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れんげ「ほたるんは座談会いかないのん?」

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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:01:38.73 ID:YqZ6tIv40




夏海「今週、街に出るの楽しみだよなー」



小毬「はあ…あんたはどうせ食べ物目当てでしょうが」



れんげ「うちも楽しみなん!むっふー」



蛍「あれ、みなさんどこかお出かけなさるんですか?」



小毬「どこかって半年に一遍の座談会だよ…?」



蛍「…?」



蛍「…」



蛍「座談会?」



れんげ「もしかして、ほたるんは座談会いかないのん?」








5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:05:06.32 ID:YqZ6tIv40




蛍「えっと…あの、座談会って一体…?」



夏海「一体って、座談会は座談会でしょ」



蛍「はあ…なにかをお話しするんでしょうか」



夏海「っていうか、ありがたいお話を聞く感じかなー」



小毬「聖教新聞にもお知らせ出てたよ?」



蛍「へ…?」



れんげ「ほたるん、新聞読まないん?」



蛍「いや読むというか読まないというか…」








9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:09:18.92 ID:YqZ6tIv40




夏海「はっはーん、なるほどねえ」

蛍「え?」



夏海「いやまあわかるよ」



夏海「引っ越してきたばかりだから、まだ聖教新聞が届くようにしてないってことかー」



小毬「ああ、それなら仕方ないかも」



れんげ「仕方ないのん」



小毬「じゃあ、うちでとってる新聞おすそ分けしてあげるよ」



蛍「いや、でも…その…」



夏海「ああ、気にしなくたっていいよ。うちはさぁ、30部購読してるから」



蛍「は、はあ」



れんげ「越谷家、すごいのん!」








11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:13:43.21 ID:YqZ6tIv40




夏海「じゃあ、明日から学校にもってきてあげるよ」



蛍「えっと…いや、別に」



小毬「あれ…もしかしていらないの…?そっか…」



小毬「なんか残念だよ」



蛍「…!!」



蛍「えっと、じゃあ…」



蛍「新聞いただきます…」



夏海「にひひ、最初からそう言ってればいいのに」



小毬「じゃあ、もってきてあげるね」








12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:17:29.87 ID:YqZ6tIv40




蛍「えっと、わざわざありがとうございます」



れんげ「助け合いの精神なのん!」



夏海「てっことはさー、ほたるんも座談会出るんだよね?」



蛍「え?いや…その…」



小毬「次の日曜日だよ、大丈夫?」



夏海「予定…とかいれてたりしないよね?」



蛍「はい、予定はないんですが」



夏海「うん?なにか都合の悪いことでもあるの?」



蛍「あのですね…その…」



れんげ「…!わかったのん!」



蛍「ひゃ!」



れんげ「ほたるん、引っ越してきたばかりだから会館の場所わからないのんね」



夏海「ははー、なるー」



蛍「へ?」








13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:21:16.30 ID:YqZ6tIv40




小毬「じゃあ、うちらと一緒にいく?」

夏海「あーそれいいかも」

れんげ「みんなでいくん!」



蛍「は、はあ」



小毬「あ、ほたるんが嫌だったら別にいいんだよ?」



夏海「いやいや、まさか座談会いかないとかありえないっしょー」



れんげ「地獄におちるん!」



小毬「まあまあ」



小毬「で、さあ」



小毬「どうすんのさあ?」



蛍「…その、私…」








14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:24:10.04 ID:YqZ6tIv40




れんげ「ほたるん、いかないん?」



夏海「はーあ」



小毬「これから何年間、ここに住んで、うちらと一緒にいるか知らないけど」



小毬「うちらは、みーんな、座談会いくんだよね」



小毬「で、ほたるんだけいかない…みたいな?」



蛍「いや、そういうつもりじゃなくて」



夏海「っていうか、聖教新聞読んでないっておかしくない?」



夏海「れんちょんでも読んでるのに」



れんげ「聖教新聞おもしろいのん!」








17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:27:08.77 ID:YqZ6tIv40




蛍「だって…その…うっ…」



小毬「…はあ、いや別にいいよ?」



夏海「ほたるんちって、お金持ちっぽいからいっぱい購読してると思ったのになー」



蛍「…あ、あの」



小毬「まっ、いいか…みんな外でボール遊びしよー」



れんげ「中当てがしたいのんな!」



夏海「おっ、じゃあ外いこーぜ」








21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:32:36.46 ID:YqZ6tIv40




れんげ「いくのんな!よけられるもんならよけてみんしゃい!」



夏海「ほほー、なるほどー、なかなかいい球投げますなー」



蛍「…」



夏海「おりゃー!」



