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http://japanese.engadget.com/2014/04/15/2/


デイテルジャパン、レトロ2コンイヤホンマイク発表。スマホ通話でファミコン気分を - Engadget Japanese

「2コンに向かって叫ぼう! レトロゲームデザインのイヤホンマイク!」のキャッチコピーが付けられたこの製品は、ゲーム周辺機器メーカーのデイテルジャパンが発表した「レトロ2コンイヤホンマイク」。発売予定は2014年4月(つまり今月中)で、直販価格は2138円(税込)です。

ネタのわかる読者に対しては「ファミいいいいッッ!! 説明不要ッ!!」の一言で完結させてもいいような気もしますが、真面目に解説すると、マイクと音量調整部を、初代ファミリーコンピューター(丸ボタン版)2コンのデザイン風にしたイヤホンマイク(ヘッドセット)です。
ちなみにイヤホン部のカラーはマイク部とも仕上げが変わっており、ファミコンよりもむしろアイアンマン風に見えるのもポイント(?)かもしれません。

マイク部に搭載されたボタンのうち、Aボタンは実際に動作する「機能ボタン」となっており、接続する機器によって「再生/一時停止」「受話/終話」「ミュート」などの機能が使える仕様。実際の動作は接続する機器によって異なります。


気の利いたポイントとしては、本体ジャックとマイク部の間がコード巻き取り式になっている点が挙げられます。左写真の2つ目にある、ゲームカセットの意匠が設けられたパーツがコード巻き取り機構です。

イヤホンの仕様としては、タイプは密閉型で、いわゆるカナル式。ドライバーユニットは直径10mmのダイナミック型。インピーダンスは16Ω、最大入力も3mWと低めで、ここは価格なりの仕様と言えそうです。なおイヤーパッドはS/M/Lの3種類が付属します。

接続端子は3端子式のステレオミニプラグ。なので対応機種は公式発表だけでも「各種ゲーム機(DSシリーズ/3DSシリーズ/PS Vitaシリーズなど)、各種iPhone/iPod、スマートフォン、携帯電話、オーディオプレーヤーなど」と汎用性が高い仕様です。


さて、最近のモバイルヘッドセットのデザインにおいては、小型化の流れもあり、マイクを見せないのがトレンド。もちろん普段の動作には支障がないように作られてはいますが、人混みなどでの通話時でマイクを口に近づけたい場合、どうすればいいのか困る場合もあります。
しかし本機は、ファミコンを知っている人であればマイクと音量調整がどこにあるのかは一目で予想が付くメリットがあります。ともすれば出オチデザイン最優先にも見える製品ですが、こうしたわかりやすさは見逃せないポイントなのかもしれません。