世論調査会社・韓国ギャラップが4日発表した調査結果で、朴槿恵（パク・クンヘ）大統領の国政運営に対する支持率が61%となった。1週間前の59%に比べ2ポイント上昇し、昨年10月以来6カ月ぶりに60%を突破した。韓国ギャラップが行った歴代大統領の支持率調査で、就任2年目の第2四半期（4－6月）の支持率が60%を超えたのは、朴大統領が初めてだ。これまでトップだった金泳三（キム・ヨンサム）元大統領は55%で、以下、故・金大中（キム・デジュン）元大統領（52%）、故・盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領（34%）、盧泰愚（ノ・テウ）元大統領（28%）、李明博（イ・ミョンバク）前大統領（27%）の順となっている。韓国ギャラップは「2週間前に朴大統領が規制改革をめぐる討論を主宰して以降、支持率の上昇が続き、先週のオランダ・ドイツ歴訪も影響を与えたものとみられる」と説明した。

　政党の支持率は、与党セヌリ党が43%、最大野党・新政治民主連合が27%だった。1週間前に比べると、セヌリ党の支持率は変わらず、新政治民主連合は1ポイント下落した。野党側が新党結成を発表した先月初めには、セヌリ党（39%）と新政治民主連合（31%）の支持率の差は8ポイントだった。だがその後、両党の支持率の差が次第に広がり、今回の調査では16ポイントの差となった。

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