『週刊漫画ゴラク』新連載、「極!!男塾」の第1話
君は「あぁ　お前は今まで何をしてきたんだ？」と風にふと問われたことはないか？
そして どこだどこだと俺の居場所を捜してしまったことだろう。
欲しいものは欲しいと言えよ！　落とした宝物を拾い拾いまくれよ！

そんな経験のある男たちに是非読んでもらいたい新連載が始まった。それが「極!!男塾」だ！
85～91年連載の「魁!!男塾」、01～10年連載の「曉!!男塾」に続く第三弾。11～12年連載の「私立極道高校2011」の最終回にて極道高校が男塾になることが発表され、本当なら13年の冒頭から始まる予定だったものが1年3ヶ月ほど遅れてようやく始まったのが当漫画なわけです。ちなみに極道高校最終回のレビュー記事は下に。
　私立極道高校2011　最終回　ビックリ仰天な結末！今度から男塾だと!?
ところで「極!!男塾」の「極」ってどう読みます？　「ごく」か「きょく」か…まさか「きわめ」じゃないよね？

巨大な民明書房ビルに乗り付けたのは江田島 元塾長。極道高校最終回に男塾を再建したものの今はやってないみたい。応対するのは創業者である大河内民明丸じゃないですか！ 懐かしー！「天下無双 江田島平八伝」とかに出てましたね。相談するのは他でもない、今 日本は国家存亡の危機にあるというのだ…

元塾長(「元」があると別人に思えることから以後「塾長」にします)のもとに昨日、総理が訪れて大事件を話し始めた。現在、日本上空の宇宙空間には「スサノヲ」を名乗る宇宙人の大宇宙船が来ておりメッセージを伝えてきたのだ。

スサノヲは宇宙で長い間 未知なるパワーを捜し求めていた。そして遂に見つけたのが日本人のタマタマ。ここに宿る"大和魂"のパワーは絶大で、1コ食べるや(股間に)活力が溢れてはち切れんばかりにみなぎるのだ。そしてヤツは全日本男子のタマタマを狩り集めることを宣告してきたのだ！

なんということでしょう！　日本人の男性のタマタマにそんなパワーがあったなんて。ヤツは小惑星を一発で破壊できるエネルギー砲を有しており逆らっても無駄だと脅迫している。これにはアメリカも尻込みして日米安全保障外だと通達してきたんだと。え～？ もし日本が逆らって撃たれたらそれは日本どころか地球そのものが破壊されると思うんだけど関係ないってことかよ？　この場合まぁいいけどさ。
総理は困り果てたあげく訪れたのが塾長というわけ。塾長ならきっと何とかしてくれると！　その心意気に応え、来たのが民明書房なんです。

塾長はコレを刷って欲しいと差し出したものは特別召集令状という「赤神(あかがみ)」。男塾の校章に塾長の名前が書かれたシンプルなものであり、こんなので何が出来るというのだ!?　否！　これだからこそ通じるものがある！　苦楽を共に過ごした者にしかわからない絆は、年老いても変わらないのだ！　それが今、立証されます。

ここは老人ホーム。すっかり年老いてボケてしまった松尾と田沢ですが、赤神が届くや まるで別人へと早変わり。車椅子を捨てて急いで集合場所へと向かうのでした。(画像 右)

また富樫は病床のままご臨終に。けれど赤神が届いた途端に止まった心電計が動き出し、それどころか勢いよく動きすぎて爆発！　見事 生き返ったのです！