小毬「ちょ、危ないじゃん!」



蛍「あの…」



小毬「ふえー、服が汚れちゃったよ…」



れんげ「こまちゃん、あわれなのん」



蛍「…ちょ、みなさん…」








24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:38:12.54 ID:YqZ6tIv40




小毬「あー、もう!」



れんげ「こまちゃん、おこってるん?」



蛍「…」



夏海「ははは」



蛍「…あの…」



れんげ「うちのスーパースローイングみるのんな!」



蛍「あの、どうして…」



小毬「れんちょん、そんな投げ方したら」



蛍「どうして、私のランドセルで中当てしてるんですか!?」



小毬「あーあ、中身バラバラになっちゃったよ」








25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:42:29.20 ID:YqZ6tIv40




れんげ「これじゃ使い物にならないのん」



夏海「っていうか、れんちょんのせいだからね」



れんげ「うち、わるくないのん!」



小毬「まあまあ、とりあえずこれ捨てて普通のボールもってこようか」



蛍「ちょ、や、やめてくださいよ!」



小毬「…」



夏海「…」



れんげ「…」



小毬「ああ、ほたるん」



夏海「うへぇっ!いつからいたの?」



れんげ「気づかなかったのん」








27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:47:21.62 ID:YqZ6tIv40




蛍「ちょっと、ひどいじゃないですか…」



蛍「な、なんでこんなことを」



小毬「うんごめん、ほたるんがいたことに気が付かないなんて…」



蛍「いや、じゃなくて、なんで私のランドセルをボール代わりに」



夏海「は?」



れんげ「…」



れんげ「!!!」



れんげ「おお!確かに、うちらの投げてたん、ボールじゃなくてランドセルなのん」



夏海「うは!マジだ!」



小毬「気が付かなかったわ」








31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:52:43.01 ID:YqZ6tIv40




蛍「えっと、みなさん、いったい何を…」



小毬「ほたるん、ごめんなさい」



夏海「悪気はなかったんだよ、うちらにもさ」



れんげ「不慮の事故なのねん」



夏海「まさかさー、誰かにチクったりしないよね」



れんげ「チクるっていっても、先生うちのねーねーなんな」



小毬「悪気はなかったっていってるのに」



蛍「わ、わかりましたよ…」



蛍「悪気がなかったなら仕方ないですよね…」








33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 20:57:51.59 ID:YqZ6tIv40




小毬「で、どうするか決めた?」



蛍「はい…?」



夏海「いや、だからさー座談会いくかどうか決めたかってこと」



蛍「いやでも私ですね」



れんげ「ここに新しいボールがあるん!中当て再開するん!」



蛍「それ、私の運動着袋じゃないですか!」



夏海「中当てにも飽きたしサッカーでもするか」



れんげ「それもいいのん」



小毬「で、どうする?」



蛍「…」








36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:03:25.08 ID:YqZ6tIv40




夏海「ちょ、だまっちゃったじゃん」



小毬「はあ…」



蛍「…」



夏海「あれ?なんだろバグったかなー」



夏海「たたけば直るかも」



蛍「…や、やめてください」



夏海「お、動いた」



れんげ「はやく、新しいボールでサッカーするん!」



小毬「ごめんね、れんちょん、いまほたるん待ちだから」



れんげ「はやくしてほしいのんな」








39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:09:01.79 ID:YqZ6tIv40




蛍「…」



小毬「で?」



蛍「い、いきます」



蛍「座談会に、みなさんと一緒にいきます」



夏海「おおー」



小毬「うんうん」



れんげ「ほたるんとも、日曜日遊べるん!」



小毬「最初からそういえばよかったのに」








44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:14:57.46 ID:YqZ6tIv40




れんげ「はやくサッカー…おおっ!」



夏海「おお、どうしたれんちょん」



れんげ「これ、ボールじゃないのん!ほたるんの運動着なのん!」



夏海「マジだ!気が付かなかった」



小毬「危うく、それでサッカーするところだったわね」



蛍「ははは…」



れんげ「すんでのところで気が付いたうちにほたるんは感謝するべきなのん」



蛍「れんちょん、ありがとね…」








47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:19:26.68 ID:YqZ6tIv40




蛍「で、日曜日どうすればいいんでしょうか」



夏海「ああ、最寄りの会館がここから3時間のところにあるからね」



夏海「家族みんなで普通はいくんだけど、今回は」



小毬「今回はみんなでバスと電車使っていきましょう」



れんげ「遠足みたいなのん」



小毬「ま、だから朝7時にいつものバス停に集合って感じで」



蛍「わかりました」



夏海「そろそろ授業はじまるからもどろっかー」



小毬「そうねいきましょ」








