「ウルトラマン」がマレーシアで「禁書」になった理由
1 : 名無しさん[sage] :2014/04/03(木)17:27:05 ID:OJZU3jntp
ラッセル・クロウ主演の 米映画「ノア 約束の舟」(米で3月28日公開)がイスラム教の教えに反し、預言者ノアを偶像化しているとして、アラブ諸国で上映禁止となった。また、マレーシア政府は「ウルトラマン」のマレー語版コミック本を発行禁止にした。キャラクターを「アラー(神)」になぞらえたことが「公共の秩序に有害」と判断したためだ。文化に対する“姿勢”は、イスラム社会の現状も浮かび上がらせている。
イスラムだけでなくキリスト教からも反発の声
「ノア約束の舟」は、旧約聖書に登場する洪水伝説「ノアの方舟」を題材としている。ロイター通信によると、3月8日、配給会社パラマウント・ピクチャーズの担当者は3月8日、一部のアラブ諸国で宗教的な理由によって上映禁止となったことを明らかにした。
また、エジプトのイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルが、この映画がイスラム教の教えに反し、預言者ノアを偶像化しているとして、エジプトでの上映を禁止すべきだとする声明を出した。今後、イスラム圏でほかに追随する国が出てくる可能性もありそうだ。
イスラム教は偶像崇拝を厳しく禁じている。アラーや預言者ムハンマドを描いたり演じたり、その彫像をつくることは許されていない。一方でイスラム教は旧約聖書の預言者らを認めており、中でもノアは重要な預言者とみなされる。
パラマウント・ピクチャーズの担当者はロイター通信に対して、「カタール、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)の検閲当局者が、『ノア約束の舟』が上映されないことを正式に確認した」とし、理由は「イスラム教の教えに反する」ためと説明した。エジプト、ヨルダン、クウェートでも禁止措置が取られる見通しだと語ったという。
ただ、この映画への反発はイスラム圏にとどまらない。フランス公共ラジオによると、米国内の一部キリスト教機関の間でもノアの描写が不適切との反発が出ている。たとえば、ノアの家族構成が映画で「妻と3人の息子、そして息子の妻1人」となっており、聖書の事実と異なっている。また、動物の方が人間よりもはるかに重要であるという環境保護主義の思想が強調されているとする指摘もある。
聖書からテーマを取ったハリウッドのエンターテインメント映画は、キリスト教の伝道につながるのではと考えたりもするが、信仰においてはそんな単純な話では済まないようだ。
ウルトラマンの“入国”認めず?
一方、日本発の特撮人気ヒーロー「ウルトラマン」もイスラム世界で“ダメ出し”をされた。マレーシア政府が今年2月、「ウルトラマン」のマレー語版コミック本の一部を禁書指定したのである。国営ベルナマ通信によると、輸入および発行した者は最高3年の禁錮刑が科されるという。地元メディアは、ウルトラマンのすごさを表す際に「アラー」をなぞらえたことが禁書の理由としている。
禁書となったのは「ウルトラマンザ・ウルトラパワー」。政府は禁書の理由に関し、公共の秩序をおとしめる内容が含まれているとしか説明していないが、同書は「登場するキャラクターのうちウルトラマンキングがウルトラヒーローの最年長だとし「『アラー』と見なされ、尊敬されている」と紹介していた。
イスラム教を国教としているマレーシアでは、「アラー」使用の厳格化を求める声が強まっており、裁判所から「神」の訳語に「アラー」の使用を禁じられたキリスト教徒が反発するなど、社会問題化している。今回のウルトラマンをめぐっても「子供たちのアイドルのウルトラマンとアラーが結びつけられると、子供の頭が混乱する」「イスラム教徒の子供の信仰心が損なわれかねない」との懸念が一部であったようだ。
ただ、マレーシア内務省のウェブサイトにこのコミック本を含む発禁本一覧が掲載された3月7日、インターネット上では、「行き過ぎた検閲行為を象徴する動きだ」として、当局を軽蔑する言葉が飛び交った。ロイター通信によると「マレーシア政府を見くびってはいけない。スーパーヒーローの入国さえ止められるのだ」と揶揄(やゆ)するツイッターへの書き込みもあった。
政府内の一部からも今回の発禁処分を疑問視する声が上がった。カイリー・ジャマルディン青年・スポーツ相は「ウルトラマンの何が問題なのか」と首をかしげたという。
全文
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140328/waf14032814180018-n1.htm
ラッセル・クロウ主演の 米映画「ノア 約束の舟」(米で3月28日公開)がイスラム教の教えに反し、預言者ノアを偶像化しているとして、アラブ諸国で上映禁止となった。また、マレーシア政府は「ウルトラマン」のマレー語版コミック本を発行禁止にした。キャラクターを「アラー(神)」になぞらえたことが「公共の秩序に有害」と判断したためだ。文化に対する“姿勢”は、イスラム社会の現状も浮かび上がらせている。
