意外な結果に？　式を挙げない理由をアンケート

こんにちは、小野ほりでいです。

挙式や披露宴を行わない”ナシ婚”という結婚の形態をご存知でしょうか？
入籍するカップルの約半数が、挙式や披露宴を行っていないそうです。
人生に一度あるかないかの晴れ舞台、そんな結婚式をあえてしないのは勿体ない気もしますが、そこにはさまざまな理由が見え隠れしています。

最近行われたあるアンケートでは、次のようなデータが示されています。

なんと、カップルが”ナシ婚”を選択した理由の圧倒的多数を「何者かに命を狙われている」が占めているのです。

華やかなムードのなかで多人数が一堂に会する結婚式は、確かに暗殺の絶好の機会。
しかし、死を恐れて何もしない人生は、最初から死んでいるのと変わらないのでは？

そこで今回は、新郎新婦抹殺のリスクを最小限に留めて、なおかつ心に残る結婚…少人数ウエディングにまつわるすべてにお答えしたいと思います。

ケース1.

Q.来客に狂った目でナイフを舐めている人がいるのですが、どうしたらいいですか？

A.ナイフの味が好きな人かもしれない。少し待とう。

狂った目でナイフを舐めている人がいたら「刺客？」と思ってしまうのは我々の性ですが、それでも刺客であることを疑う前に、まずナイフを舐めるのが好きな一般人であることを考えましょう。

その程度のことでウエディングを中止するのは尚早です。

ね、祝福してくれたでしょう？

ケース2.

Q.完全にマシンガンで撃たれてるんですが、どうすれば？

A.マシンガンを撃ってくるからといって刺客と決めつけるのはよくない。
冷静に弾丸をかわそう。

あるデータによると、マシンガンの弾丸が走っている人に当たる確率はほぼ0％だそうです。

なぜなら…。

マシンガンを撃つ追っ手は、走っている人の後ろを撃つ傾向にあり、絶対に当たらないからです。

逆に、前から後ろに狙って撃たれたら絶対に当たってしまいますが、不思議とそういう追っ手は一人もいないのです。（何か決められたルールがあるのでしょうか？）

ですので、その習性を利用して…。

このように、弾丸を避けながらぐるぐる周りつつ少しずつ接近し背後を取ります。

そして…。

最後は渾身のボディアタック！

「グワァー！」と叫びながら厚い胸板を利用したボディアタック。
せっかく背後を取ったのに、まさかボディアタックをしてくるとは思っていないので、虚を突かれた追っ手は慌てふためくことでしょう。
 

ケース3.

Q.3人同時に来られたのですが、刺客ですか？

A.3人同時に現れるやつは、3人同時に倒せる。
あと、刺客ではない。

あくまで統計の話ですが、3人同時に現れた追っ手は、あっけなく3人同時にやられてしまう傾向が強いようです。

やられ方はさまざまですが…。

どこにでもあるものでいえば、テーブルでグーン！　とやったぐらいで倒したことになります。

なお、次のカットで別人として襲ってくる場合もあるようです。

ケース4.

Q.さっきから2時間銃撃戦をしているのですが、互いの弾がまったく当たりません。

A.シャンデリアを撃とう。

普通に撃った弾はまったく当たらなくても、「頭を使ってオブジェクトを利用して攻撃すると、だいたい敵にヒットする」という法則があります。

追っ手はだいたいシャンデリアの下にいるため、シャンデリアを撃つと…。

見事にヒットしました。

敵を狙って落としたシャンデリアが当たらなかった…という場面を見たことがある方は、ご一報ください。

ケース5.

Q.全員倒したら、参加者が新郎新婦だけになったのですが？

A.全員帰ってこそ少人数ウエディング。

おや…？　全員いなくなったことで、新郎新婦が相当落ち込んでいるようです。

「やっぱり、何者かに命を狙われている以上は”ナシ婚”の方がマシだったんじゃ…」

その時です。

あれは…？

ナイフ舐め朗！　ナイフ舐め朗じゃないか！

なんと、ナイフ舐め朗は帰らずに残ってくれていました！　これには落ち込んでいた新郎新婦も大よろこび。

やっぱり、持つべきはナイフを舐める友だちですね！

少人数ウエディング最高～！

やっぱり少人数でも式は挙げるべきですね！

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【小野ほりでい　プロフィール】
がんばってイラストも描くライター。平日毎日更新のWebマガジン「オモコロ」で活動休止中。「オモトピア」や「Yahoo！検索ガイド」、「トゥギャッチ」でもデタラメな記事を連載しています。
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