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http://japanese.engadget.com/2014/04/15/superior-club-sound-4-4-24/


パイオニア、ヘッドホン新ブランド Superior Club Sound発表。クラブ音楽向け4機種を4月24日発売 - Engadget Japanese


パイオニアは、ヘッドホンの新ブランド「Superior Club Sound」を立ち上げ、4月24日よりヘッドバンドタイプとインナーイヤータイプ計4種類の製品を発表します。

ブランド名にもある通り、Superior Club Soundはクラブミュージックを楽しむためのブランドで、サウンドはビートや低音の効いた音楽向けの味付けです。パイオニアではハイエンドの位置づけで、最上位モデルは3万3000円。

Pioneer Superior Club Sound

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一体いつの時代の話だ? という気も若干しますが、パイオニアでは、近年世界の音楽シーンでクラブミュージックが人気を集め、日本においてもクラブイベントで各地で開催され、参加者も年々増加傾向にあるとしています。Superior Club Soundシリーズのキャッチコピーは「Don't Think」。合わせて「類い希なる感性が生み出す、衝動。誰よりも熱い思いが伝える、エナジー」などと謳い文句がつづきます。


これまでパイオニアはDJ向け機材を投入しており、DJ向けヘッドフォンも提供してきました。今回のSuperior Club Soundシリーズは、DJ向けヘッドホンで培ったビートや低音重視のサウンドに注力したモデルです。ただし、DJ向けヘッドフォンのようにイヤーパッド分がくるりと回転して片耳聞きしやすいようには作られてはいません。



フラッグシップのSE-MX9(3万3000円)は、DJ用ヘッドホン HDJ-2000 ベースにした製品。ハンガー部とハウジングはアルミ合金を採用し、イヤーパッドはレザー風の素材を採用。コードはフェットチーネのように平たい D-shapeコード。絡みにくく、断線時にはコードだけ交換も可能です。iPhoneやiPadに対応したマイク付きリモコン搭載。

スピーカーユニットの口径は50mm、プラグは3.5φのステレオミニプラグ。出力音圧は106dBで、再生周波数は6Hz〜40000Hz、インピーダンスは32Ω。最大出力は1200mW。コードなしの重さは305g。



ヘッドバンド型下位モデルのSE-MX7(1万9000円)は、ハウジング部ジョグダイヤルを搭載し、自分で低音レベルを調整できる ADVANCED BASS LEVEL CONTROL を搭載。音楽を聴きながらハウジング部を回転させると、低域を無段階調整できます。

ボディはラバー風のデザイン。D-shapeコードやマイク付きリモコンなどは上位モデルと同じですが、スピーカーユニットは40mm口径。出力音圧は102dBで、再生周波数は6Hz〜37000Hz、インピーダンスは16Ω。最大出力は1000mW。コードなしの重さは227gとなっています。




このほか、インナーイヤー型モデルはSE-CX9とSE-CX8の2タイプ発表しています。価格はそれぞれ2万9000円と1万9000円。

ヘッドバンド型と同様に低音重視で、スピーカーユニットに新開発のBASS EXCITER を搭載。BASS EXCITERが振動し、イヤホンチップの低周波数振動によって低音が強調されます。

SE-CX9は、スピーカーユニットがバランスド・アーマチュア型。補聴器由来のスピーカーユニットで、高音質ヘッドホンなどで採用されています。ボディはアルミ合金。一方、SE-CX8はダイナミック型で,ボディはメタル調仕上げ。ヘッドバンド型と同様、どちらもD-shapeコードを採用します。

SE-CX9の出力音圧は101dBで、再生周波数は6Hz〜25000Hz、インピーダンスは20Ω。最大出力は100mW。SE-CX8は102dBで、4Hz〜30000Hz、16Ω。最大出力は100mW。