イスラムだけでなくキリスト教からも反発の声
「ノア約束の舟」は、旧約聖書に登場する洪水伝説「ノアの方舟」を題材としている。ロイター通信によると、3月8日、配給会社パラマウント・ピクチャーズの担当者は3月8日、一部のアラブ諸国で宗教的な理由によって上映禁止となったことを明らかにした。
また、エジプトのイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルが、この映画がイスラム教の教えに反し、預言者ノアを偶像化しているとして、エジプトでの上映を禁止すべきだとする声明を出した。今後、イスラム圏でほかに追随する国が出てくる可能性もありそうだ。
イスラム教は偶像崇拝を厳しく禁じている。アラーや預言者ムハンマドを描いたり演じたり、その彫像をつくることは許されていない。一方でイスラム教は旧約聖書の預言者らを認めており、中でもノアは重要な預言者とみなされる。
パラマウント・ピクチャーズの担当者はロイター通信に対して、「カタール、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)の検閲当局者が、『ノア約束の舟』が上映されないことを正式に確認した」とし、理由は「イスラム教の教えに反する」ためと説明した。エジプト、ヨルダン、クウェートでも禁止措置が取られる見通しだと語ったという。
ただ、この映画への反発はイスラム圏にとどまらない。フランス公共ラジオによると、米国内の一部キリスト教機関の間でもノアの描写が不適切との反発が出ている。たとえば、ノアの家族構成が映画で「妻と3人の息子、そして息子の妻1人」となっており、聖書の事実と異なっている。また、動物の方が人間よりもはるかに重要であるという環境保護主義の思想が強調されているとする指摘もある。
聖書からテーマを取ったハリウッドのエンターテインメント映画は、キリスト教の伝道につながるのではと考えたりもするが、信仰においてはそんな単純な話では済まないようだ。
ウルトラマンの“入国”認めず?
一方、日本発の特撮人気ヒーロー「ウルトラマン」もイスラム世界で“ダメ出し”をされた。マレーシア政府が今年2月、「ウルトラマン」のマレー語版コミック本の一部を禁書指定したのである。国営ベルナマ通信によると、輸入および発行した者は最高3年の禁錮刑が科されるという。地元メディアは、ウルトラマンのすごさを表す際に「アラー」をなぞらえたことが禁書の理由としている。
禁書となったのは「ウルトラマンザ・ウルトラパワー」。政府は禁書の理由に関し、公共の秩序をおとしめる内容が含まれているとしか説明していないが、同書は「登場するキャラクターのうちウルトラマンキングがウルトラヒーローの最年長だとし「『アラー』と見なされ、尊敬されている」と紹介していた。
イスラム教を国教としているマレーシアでは、「アラー」使用の厳格化を求める声が強まっており、裁判所から「神」の訳語に「アラー」の使用を禁じられたキリスト教徒が反発するなど、社会問題化している。今回のウルトラマンをめぐっても「子供たちのアイドルのウルトラマンとアラーが結びつけられると、子供の頭が混乱する」「イスラム教徒の子供の信仰心が損なわれかねない」との懸念が一部であったようだ。
ただ、マレーシア内務省のウェブサイトにこのコミック本を含む発禁本一覧が掲載された3月7日、インターネット上では、「行き過ぎた検閲行為を象徴する動きだ」として、当局を軽蔑する言葉が飛び交った。ロイター通信によると「マレーシア政府を見くびってはいけない。スーパーヒーローの入国さえ止められるのだ」と揶揄(やゆ)するツイッターへの書き込みもあった。
政府内の一部からも今回の発禁処分を疑問視する声が上がった。カイリー・ジャマルディン青年・スポーツ相は「ウルトラマンの何が問題なのか」と首をかしげたという。
全文
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140328/waf14032814180018-n1.htm
転載元スレッド:http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1396513625/
「ウルトラマン」がマレーシアで「禁書」になった理由
「ウルトラマン」がマレーシアで「禁書」になった理由
2 : 名無しさん :2014/04/03(木)17:28:08 ID:HfIWZsdcG
あらー
4 : 名無しさん :2014/04/03(木)17:32:59 ID:n7PRUcGwi
長い
誰か三行で
6 : 名無しさん :2014/04/03(木)17:37:04 ID:RNcDQD2hh
>>4
ウルトラマン・アッラーが
イスラム諸国で
大人気
長い
誰か三行で
6 : 名無しさん :2014/04/03(木)17:37:04 ID:RNcDQD2hh
>>4
ウルトラマン・アッラーが
イスラム諸国で
大人気
8 : 名無しさん :2014/04/03(木)18:55:31 ID:ZnpQGZBl9
ウルトラマンキングがアラーと見なされている
そんな設定あったっけ?
