毎年恒例、
ナショナル・ジオグラフィックの旅行写真コンテスト。今年は第26回目となり、現在出展作品を募集中だ。
旅行、野外、場所、瞬間の4つのテーマで、6月30日までエントリーを受け付ける。既に素晴らしい作品がエントリーされていたのでいくつか見ていくことにしよう。
エピファニー:啓示
2月にNZに旅行に行った時、夜空を撮ろうとしたが、最初の頃は一晩中月が出ており、撮影条件は良くなかった。旅の終わりに、一日中曇りだったけど夕方から晴れ上がった日があった。急いでテカポの教会まで行き、月が出る前に撮影することができた。(写真と文章:セバスチャン・ワーネッケ)
冬の洞窟
アイスランドの南東の人里離れた場所にある氷の洞窟を訪れた現地の洞窟ガイド。(写真と文章:マルチェロ・カストロ)
ノベチェント近代美術館から見るミラノのドゥオーモ(大聖堂)
美術館の客がゴシック様式の聖堂を讃えているところ。iPhoneで撮影。(写真と文章:キャスリン・シッパー)
典型的な赤い漁師小屋/レイネ(ロフォーテン)
ノルウェーのロフォーテン諸島の町、レイネの典型的な芝屋根を持つ赤い漁師小屋。(写真と文章:ソース・デイビッド)
いないないばあ
フロリダで野生動物の写真を撮るのは簡単なことではない。噛んだり刺したりする虫やら毒蛇が大量にいる上に、高温多湿だから大変なのだ。藪に向かって藪と泥と水の中を進み、巣から離れた場所にカメラをセットした。最初は巣が空なのかと思ったが、よく見ると何かが動いていた。白く美しい小さなツノが出てきたと思ったら、続いてフクロウの子のかわいらしい両目が見えた。(写真と文章:グラハム・マクジョージ)
森の灯り
フィランド、ピュハ・ルオスト国立公園の森にかかるオーロラ
(写真と文章:ニコラス・ロンメル)
春の爆発
梅が咲くと日本人は春が来たことを体感する。現代日本では桜の花見が文化として定着しているが、1300年前の奈良時代には、梅で花見をしていたそうだ。朝の梅林は美しい。まるで春が爆発しているかのようだ。(写真と文章:ヒデユキ・カタギリ)
ザ・ウェイブの鏡
大嵐の後のザ・ウェイブ。ザ・ウェイブは米アリゾナ州にある国立公園の名所である。小さな水たまりがハイカー映して完璧な鏡像となった。静かで厳粛な、完璧な日だった。(写真と文章:ニコラス・ロンメル)
氷山美術館
別の時代に居るみたいな、それか、全く違う星にいるような、そんな風景。アイスランドのバトナヨークルトル氷河の河口を通ってヨークルサルロン氷河湖を下った。氷山はここで北極海に流れ込み、海によって磨かれる。そして潮によって再びアイスランドの黒い砂浜の上に押し戻される。さながら、まるで巨大な氷山の美術館のようだ。この写真は嵐のあと、夕方に撮ったものだ。氷山の大きさはジープぐらいである。(写真と文章:サム・モリス)
光の源
幼い僧は寺院の中で本を読むのに最適の場所を知っている。ミャンマー、バガン旧市街にて。(写真と文章:マルチェロ・カストロ)
via:designyoutrust・原文翻訳:LK
ということで、締め切りまで後約3か月。最近はスマホも高性能なので、劇的瞬間をキャッチしたら、是非とも応募してみてはいかがだろうか?
【Traveler Photo Contest 2014 - National Geographic】
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コメント
1. 匿名処理班
「春が爆発している」という表現いいね。
2. 匿名処理班
普通にiPhoneで撮った写真が入ってるのが凄いな
写真は機械の性能じゃなく腕とセンスということか
3. 匿名処理班
自分も下手くそなりに写真をやってるからこそ、こういう写真を見ると、
あまりのレベルの差に打ちのめされ、しばらく凹んでしまう。
でも、その期間を乗り越えると、今度はその美しい写真に見入ってしまうよ。
写真て素敵だよね。
4. 匿名処理班
最近は写真のレベル高いなー・・・
どの写真も構図といいカラー調整といい穴がなさすぎる
単に劇的瞬間ってだけじゃもう選考に残れない世界になってるわ
わーたしーのちかーらじゃーどーにもならなーいー♪
5. 匿名処理班
うっつくしい!!
オーロラと氷山見に北欧行きたい。
時間がほしいです・・・
6. 匿名処理班
見てよし、嗅いでよし、食べてよしの梅はもっと評価されるべき。
7. 匿名処理班
寺院のやつは太陽光じゃないのか?
8.
9.
10.
11.