ダンテ・バスコ本人を起用して『フック』の再現動画を作ったCinefixが新しい映像を公開しました。『ジュラシック・パーク』の負傷したマルコムをのせた車で、ティラノサウルスとカーチェイスするシーンを、ダンボールとおもちゃで再現した動画をアップしたとio9が伝えているので、コタクでも紹介したいと思います。
　

水たまりが揺れるシーンは、再現動画でも緊張した雰囲気がありますね。

では、次にオリジナルとの比較動画をご覧下さい。

メイキング動画もアップされていたので、こちらも併せてお楽しみください。

段ボールで再現するとなると、様々なテクニックが必要みたいですね。興味深かったのは、水たまりが揺れるシーンのセットを、元々はペットボトルでつなぎ合わせたもので作ろうとしていたのですが、足跡の形にくり抜いた段ボールを水の張ったトレーの上に乗せる形で再現するアイディアに変更したことです。

また、サイドミラーに映ったティラノサウルスのシーンでは、鏡の形にくり抜いた段ボールに透明の板を貼り、そこからティラノサウルスを覗かせる形で撮影していたり、人形の口を釣り糸で縛って、それをタイミングに合わせて切ることで口を開いた状態にするなど、アイディアの数々が見ていて面白いですね。

Cinefixは、『フック』や『ジュラシック・パーク』以外にも、『トップガン』や子どもたちがアカデミー賞候補の再現した動画も作っています。こちらも是非チェックしてみて下さい。

Shot-for-Shot Cardboard Recreation of Jurassic Park's Epic T-Rex Chase［via io9］

（中川真知子）