48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:24:08.33 ID:YqZ6tIv40




小毬「じゃあ、ほたるん、明日聖教新聞もってきてあげるから」



蛍「はい」



夏海「ひひひー、じゃあね、また明日」



蛍「はい、さようならです」



れんげ「…」



蛍「…?」



れんげ「…」



蛍「あの、どうしたの、れんちょん?」



れんげ「ほたるん、このあとうちにくるん」



蛍「遊ぶの?」



れんげ「いいから」



れんげ「みつからないようにくるのんな」








50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:30:52.17 ID:YqZ6tIv40




蛍「みつからないようにって、誰に…」



れんげ「一回、普通に帰って、しばらくしてからくるのん」



蛍「え?」



れんげ「変装して、だれにもみられないようにしてくるん」



蛍「れんちょん?どういうこと?」



れんげ「話したいことがあるのん」



蛍「はなしたいこと?」



れんげ「この姿もみられたらまずいのん」



蛍「…」



れんげ「じゃあそういうことでおねがいするのん」








53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:36:11.64 ID:YqZ6tIv40




蛍「言われた通り来たけど…」



れんげ「誰にもみられてないん?」



蛍「うん、多分…」



れんげ「じゃあはやく、うちにはいるのん」



蛍「で、いったい、こんな風に呼び出してどうしたんですか?」



れんげ「わからないのん?」



蛍「え…いったい…」



れんげ「まずあやまりたいんよ」



蛍「?」



れんげ「今日のこと、ほたるん、きっと怒ってるん」








59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:44:23.58 ID:YqZ6tIv40




蛍「あ、いや、でも」



れんげ「うちもほたるんと同じなのん」



蛍「え?」



れんげ「しかたなかったん」



れんげ「うち、弱い人間だからああするしかなかったん」



蛍「ど、どうしたの?私と同じって…」



れんげ「うちも、あの二人にいじめられて仕方なかったん」



蛍「え?れ、れんちょん、いじめられてたの?」








63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:50:07.76 ID:YqZ6tIv40




れんげ「ほたるん、創価学会ってしってるん?」



蛍「ええ、まあ、今日も散々」



れんげ「見ての通り、あの二人は熱心な学会員なん」



れんげ「というか、越谷家が熱心な学会員なん」



蛍「はあ」



れんげ「うちは田舎にすんでるって知ってるん」



れんげ「田舎だと人付き合いって大事なん」



れんげ「それを利用して越谷家は創価の勢力をのばしたん」



蛍「そうなんですか」








70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 21:56:36.11 ID:YqZ6tIv40




れんげ「あの一家はなんでもやるん」



れんげ「ある時は不審火が相次いだことがあったん」



れんげ「学会に入らないからだ、信心がないからだ」



れんげ「そういってあの一家は、不審火が起きた家をせめたのん」



れんげ「一週間もしたら、火が出た家は全部創価に入信したのんな」



蛍「う…」



れんげ「具、いるん」



蛍「え?」



れんげ「前にみせたのん」



蛍「ああ、あのタヌキ」



れんげ「二代目なのん」








75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:02:52.45 ID:YqZ6tIv40




蛍「に、二代目って…」



れんげ「一代目は死んだのん」



蛍「そうなんですか、かわいそうに」



れんげ「ほたるんほたるん、動物って普通どういう風に死ぬん?」



蛍「どういう風にって…」



れんげ「たとえばでいいん」



蛍「そうですね、病気とか、ほかの動物さんと戦ってそれで負けたり、あとは車にひかれてっていうのも」



れんげ「じゃあな、じゃあな」



蛍「うん?」



れんげ「手足頭バラバラに裂かれて皮をむかれて、家の前の柵に刺さって死ぬなんてことあるん?」








83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:10:09.16 ID:YqZ6tIv40




蛍「え…?」

れんげ「一代目はそうやって死んだのん」



蛍「いやさすがにそんな死に方は不自然というか、誰かに殺されたとしか」



れんげ「…」



れんげ「なんでなん?」



蛍「なんでって」



れんげ「うちが二人の座談会の誘いを断った翌日に具一代目はそういう目にあったんよ」



れんげ「たたりだ、不信心者に祟りがあたったんだ」



れんげ「越谷家はそういってきたん」



れんげ「かずねーはそれからげっそりしたん」








86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:15:12.26 ID:YqZ6tIv40




れんげ「うちがどうしたん?ってきいてもなんでもないってこたえるん」



れんげ「でも、絶対におかしいんよ!」



れんげ「そのあと、仏壇が新しくなったん。古いのは越谷家によって壊されたん」



れんげ「そんな余裕なんてないのに、ひかねーを東京の高校へいれたん」



れんげ「なんでだとおもうん」



れんげ「多分、家族みんな越谷家が怖かったんよ」








