[ 46473 ]
メタいこと言うと兵器でキャラが死んだことはほとんどない。兵器はいわばかませ犬
会長+兵器だから殺せた　というのがマンガ的に正しい解釈だと思う
だけど兵器で王が死んだことがマンガの論理を狂わせたこともまた正しい
仏が無力なのに核兵器を抱えた神風で殺せることを議論することは我々読者の仕事

[ 46475 ]
長く人類最強の座に君臨し続け、それに満たされない気持ちを抱えていたネテロは、コルトから聞いた王の強さに己の花道を見出して決闘を望み、それと同時にいち武闘家・いちハンターではなく、専門家集団のトップの責務として蟻討伐もしなきゃならんから、前者(願望)を満たした後に後者(義務)を確実に果たすため、自爆という形で薔薇を投入したんだろう

大量殺戮兵器の運用という重大事項ではあるが、未曾有のバイオハザード相手に協会のトップが自爆という形で投入したとなれば、世論も反発しないだろうし


もしネテロが王との戦いを望まず、あくまで蟻討伐を危険生物の駆除としか考えていなかったら、とりあえず少数精鋭主義ではなくある程度の規模の部隊をぶつけ、被害が大きく表沙汰になって大量破壊兵器を導入しても誰も文句言えない位になったところで堂々とぶち込む、みたいな手を使って、結果的には蟻の王を薔薇で始末するにしても、作中の展開より遥かに犠牲が増えそうではある

[ 46476 ]
ここで薔薇ではなくゴンさん的なアレでピトーはともかく王まで倒しちゃったら、それこそドラゴンボールだしなぁ・・・

[ 46477 ]
大虐殺が始まったら負けと言ってるのに数百万の国民の前で薔薇使えないでしょ
王を遠くへ連れて行く必要があって爆弾を落とすにしても足止めしなきゃいけないんだから犠牲は必要、犠牲になるんだったらせっかくだし全力で戦いたい（瞬殺されると遠くへ連れていけないし）って考える

[ 46480 ]
>46475
前半の意見は同意見だが、後半の意見は少しずれていると思う
ネテロが核実験場を選んだのは国際条約で禁止されている薔薇を使用した事を隠蔽する目的で選んだ。仮に事実が露呈した場合、政府に独断で使用に踏み切ったとされハンター協会そのものが信用を失う蓋然性が高い。世論に関しても、反発しないという蓋然性は低い。民衆がどれだけ蟻達の脅威を理解できるか怪しいところ。民衆が知る脅威は精々念を碌に修めていない師団長程度であるし、それらもおそらくハンター達追い返した事で対処は難しくないと判断されているだろう。つまり、民衆達が知る事ができる情報では大量破壊兵器を使用するほどの脅威ではないと認識される。場合によっては、ハンターそのものが蟻よりも脅威とされるかもしれない

ネテロが少数精鋭で挑んだのは、敵方に戦力を吸収されるおそれがあったため。仮にその手段を選んだ場合、敵の軍勢は膨れ上がり、王を確実に葬る事が相当難しくなる。繭人間達が羽化したと同等の脅威となるだろう。そして、もし王を討ったとしても次は師団長達が王国を造るために拡散する。犠牲が増えるという事については同意だが、下手をすれば一国どころか大陸規模で薔薇を使用しなくてはならないかもしれない。その後は嘘だろうと蟻が潜んでいるとされれば薔薇を使う口実にされ、世界規模で人間同士の紛争に発展する可能性もあるところがおそろしいところである。　

[ 46481 ]
※46480
46475を書いた者だが、後半は、結果論ではあるがあえて「薔薇じゃなきゃ王を倒せない」という前提だとしたらの戦術だ
つまり最悪の事態を想定した首都放棄フェーズと思ってくれてよい

蟻の危険性が広く世界に知れ渡っていなければ、当然大量破壊兵器なんて選択肢はないゆえ、ならばその選択肢を早期に引きずり出すために、「ヘタな戦力は敵に吸収される」といった危険性までも衆目に晒すために逆に少数精鋭主義をとらず、あえて犠牲を増やすという手段だ
と、いうか、結果的にそうなる可能大

無論、そうなれば、貴方のおっしゃる通り王が倒れても護衛や師団長が新たな王になるし、薔薇使用を口実に、世界規模で人間同士の紛争に発展する可能性もある

だが、いずれにせよ「薔薇以外で王と護衛を倒せない」という大前提で考えるなら、リスク覚悟でそういう戦術をとらざるを得ないか、あるいは意図せずとも結果的にそうならざるを得ない顛末になりかねない
何しろ相手は、人類最強の念使いですらタイマンでも正攻法では倒せない相手なのだから

王を倒す手段が薔薇以外になかったとしたら、ネテロが、まだ蟻軍勢の規模が小さい内に自爆という手段も視野に入れた上で、敵戦力への吸収を考えた上で少数精鋭主義で短期決戦のぞんだのであれば、未曾有のバイオハザードはおろかそれにともなう国際的な混乱をも未然に防いだ意味でも非常に大きな結果を残したと言える
まさしく、人類の救世主といえる所業だっただろう

[ 46482 ]
もっと肝心なのは、王が人間との共存を語ったときに、高官との面会が出てきて、最初から問答無用に抹殺は決められていると会話を拒否して攻撃し続けたシーンじゃないか？

人類最強と言ってよかったネテロも、政府高官の前では使い捨ての、絶対服従の駒でしかない。
北斗の拳で、特殊部隊も政府高官のブタどもの前ではドアマットだったように。

そんな、人間存在の不条理を語るためじゃないか？
特に、パームが「人間は残酷よ」と、薔薇の毒を語る前に人間の、極度の貧富差や虐殺をわざわざ描いたこともそれに響きあう。

[ 46483 ]
ハンター協会に資金が流れ込んでいたのではないか？＜高官との話

[ 46484 ]
いずれにせよネテロが無理をしなくては犠牲が拡大する一方だったろうし、ネテロ本人も無理してでも王と戦いたかったことには違いない

ネテロは己の死に場所を見付けたんだよ、きっと

[ 46488 ]
ぶっちゃけ協会のせい

[ 46497 ]
小型の量産爆弾>>>>世界最高クラスの念能力者
って時点でもう終わってるだろこの作品

[ 46498 ]
ただの爆弾じゃなくて人類の悪意の象徴として出てきた大量殺戮兵器だからいいんだよ
DBとかその手の漫画じゃないんだし

ホントに終わってんのは選挙編

[ 46502 ]
念能力<<<兵器は能力バトル漫画()に対する冨樫流の皮肉だろ

[ 46507 ]
例えネテロのバラがノブナガを襲っても、４メートル以内に入れば、爆風も毒も切り捨てるから、ノブナガの勝ち

[ 46508 ]
作中屈指のパワーキャラのウボォーギンの必殺技が小型ミサイルくらいの強さなんでしょ
格爆弾を地下施設で使ったら堅で部分ガードできないから念が強くてもひとたまりも無いだろうな

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