韓国LGが、次期フラッグシップ スマートフォンに 2560 x1440 QHD解像度の5.5インチ ディスプレイを採用することが分かりました。5.5インチQHDといえば、中国
Oppoのフラッグシップ Find 7 がJDI製の2560 x 1440液晶を採用して最高精細スマートフォンとして話題になったばかり。
LGのフラッグシップ Android スマートフォンはGシリーズの次期モデル、順当にゆけば「LG G3」になると考えられますが、LG G3 (仮) はまだ正式に発表されていません。
未発表なのに画面解像度などの仕様だけが出てきたのは、最近ソフトバンク傘下になった米国のキャリア
Sprint が公開する UAProf に LG製の未発表端末「LG LS990」が記載されていたことから。UAProf (User Agent Profile)は、ウェブコンテンツやアプリが参照するために、端末の基本仕様を機械可読な rdf で公開する規格のこと。
Sprint のサーバにある .rdf ファイルには、「LG LS990」について、1440x2560の画面解像度のほか、Krait CPUコア の MSM8974 プロセッサ (Qualcomm Snapdragon)、3GB RAM、32GB ROM(ストレージ)、Android 4.4.2 など、おおむねこれまでのうわさどおりの仕様が並んでいます。rdfファイルは現在も直接 Sprint のサーバで確認可能です。
LG は Gシリーズの最新モデル LG G3(仮) を5月から6月にも発表すると見られています。LG Gのライバル Galaxy S5 は結局 5.1インチ1920 x 1080 の有機ELディスプレイ搭載で落ち着きましたが、サムスンが 2560 x 1440 ディスプレイのスマートフォンあるいはファブレットを開発中といううわさもあり、5インチ級フラッグシップで2560x1440はあっという間に当たり前になってしまうのかもしれません。