9 : 名無しさん[sage] :2014/04/03(木)18:58:13 ID:38atAjaCl
ウルトラマンをアッラーに例えたやつがやりすぎなわけで
ウルトラマン自体にそんな設定はどこにもない…よな?
10 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:14:16 ID:nM5XA1zHP
ようは、アッラー(神)が人と同じ身体を持つってのがマズイらしいね。
それに神さまって形のある具現化された存在じゃ無い。
日本の八百万の神だって、具現化してるけど、分かりやすくしてるだけであって本当に腕や足があり歩いたりするわけじゃないんだよ。
だいたい、神さまには、具体的な身体なんてなく喋ったり笑ったりしないんだよ。
でも居るんだよって言って理解出来る人間がどれぐらいいると思ってんの?
11 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:15:24 ID:LftqLIr2A
ハヌマーンはよくてアラッーはダメなのね
12 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:17:00 ID:EFDd34WER
日本には来ないでくださいね\(^o^)/
こういう作品が日本には沢山あるんで\(^o^)/
移民するならイギリスへ!!
13 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:19:10 ID:m9IC1Evii
まぁしょうがねーけどよ
裏で出回って高くなっちゃうんだよ
14 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:19:20 ID:hUo9bk5RX
あれってウルトラのオヤジの説明に一族の絶対的な存在で
例えればアッラーみたいなものとか書いたんだっけ?
要するにそんな一文勝手に付け足したバカが一番悪い
15 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:20:19 ID:6MBxbCt4a
ウルトラマンキングは神みたいに崇められている→神=アラーと訳したのが一番の問題か?
神やら何やらは翻訳のときに齟齬が出やすい
上手い例えが思い付かんが、天皇を訳すとエンペラーになって日本人首を傾げる的な
16 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:29:40 ID:p8Wk5AmtR
太平洋戦争中に日本で「ウルトラマンキングは天皇」って言っちゃったような感じかな
17 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:32:00 ID:nM5XA1zHP
>>16
微妙に違う。
神さまに身体があるって言ったようなもん。
18 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:33:40 ID:DS0jwwFoc
>>16
現地の編集者の所為ですから。
敵性言語は統制ダー!ヒャッハー!ってやらかしたアカ日みたいですねW
太平洋戦争中に日本で「ウルトラマンキングは天皇」って言っちゃったような感じかな
17 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:32:00 ID:nM5XA1zHP
>>16
微妙に違う。
神さまに身体があるって言ったようなもん。
18 : 名無しさん :2014/04/03(木)19:33:40 ID:DS0jwwFoc
>>16
現地の編集者の所為ですから。
敵性言語は統制ダー!ヒャッハー!ってやらかしたアカ日みたいですねW
19 : 名無しさん[sage] :2014/04/03(木)19:35:18 ID:lH8IqMOC3
ウルトラマンキングがウルトラマン達の中でも神に等しい存在とされている。と言う設定は元からあるみたいね
それを翻訳の際に勝手にアッラーって訳しちゃったんだろう
アッラー以外の「神」に相当する言葉はなかったのかねぇ
気になるAmazonの本
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