1: トラネコ◆EDwr815iMY 2014/04/18(金)11:13:40 ID:Dhu7l7f4g
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 3月、3歳になる娘と一緒に、『映画 プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』を見た。歴代のプリキュアが総登場し、70分ほとんどバトルしまくる面白い作品だった。新人プリキュア(現在放送中の『ハピネスチャージプリキュア』)は頼りないけれど可愛くて、先輩プリキュアたちは凛々しく強くかっこいい。娘も他の子供たちも、おとなしく座ってスクリーンを見つめていた。
 そして先日、近所の映画館での上映終了前日にもう一度あらためて鑑賞してみた。最初に見たときに少しだけ抱いた違和感を確かめたいと思ったからである。

母親の溺愛を振り切り、立ち上がる少年
 映画の主人公はプリキュアではなく、夢を食うバクの妖精・ユメタ。あるとき人間界で、多くの子供たちが眠ったまま目覚めないという症状に見舞われる。ユメタの母・マアムが、ユメタにとっての「友達」を囲うために、子供たちを楽しい夢の世界に閉じ込めてしまったためだ。子供たちを救うため、プリキュアたちは結集して戦う。
 「これはいけないことなんじゃないか」と不安がるユメタを、マアムは「何も心配しなくていいの」と優しく抱きしめ、「ユメタに変なことを吹き込んだのはあなたたちね!」とプリキュアに対して激高する。
 本来はバクとして悪夢に出てくる獣を退治する役目があるユメタだが、幼く臆病なユメタはいざ悪夢獣を目の当たりにすると怯えてしまい、とても退治などできない。マアムは叱咤激励してユメタの成長を促すことはせず、彼を守り、代わりに悪夢獣を駆逐している。過保護で子離れできていない母親そのもので、いわゆる「毒母」や「モンスターペアレンツ」に近いものかもしれない、と思わせる設定だった。
 ストーリーの中でプリキュアや他の妖精たちとのかかわりを通し、勇気を振り絞ってひとまわり成長するユメタ。母の庇護下から脱け出し、「今度は僕がお母さんを守る!」「友達がいるから大丈夫!」と力強い姿を見せる。観客である子供たちにとっても、その親にとっても、映画の大きなテーマである“友情の大切さ”や“子供の成長を見守ること”、“夢を叶えるのは自分自身の努力”といった、ともすれば説教くさいメッセージが十分伝わる良い映画だったと思う。
 しかしひとつだけ気になったことがある。「母と子」の関係を描く一方で、バクの家族には父親が不在だったことだ。
>>2へ)

2: トラネコ◆EDwr815iMY 2014/04/18(金)11:15:44 ID:Dhu7l7f4g
>>1から)
父性の欠落
 物語の構成上、息子を溺愛する母と弱く甘えん坊な息子との関係に父親を絡ませると、ストーリーが複雑になってしまう。幼児にもわかりやすく、かつ子供が映画に集中できる1時間程度の短い時間で、話を詰め込みすぎないようにするためには、この構成で良かったのかもしれない。しかし今の日本では、「父・母・子」の3人家族だったとしても、子供との関わりは主に母親が担うという現状を象徴しているようにも見えた。
 妖精だって母親がいる以上、生物学上の父親もいるだろう。この「父親不在感」は、テレビのプリキュア本編ではあまり漂うことがないため、余計に違和感を覚えたのかもしれない。
 子供を育てる家庭で、困難にぶつかったり問題を抱えたりするのは大体、「母と子」の間で、そこに父親が介在するのは、母が倒れたり出奔したりで父が現場に出て行かざるを得なくなったとき。これまで放送されたイクメンをテーマにしたテレビドラマではおおむねそんな感じだ。「母」がいれば、「父」は子育てを二の次にしてよい(あるいは、いなくてもよい)という空気を、社会全体から感じる。これは気のせいだろうか。
 常々疑問に思っていたが、子作りつまりセックスは男女両方の共同作業であるのに、身ごもって出産する体が女性であるというだけで、その後の子育ても女性の仕事にさせられているような気がする。それをおかしいと口にすれば母性の欠落を指摘されたり母親失格の烙印を押されたり。男性は何をどうやっても父性の欠落を非難されたり父親失格と罵られることがないのではないか? 妻の妊娠中や出産直後に浮気をしても「寂しかったから」で許されるような、そんな生温い空気。正直、「死ねよ」と思う。

