スキンヘッドのニールさん、間違えて持ってきたブロンド女性のパスポートでなぜか出国
■無事に着いたは良いものの
入国審査が意外な程にてきとーだったよ!というわけでイギリスからのニュース。スキンヘッドの男性が、ブロンド女性の写真が貼ってあるパスポートを出しているのに何も問題なく出国できてしまうという出来事がありました。
さて、事件があったのは3月19日。床屋を営んでいるニール・クラロー氏(↑写真)は、友人の50歳の誕生日をお祝いするため、バーミンガム空港からスペインのベニドルムへと旅立ちました。午前7時30分発のモナーク・エアラインでは何の問題も無く飛行機は離陸、無事スペイン、アリカンテの空港へと着陸したのでした。
■なんでこれで通れたの?
さて、ベニドルムで友人と再会したニールさん。何かの拍子で彼が友人と自分のパスポートをぱらぱら見ている時、彼らは間違いに気づきました。ニールさんが持ってきたのは、なんと彼のガールフレンドであるカレンさんのパスポートだったのです。↓これね。
名前も違えば性別も違うし、おまけにこっちはふっさふさのブロンドです。彼はこうコメント。
「こんなことがあるなんて、本当に信じられないよ。」
まったくです。だって、イギリスとスペインとで、パスポートをチェックする機会は2度もあったはずなのに、両方とも普通に通っちゃったんですからね。
■ホテルでパスポートを待つはめに
さて、ホテルについてからニールさんはパスポートをスペインに送ってもらうようカレンさんに依頼しました。配送会社のミスで間違ってベルリンに運ばれちゃったり、届いた時にサインをしないといけないのでホテルから出られなかったり、70ポンドも送料がかかったりとさんざんな目には会いましたが、無事に現地の友人たちと合流し、楽しい時間を過ごすことができたようです。良かったですねえ。ただし、パスポートが届くのが遅れたために帰りの飛行機に乗れなくなってしまったニールさんに、モナーク・エアラインでは無料のチケットを発行してくれました。
さて、イギリスに戻ってきたニールさんのところへ航空会社のスタッフがやってきました。
「間違っているパスポートをそのままスルーしてしまったのは保安上の重大な過失なので、あなたのパスポートをチェックした職員は誰だか顔を見て教えてくれないか、って言うんです。でも、私はそんなことしたくなかったので、断りました。」
確かに、犯人探しよりも業務の体質を改善する方が重要でしょうしね。ニールさんも「俺、意外とふさふさに見えるのかな・・・」的なポジティブシンキングで許してあげたら良いんだと思います。
<ネタ元:Bald Neil travels on blonde girlfriend’s passport>
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