ！鉄腕！DASH!!スペシャル』が21.9％という高視聴率を叩き出したのが原因です。
木村は視聴率を聞き落ち込んでいます。
カツラを使わず自毛を伸ばしてとことんリアリティーにこだわるほどでしたからね」(芸能プロ関係者)
（以上引用　ライブドアニュース）

木村さんは視聴率にはこだわらない方だと記憶してますが、落ち込んでいたというのは本当でしょうか。
さて、では、3/15、3/16の同時間帯の視聴率を、分かる範囲で引用してみましょう。

3/15
14.2% 21:00-23:21 EX* テレビ朝日開局55周年記念ドラマ・宮本武蔵・第1夜
*9.3% 21:00-21:54 TBS 世界ふしぎ発見！
15.7% 22:00-23:24 TBS 情報7daysニュースキャスター
10.7% 21:00-22:54 NTV 戦力外捜査官　#10
10.4% 21:00-23:30 CX* 土曜プレミアム・宇宙兄弟

3/16
12.6% 21:00-23:24 EX* テレビ朝日開局55周年記念ドラマ・宮本武蔵・第2夜
12.7% 20:54-22:03 TBS 日曜劇場・S・最後の警官[終]
*5.4% 22:00-22:54 TBS ホムカミ　7歳と10歳の兄弟が鈴木亮平とフィジー共和国へ…！！
21.9% 19:00-21:54 NTV ザ！鉄腕！DASH！！DASH島に俺達の基地がついに完成！SP
15.3% 22:00-22:30 NTV おしゃれイズム
*6.0% 21:00-21:54 CX* 全力教室ラーメンは日本を救う!ラーメン王石神秀幸
11.4% 22:00-23:15 CX* Mr.サンデー
（データ引用　視聴率・番組改編ブログ、F-cast）

16日放送の第2夜は、TBSの連ドラ『S-最後の警官』にも負けてますし、鉄腕DASHの後番組『おしゃれイズム』にも勝てていません。
これは確かに悲しい結果ですね…。

ここでちょっと疑問に思うのは、テレビ番組の制作で“赤字”というのは何を指していうのか、ということです。
例えば映画なら、制作費に見合った興行収入が得られなければ赤字ということでわかりやすいんですが、テレビ番組はそれ自体がお金を生むものではありません。
視聴率が低いとCM収入も減る、というものなのかとも思いますが、先日の芦田愛菜ちゃん主演のドラマ『明日、ママがいない』のCM自粛騒動の際、CM出稿は番組ごとに決まるわけではないと報じられていました。
なので、CM自粛をスポンサーが決めてもテレビ局にダメージはない、と。

※詳しくはコチラ。
→ 『明日、ママがいない』のCM枠料金は1クール1社1億円！スポンサーが“金返せ！”

『明日ママ』の場合、スポンサーは“水曜22時枠”を買っているのだ、とのことでした。
『宮本武蔵』は特番でしたが、スポンサーが時間枠でCM出稿しているのだとしたら、やっぱり視聴率で直接CM収入が減るというわけではないのでは、という気がしますよね。
トータルで見て、視聴率が悪ければ後々のCM出稿に響いてくるのでしょうけど、ここでいうところの“最終的には約5000万円の赤字額”というのはなんのことなのか…不思議です。

元々テレ朝側で決めていた予算を5000万円オーバーしたということなんでしょうか？
それならなんとなくわかりますが、それを“赤字”と表現されると、いかにもこのドラマそのもので損が出たようなイメージになっちゃいませんか？
まあいいんですけど。
さらに、木村さんへのギャラ3000万円と番宣のギャラ1000万円が追加で出ていくわけですから、トータル9000万円の赤字、予算オーバーということですね、多分。

好きな俳優、嫌いな俳優ランキング！嫌い1位に木村拓哉、好き1位は堺雅人
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
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制作費は大幅に予算オーバーしたのに、視聴率は予測を大きく下回ってしまった『宮本武蔵』。
その影響も多少はあったのでしょうか、年度視聴率争いで、テレ朝は日テレに負けてしまいましたね。

→ 日テレ逆転２冠　１３年度視聴率

年間の視聴率王争いは、長いことフジテレビが一強だったんですが、フジが衰退してから争いがちょっと面白くなってきてます。
日テレとテレ朝のデッドヒート、次は2014年の年間視聴率王ですが、どちらが勝つのでしょうか。
楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。