 プリキュア映画から話が飛躍しすぎてしまったが、この違和感を見過ごせず筆を進めた次第である。映画自体は非常に面白く、声優初挑戦の剛力彩芽も別におかしなところはなかった(誰がやってもそんなに変わらないような気がした……)。ちなみにマアムのCVは『うる星やつら』のラムちゃんだった。ビューティフルドリーマーな男親たちは子供を連れて足を運んでみてはどうだろうか。
http://mess-y.com/archives/7996/2?read=more



5: ◆10.9/2taLY 2014/04/18(金)11:18:33 ID:k897WeNlf
お・・・おぅ・・・・

3: 名無しさん 2014/04/18(金)11:15:58 ID:pWlw9gZU9
アニメと現実の区別ができない人ってやぁね




6: 名無しさん 2014/04/18(金)11:19:24 ID:Q6CUBHoB8
>男性は何をどうやっても父性の欠落を非難されたり父親失格と罵られることがないのではないか? 妻の妊娠中や出産直後に浮気をしても「寂しかったから」で許されるような、そんな生温い空気。正直、「死ねよ」と思う。
おまえの想像じゃねーかと
ほとんど被害妄想

7: 名無しさん 2014/04/18(金)11:21:37 ID:weDNwruRp
あれだろおじゃ魔女みたいに妖精は花から生まれてきて母親は便宜上そう呼んでるだけとか?

9: 名無しさん 2014/04/18(金)11:34:12 ID:oS3eWyrIu
でも、まあそうだよね。
父親は仕事さえしてればいい。
子育ては女の仕事って思ってる人いっぱいいると思う。兼業でも。
父親がメインで子育てなんかほとんどない。

10: 名無しさん 2014/04/18(金)11:59:18 ID:dmKRwkCC7
>>9
それは逆も言える。
結婚するときに「お金はわたしが稼ぐからあなたは家事育児だけに専念して」という女はなかなかいない。
兼業でも「私も生活費や家賃(あるいはローン)半額持つわ」と自発的にいう女はあまり聞いたことないな。

役割分担だ。
稼げる方、得意な方を話し合って分担してるだけ。
二人で同じことやって立ち行くわけないだろ。

15: 名無しさん 2014/04/18(金)12:23:36 ID:dmKRwkCC7
俺はむしろ
働かなくても良いなら主夫業に専念したいけどな。
子供と過ごす方が圧倒的に幸せだ。
仕事なんて喰うために働いているだけ。

妻には是非一発当ててもらいたい。

現状は俺の方が4倍くらい収入が多いので
妻の方が料理が得意だから、比率的に
男が仕事、女が家事になってるが
でも育児は半々だな。やはり関わらないと子供がなつかない。蚊帳の外だと帰宅してから寂しいからね....

21: 名無しさん 2014/04/18(金)12:40:17 ID:W6icMx3kT
>正直、「死ねよ」と思う。

生物学的に違うんだから、そんな言葉を出すようじゃますます寄り付かなくなるぞ
男は、父親に「なる」んじゃなくて、「父親になっていく」んだから

愛情が乏しいときに、オスの育児は危険ですらある

24: 名無しさん 2014/04/18(金)12:46:38 ID:piMQoF6sV
片親もしくは両親が居ない設定は使いやすいんだからしょうがないだろ
何かしら欠落してる方がドラマは作りやすいし行動の社会的足枷からも逃れやすい

25: 名無しさん 2014/04/18(金)12:48:59 ID:dmKRwkCC7
プリキュアって、しかしアニメのなかでは
割と父親を描いてないか?
テレビでは父親、ちゃんと出てくるだろ毎年。
今年のはあまり見てないが....
話はわかるが、やや強引な論理展開な気もする。
死ねよ、は明らかに誇大妄想入ってるだろ。

26: 名無しさん 2014/04/18(金)13:23:38 ID:sd35M5Tnv
父親不在や影が薄いってのはよくあるけどね
大体親は母親さえいればいいって感じで

28: 名無しさん 2014/04/18(金)16:34:55 ID:mLnQrLnot
子供視点だからじゃないの??小さい子はますママ、ママ!だよ。

まあ男性の育児負担は大賛成だけど。
以前知人が、収入の男女比の逆で家事分担を決める、と言っていたけどそれがスマートだと思う。

23: 名無しさん 2014/04/18(金)12:44:41 ID:SQ8fwZo9p
作品のテーマを際立たせるために母親に焦点を当ててるだけじゃろ。
作品作りにはよくあること。
何でも出そうとすると話がブレる。


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