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魚用のハンバーグがなくなった。家族に聞いたら「そういえば昼間にAさん来てたねぇ」

※虫(ゴキ)のお話です。苦手な方は閲覧に注意してください。

703: 名無しさん@キチママまとめ 2014-04-09 11:02:23
詳しくという話があったので。
魚絡みでのものすごいキチ(グロ)案件を投下します。
下手に要約すると訳が分からないと思いますので長文です。
また、フェイクを含め表現等を飼えて、ネタっぽくしてます。


世紀が変わる前のころ。
私のよく顔を出していた熱帯魚屋にはいろいろなエサが売ってました。
一般的な、コオロギやワーム、小さなカエルや、エサ用のメダカ。
他にも、両生類や爬虫類のための、冷凍のエサ、その中には冷凍のムカデなんてものもあったりしたのですが、ある日その上を行くものとして正直ありえないモノが入荷しました。

冷凍の”G”が…。

続く

704: 名無しさん@キチママまとめ 2014-04-09 11:07:18
信じられないかもしれませんが、アレって栄養が高いのかけっこう…喜んで食べてくれるんです。
食が細くて飼育が難しいといわれるカメレオンも、生きたアレはよく食べてくれる…
(そのかわり、慣れてしまうと、それしか食べなくなりますが)

冷凍のアレもアジアアロワナブリーダーの方が、取り寄せたものだそうで、それ用に繁殖された衛生面でも、栄養面でも満点のエサだそうでお店の方も。

”トカゲちゃんも喜んで食べるよ”と言われましたが、さすがに私はそんなものを冷蔵庫に入れるなんて考えたくもないですし、何よりそれなりに高かったので、無理と思ってたのですが、その時お店にいた常連のBさんが、”分けてもらえるのですか?”と反応しました。

Bさんは、染めてない黒髪で見た目も可愛らしく、虫も転せないような、おとなしい印象なのですが、筋金入りのアロワナ飼い。
若いのに巨大な水槽を設置するために一軒家を借りてそこに、アロワナを泳がしているツワモノ。
鱗の色つやがよくなりエサ食いもいいと聞いて、食いつくのは解かるのですが…若い娘さんが、アレを解凍して魚に…と思うとちょっと、ひいてしまいました。
私も、そういった意味では修行が足りません。

その日は、お試しということで1000円分ほど買って帰ったそうです。

続く

705: 名無しさん@キチママまとめ 2014-04-09 11:09:14
それからしばらく…。2・3か月してましたかね…夏になったころ、またBさんとお店であったのですがその際…何かの拍子で聞いてしまったのです、”前に買ったアレはどうでしたか?”と。
なんと言いましょうか、”ぱぁ?と花が咲く”と表現したくなるほど思わず、見とれそうなほどのいい笑顔を見せて。

”すごいですよ、本当にすごいですよアレ、うちの子しばらく状態が落ちてたのですけど、アレをあげたらものすごく喜んで、ほら見てくださいよ(写真を取り出して)こんなに発色もよくなって、真っ赤ですよ真っ赤。
アレがこんなにイイなんて知りませんでしたぁ?、コオロギなんて目じゃないです”
とすごいはしゃぎよう…なんだろう、こうした姿はすごく可愛い娘なのにすごく残念…。

しかし、この後すぐに私は凍りついたのです。

”だから、私決めたんです。これはもう育てるしかないって…。
冷凍より生き餌のほうがいいに決まってます、それにやっぱり高いですしね。
だから、コオロギを飼育していた衣装ケースを一つあけて…”なんか説明してくれたけど、思い出せない思い出したくない…。
とにかく、お店の店長から業者さんがどのように飼育しているかを聞き出して自分でも実践しているということでした…。

繰り返しますが、Bさんは、虫も頃せないような見た目の、かわいい娘さんです。

後に店長も、若干引き気味に。
”まさか、あんな娘さんだとは…”

