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以下要約
ガンダムのプラモデルによるバトルという、ガンダム作品の中でもホビー色を全面に出した明るく楽しい作風である一方、
昔からのガンダムファンをうならせるマニアックなモビルスーツも登場させ、
新旧のファンから熱い支持を受けつつ終了した「ガンダムビルドファイターズ」。
――「ガンダムビルドファイターズ」の企画はいつ頃から準備されていたのでしょうか?
サンライズの中にも数多くのガンダム作品があったので、
ちょうど「機動戦士ガンダムAGE」(以下、AGE)が終わるころくらいに具体的な話になった感じですね。
実質1年半くらい前だと思います。
――今回は2クールでしたが、他のガンダム作品のように1年間という考えもあったのでしょうか?
バンダイさんからそのようなお話もありましたが、サンライズ内の全体的な作品のバランスもありますし、
制作の感覚的な部分でもあるのですが、無茶をできるのは2クールかなと。
――「ガンプラビルダーズ」ではプラモのリアル感を出していましたが、
本作「ガンダムビルドファイターズ」はガンダムがそのまま戦うような演出をしています。
バンダイの方とは演出面について打ち合わせはありましたか?
今回のアニメのひとつの課題はガンプラ新規層の拡大でしたので、「ガンプラビルダーズ」のような演出をしてしまうと、
プラモを好きな人は喜ぶんですが、詳しくない人からすると「だから何?」というふうに捉えられてしまうし、
テンポ感も悪くなってしまうんです。
それより、もともとのガンダムもそうだったんですけど、いかにメカをカッコよく見せるか、
何も知らない子供に見てもらうには最低限そこはクリアしなくてはいけなかったんです。
ですので「プラモのリアル」にこだわった演出にする必要はありませんでした。
「ガンプラビルダーズ」では、パイロットスーツを着込んでコックピットに入る描写をしていましたが、
そこも一考したところでした。
最近はまた乗り込む系のロボット物が増えていますが、
「何かに乗って操縦する」というスタイルは作っている側の憧れに過ぎなくて、
今の子供からは世代がずれてきているんじゃないか、
という話はガンダムを作るときもけっこう出てきました。車に乗るよりもスマートフォンのほうが欲しいんじゃないかと。
――バラエティ豊かなモビルスーツが登場しましたが、あれは皆さんの合議で決まっていったのでしょうか?
ある程度、商品化が決まっている機体についてはバンダイさんと相談して決めています。
そこから外れているものについては35年間やってきたガンダムのモビルスーツの量があるので、
全体を見てバランスを取りつつ登場させました。
あとはアニメーターさんがモチベーション高くやってくれる部分として、お任せできるところはお任せでお願いしました。
メカ描写はCGでやるという作品が増えている中、全編作画でやるということで、
いろんなメカアニメーターが参加されていました。
若手のメカアニメーターがなかなか育っていないとよく言われるんですが、
幸いにしてこのスタジオは「ガンダムSEED」からずっと作画でメカをやってきたおかげで、
何とか下の世代も育ってきてくれているので、今回も何とかなったかなと。
――本作は「00」や「AGE」と比べてメカのカット数は多いほうですか?
減ってはいないという感触ですね。枚数的には普通かなと。
かけすぎな話数もありましたが、一番大事なのはそれがきちんと視聴者に伝わるかです。
――明るい要素で言うと作中でカップルが多かったですね。
そこはあまり監督や自分は気にしていないところで、どちらかというと必然的にそうなっちゃったという。
逆にカップルばかりになったので、ひとりくらい一時的に不幸にするかといって、
マオとミサキのところにいろいろ盛り込んで面白くしました(笑)。
――最終回も好評のうちに終えられましたが、
今後の展開をお話しいただける範囲で聞かせていただければと思います。
ガンプラ全体が売れるようになったというところでバンダイさんから評価してもらえた作品ですし、
ファンの方から何かしらやってほしいという声があるのは承知しています。
とはいえ、富野監督の「ガンダム Gのレコンギスタ」もありますし、
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」もあるので、サンライズ内でガンダム作品が多すぎるという社内事情もあったりするのですが、
いずれ期待に応えたいかなと思います。
ビジネス的な部分で言うと、やっていたほうがガンプラの売り上げは間違いなくよくなるというのが今回わかったので、
その辺の具体的な商材をどうするかは一考の余地があるかもしれませんが、やる意味はあるかなと。
ちなみにサンライズの第3スタジオは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」にも「ガンダム Gのレコンギスタ」にも関わっていない中で、
現状仕事が減らないという現状をお伝えして、そこから想像していただきたいということしか今のところは言えない感じです。
―最後にご覧になったファンに向けてのメッセージをお願いします。
全25話を満足して楽しんでくれたのであれば監督を含めスタッフ全員幸いです。
いずれいい話ができればいいなと作り手側も思っていますし、
「あの世界はみなさんの希望があれば続くかもしれませんよ」と今の段階では締めておきたいですね。
読む限りだと結構続編も期待できそうな予感?
最終回自体このまま終わってもいいし次回以降の大会や異世界へ向かう話にもっていけなくもない
絶妙な終わり方でしたが個人的には続編をとても期待してます!レイジとセイがまた出会うシーンとかちょっとうるっと来そうな予感。
ただ時期自体はレコンギスタやオリジンがあるので少なくともそれ以降であることを匂わせていますね。
あと今の子どもが乗り込み型より操作するタイプの方に憧れがあるんじゃないかという意見に時代を感じたり
最近の子供向けとなるとやっぱりダンボール戦機とかかな?
今やっているのだとテンカイナイトですがこれは一応乗り込み式になるんだろうか
マオくんの扱いは他のカップル成立の煽りだったのか…尊い犠牲だww
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