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もしも月がミラーボールだったら?地球がキラッキラに反射してちょっと楽しい。 : カラパイア

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 もしも月がミラーボールだったら?そんな飽くなき好奇心を満たすべく、CGグラフィックを使用して作られたこの映像。月の表面を覆う鏡のタイルの各一枚の大きさは、大が150平方km、小が100平方km。各パネルはガラス製、厚さは全て10km。(屈折率は1.56 )、パネルの総数は3012枚となっている。

 さてどんな風に地球が見えるのか?
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※動作状況のみ見たい場合には2:00くらいから再生すると良いだろう

 もしこのミラーボール状の月がISS(国際宇宙ステーション)と同様に低い軌道にある場合、地球表面とこの月の表面の距離は420km前後で、実際に地球の周囲をめぐる公転周期は約2.1時間ほどになる。

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 またミラーボール状の月が低い軌道にある場合、約6000℃といわれる太陽の表面温度には至らないものの、それぞれの鏡が放つ太陽からの反射光は小型の太陽と同じぐらいになる。

 太陽光はまずガラスを通過するので、かなりの紫外線がカットされる。よって大量の紫外線を浴びることはないはずだ。高度が低い位置から見た場合、鏡板の投影像は太陽のそれよりも大きい。

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 はるか遠方から見ればタイルは太陽よりも小さいため、眩しくはない。このミラーボールは基本的に裏に銀めっきがされたガラスで成り立っている。一部の光はそのガラスを通過せずに、単にその表面で反射する。その反射強度はいわゆる「フレネルの式」のように入射角度が90度に近づくにつれ強さを増す。というよりその計算式通りになるのだ。この反射光はほぼ全反射となる。

 一方、巨大な平板鏡の中心は地球から2157.4kmのところで周回し、その直径は3474.8km(月と同じ)で、質量が少ないので公転周期はミラーボール状の月より長くなりそうだ。しかし動画では月と同じ周期になっている。

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 巨大な鏡の方の厳密な質量は問題外、つまり現実的ではない。もし本気で作ることになれば、巨大な厚い枠が付くのではなく、ポリエステルフィルムを使ったガーダ構造(桁構造)に近いものになりそうだ。鏡付きの塔やストロボライトがまたたく(そしてソーラーパネルが無い)「スターウォーズのデススター」みたいにはならないだろう。

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via:What if the Moon was a Disco Ball?・原文翻訳:R

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ごらん、地球がゴミのようだ。土星人目線で見る地球の姿


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でかっ、こわっ!もしも月が国際宇宙ステーションと同じ距離で地球を周回するとどうなるのか?こうなった。


月に乗って太陽系を旅してみたら、あの惑星の大きさはこんな感じだった。ショートフィルム「スケール」


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