続く

706: 名無しさん@キチママまとめ 2014-04-09 11:10:18
さらに一月ほどたって夏の盛りに、またBさんとあったのですが…。なんというか、ものすごく上機嫌というかハジケてるんです。
とは言っても、服装が派手になったとか、化粧が濃くなったとかでなく、生き生きしてる。

その時は”よっぽど、アロワナの調子がいいのか?”くらいに思ってたのですが、夏休みも終わるかという頃、Bさんの同僚で同じく熱帯魚飼い、とはいっても、魚メインでなく水草メインのCさんとお店であった際に、その真相を知ることになったのです…。

以前から、BさんCさんから世間話程度に聞いていて知ってたのですが、二人の職場の上司にものすごく嫌なおっさんがいたのです。
本人たち曰く、ネチネチと嫌味や人の悪口を言って、仕事の支持もわかりにくく、しかも、間違った指示を出すのもよくあり、それでミスすると、またネチネチ文句を言う。
直接的なセクハラはしないものの、ギリギリで無神経な発言が多く、真っ黒の髪をテカテカになるほどポマードで固めているせいで同じ部屋にいると、かすかにアブラのにおいが漂ってくる、もう顔を見るだけでも不快…。
まあ、話を聞いているだけで同情を禁じ得ないのですが、Bさんは机の位置が、その上司のすぐそばなので、”イロイロ”と被害にあっていたようなんです精神的に。けっこう追い込まれていたと。

ところが、ある頃からBさんの様子が変わってきて、何というか余裕が出てきた。
それに伴って上司をうまくあしらう様になってくれて、それまで、同情の目を向けていた他の同僚からも一目を置かれ出した。
結果、上からの評価も上がって、配置転換(実質ほんの少し出世)が決まり秋には部署が変わることになったそうです。

続く

707: 名無しさん@キチママまとめ 2014-04-09 11:11:28
そうなると、今度は自分たちがまた、あの上司の矢面に立つことになる。
そこで、CさんはBさんに尋ねたそうです。
”どうやってあの上司に対する耐性つけたのですか”という趣旨の事を。
すると、Bさんは自宅に招待してくれたそうです。(それまでも何度か行き来はあったらしい、ただし最後に行ったのは春先)

部屋に入ると目につくのは頑丈に補強された床に置かれた巨大な水槽とその中を優雅に泳ぐアロワナ。
Bさんは水槽を眺めながら。
”ね、前よりきれいでしょ、この子を見てたら、なんかね気分が突き抜けたの”と言った後。
”あの人、以前は見るのも嫌だったけど、考え方を変えたの、ああいう人でもうまく使えば役に立つって”
そお言うと、隣の部屋に移動し、衣装ケースからアロワナのエサ(その時はコオロギだと思ってたらしい)を半透明のプラスチック瓶に映し始め。少しして戻ってくると。
”ほら、あんな人でも、こんな風に…”
竹でできた大きなピンセットでソレをつまみ。
”このコをこんなに綺麗に、元気にしてくれるんだから…”
水槽に投入…。

ココで、思い出したのか、Cさんは身体を震わせて。

水面に落ちるソレを空中でキャッチするかのように飲み込むアロワナ。
それを見て、うれしそうに笑うBさん。
”ね、このコ、XXXサン(上司の名前)が大好きなのよ”

続く

708: 名無しさん@キチママまとめ 2014-04-09 11:12:54
ラストです

”もう、絶対おかしいですBさん。 職場でも普通だし、以前より明るくなったけど、まともじゃないです”
と、ぼそぼそと呟くCさん。
”なんだか、あれを見たらBさんの顔を見るのも、上司の顔を見るのも嫌で、私は仕事辞めようかと…”

それから、配置が変わった、Bさんとあう機会は少なくなり、Cさんは仕事を辞めて地元に帰り会うことはなくなりました。

ゆえにこの話が本当かどうかは実のところ不明なのですが、最後にコレはBさんから聞いた話を。

このことから数年後、私たちの地元で何十年かぶりの大きな地震がありました。(※北陸・東北ではない)
その際、衣装ケースの一つがひっくり返って…。

近所に住んでなくってよかった…しみじみ思いました。


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