キングジムが、マウスの底面にスキャナを搭載する「マウス型スキャナ」の新製品MSC20 を発表しました。2012年発売の従来製品
MSC10 と同じ性能で価格を安価にしたモデルです。
MSC20 はUSB 接続のマウスとして使えるとともに、スクロールホイール下のスキャンボタンを押すことでハンディスキャナとしても使用でき、書類などを専用ソフト経由でPC に保存できます。
スキャナの性能はPC の性能に依存し、解像度は最高400dpi、最大スキャンサイズはA4まで。またOCR 機能を搭載し、スキャンした文字をテキストとして保存できます。なおOCR は縦書きテキスト非対応です。
データの保存形式はPDF/JPG/BMP/PNG/XLS/DOC/TXT。保存したファイルは他のアプリケーションへのコピーやメールへの添付がダイレクトに可能です。
専用ソフトはスキャンしたデータをリアルタイム表示できるほか、データのトリミングや彩度調整などの編集機能も搭載します。
なお、スキャン範囲はマウス底面全体ではなく一部分のみのため、大きめの紙をスキャンする場合は何度もなぞる必要があります。
本体カラーは黒と白の2色。サイズは63 x 116 x 37mm、120g。ケーブル長は約1.5m。センサは1200cpi のLED。電源はUSB バスパワー。対応OS は日本語版Windows 8.1/8/7 (32bit/64bit 対応)。
価格は8000円。2014年4月25日(金)発売予定です。