科学的デザインが描かれたロック・アルバムのジャケットたち
音楽とサイエンス・フィクションというのは非常に相性が良いジャンル、というのはなんとなくわかりますが、ではそれが「ノンフィクション」だったら相性はどうでしょうか?
兄弟メディアコタクジャパンでは欧米のミュージック・シーンに登場した、科学的なモチーフをジャケットにしたアルバムを紹介していたので、そこから数枚か抜粋してみましょう。
「狂気」:ピンク・フロイド
オリジナルのタイトルは「The Dark Side of the Moon」。1973年に発表された、7枚目のスタジオ・アルバムです。もうピンク・フロイドと言えばコレ! ってなくらい有名なプリズムのグラフィックです。デザインしたのは、イギリスのデザイン集団「ヒプノシス」。
「X&Y」:コールドプレイ
コールドプレイの3枚目のアルバム。このジャケットは、ブロックが1、隙間が0という2進コードで「X&Y」と表現されており、よっぽどテレックスやアマチュア無線に詳しい人じゃないと解読ができないデザインとなっています。デザインは、ケミカル・ブラザーズの「Push the Button」も手掛けたタッピン・ゴフトン氏によるものです。
「ザ・セカンド・ロウ〜熱力学第二法則」:ミューズ
2012年のリリースなので、最近見かけた方も多いかもしれませんね。このジャケットは、「コネクトーム」と呼ばれる人間の脳ミソの神経接続部分のグラフィックなのだそうです。これこそサイエンス!って感じがします。ブロッコリーではありませんので、念のため。
兄弟メディアコタクジャパンでは、「地球外生命体によって発見・解読されたら良いな、という人類のロマンと夢が詰まったこのレコード」や日本で初めて、モーグ・シンセサイザーを輸入した逸話でも知られる冨田勲さんのアルバムを紹介していました。
source:コタクジャパン
(ギズモード編集部)
- 狂気
- ワーナーミュージック・ジャパン
- X&Y
- EMIミュージック・ジャパン