90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:20:29.28 ID:YqZ6tIv40




蛍「そんなことが…」



れんげ「ほたるんがくるまで、うちの学校、うち以外みんな越谷家だったん」



れんげ「だから怖くて逆らえなかったん」



れんげ「聖教新聞も読んだし、座談会っていうのにも出たん」



れんげ「でないと、また具が死んじゃうん!」



蛍「…」








92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:25:47.40 ID:YqZ6tIv40




れんげ「でもほたるんがきて、状況が変わったん!」



れんげ「何かを変えられるかもしれないん!」



れんげ「でも今日は勇気がでなかったん」



れんげ「あそこで立ち向かえなかったん」



蛍「れんちょん…」








95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:30:14.71 ID:YqZ6tIv40




れんげ「今は違うん!」



れんげ「かずねーもいれれば3対3(兄含む)になるん!」



れんげ「ほたるんと一緒なら変えられるかもしれないん!」



蛍「それで、私はいったいどうすれば…」



れんげ「簡単なん!」



れんげ「あの二人に反抗すればいいのん」








99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:33:16.10 ID:YqZ6tIv40




れんげ「たとえば明日の朝、新聞渡されたらクシャクシャにまるめて捨てればいいのん」



蛍「でもそんなことしたら」



れんげ「うちも味方なん」



れんげ「二人だったら勝てるん」



蛍「わかりました…」








104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:37:22.48 ID:YqZ6tIv40




れんげ「越谷家にも痛い目みせないとダメなんよ」



れんげ「はじめはうまくいかないかもしれないん」



れんげ「でも、そのうち、うちらが優勢になるんよきっと」



蛍「うん…」



れんげ「うちはこっそりとしかはじめのうちはサポートできないん」



れんげ「でもうちはほたるんの味方なん!」








107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:42:14.67 ID:YqZ6tIv40




れんげ「きっと、このままあの一家を放っておけば、同じようなことが繰り返されるん」



れんげ「それを止めるのはうちらだけなん」



蛍「わ、わかったよ!」



れんげ「それならいいん」



れんげ「はじめのうちは、ちょっと辛いかもしれないけど耐えて頑張るのん」



蛍「うん、わかったよ頑張るよ!」



れんげ「ほたるん、頼もしいのん」








110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:47:11.38 ID:YqZ6tIv40




れんげ「じゃあ、というわけでよろしくなん」



れんげ「帰りも誰にも見られないように帰るんよ」



蛍「うん」



蛍「じゃあ、二人で頑張ろうね!」



れんげ「任せてほしいのん」



蛍「また明日、学校で!ばいばい」








112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:51:01.15 ID:YqZ6tIv40




れんげ「さようならなのん」



れんげ「…」



れんげ「…プフッ」



れんげ「プフフフフフフフフフフッ、これには笑わざるを得ませんなあ」



れんげ「プフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」








115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:54:52.13 ID:YqZ6tIv40




れんげ「みんな、出てきていいのん」



夏海「あー、やべー、ちょーおもろかったわ」



れんげ「名演技だったのん」



小毬「笑いこらえるのつらかったわ」



一穂「おいおい、お前らやりすぎんなよ、プヒャヒャヒャ」



夏海「これでも一応教師かよ、フフフフ」








119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 22:59:17.70 ID:YqZ6tIv40




れんげ「ほたるん、きっと信じ切ってるのん」



夏海「すごかったわー、れんちょん、将来は女優だな」



小毬「っていうか何よあの話、凶悪すぎでしょうが」



れんげ「とっさに思いついたん」



一穂「いやー、れんちょんは将来は小説家になれるなー」








124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/08(日) 23:05:29.87 ID:YqZ6tIv40




夏海「ふふふふ」

夏海「で、ほたるんはどれくらいもつかな」



一穂「あんまりやりすぎんなよー」



小毬「説得力が…」



夏海「まあ、田舎だとほかに楽しみがないからなー」



小毬「この前の子は半年で引っ越したわね」



れんげ「すぐに壊れないように気をつけないといけないのん」



れんげ「ほたるんファイッ!」



(終)






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アルミン「私立アルレルト中等学校」
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