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躯（むくろ）の正体は原案のままかそうでないのか！
※原案のストーリーが『M3～ソノ黒キ鋼～』と全く同じということは無いと思いますが一応ネタバレ注意！
今回は『M3～ソノ黒キ鋼～』の原案と言われている『Mortal METAL 屍鋼（シバガネ）』の
簡単な比較をしてみようかと思います！
『Mortal METAL 屍鋼（シバガネ）』は『M3～ソノ黒キ鋼～』のキャスト・スタッフが公開された際に
佐藤順一×河森正治 そして制作がサテライトという共通点の多さからこれが元ネタではないんじゃないかと
言われていた作品で、ちょうど自分も持っていたのでせっかくだから比較してみようと思った次第
とりあえずまずは『Mortal METAL 屍鋼（シバガネ）』がどんなものなのかざっくりとご紹介…
と言っても全2巻の漫画でありwiki等も存在せず、
http://natalie.mu/comic/news/57271
本日9月30日に発売された月刊コミックブレイド11月号（マッグガーデン）にて、
佐藤順一原案による貞松龍壱の新連載「Mortal METAL 屍鋼（シバガネ）」がスタートした。
「Mortal METAL 屍鋼」は、「ヴェス」と呼ばれるロボットのパイロット2人を中心に描いたロボットマンガ。
メインメカニックデザインはマクロスシリーズ、「創聖のアクエリオン」などで知られる河森正治が手がけた。
検索して見つかるのは個人のマンガ感想サイト以外は
基本的にコミックブレイドで連載が始まった際のニュースのみみたいですね
読み終わった感想としましては、持っている方は同様の感想を持ったと思いますがとりあえず
このマンガが原案となっているのは間違いなさそうです
というかM3のwikiを見てみると思いっきり原案に［Mortal METAL 屍鋼」漫画：貞松龍壱（マッグガーデン刊）］
と書かれていているのでどこかのアニメ雑誌や何かしらのインタビューで語ってあるのかな？
出典が書かれていませんがまあ読んだらとりあえずM3の元になってるものはこれなんだろうというのは
すぐわかると思いますｗｗ
ストーリーを簡単に説明すると、
次世代の主力戦闘兵器・ヴェスの開発に各社が競合し合っている新時代。
Σ社所属の御厨 伊央と真丹 結里は、それぞれの願いの為、ヴェス「ギンコ」を駆るー…!
というのが第一巻の裏表紙に載っているあらすじには書かれていまして、
雑誌画像の表紙背景に描かれたのがΣ社というロボット会社の最新機体「ギンコ」
搭乗者が右の主人公伊央（イオ）と左のヒロイン結理（ユイリ）の複座型となっています
そしてこの二人が『骸（むくろ）』という操縦者不明の殺人ロボを巡ったあるプロジェクトに巻き込まれるといった内容でした
個人的な感想ですがマンガ自体はなかなか面白かったです！
以前読んだのがだいぶ前だったため話は覚えていませんでしたが、読み返してみると
少なくともつまらなくはありませんでした
何よりロボットがカッコいい！特に後継機のカッコよさよ！
背中の書き込みなんかもゴイスー
ただ河森監督なだけにほぼ完全にデザインがアーマードコアでしたｗｗ
貞松龍壱さんという方が絵を担当しているようですが素人目に見ても非常に上手い
pixivもやっているようで見てみると今はモンハンのノベライズ等の挿絵をやったりしてるみたいですね
ロボットもたまに書いていらっしゃるようでまたロボマンガの連載書いてくれたら飛びつくのに…と思いましたｗｗ
全2巻だと打ち切りっぽく感じますが読む限りではぶった切りということもなく一応ちゃんと完結しておりました
ただ河森監督のデザインでしたが変形要素はありませんでしたね
M3でもかっこいい機体の登場に期待したいところです！
2クールとの噂を聞きましたがそうなると主人公には後継機が出てくるかな？
OPに登場したロボの扱いが気になるところ
ただ感想サイトやamazonの批評を見ると、どうやら期待していたものと違うといった意見が多いようです
確かに裏表紙のあらすじ
次世代の主力戦闘兵器・ヴェスの開発に各社が競合し合っている新時代。
Σ社所属の御厨 伊央と真丹 結里は、それぞれの願いの為、ヴェス「ギンコ」を駆るー…!
を読むとまるでアーマードコアの企業闘争のような展開を期待してしまいますが、
中身を読んでみると競合してるのは2社のみですし基本のストーリーは『骸（むくろ）』と呼ばれるロボットを巡っての戦いです
そして初めに主人公らが出てくるシーンでは学園生活が描かれ
いかにもおせっかいなサブヒロイン的なキャラが登場したりしてベタな学園要素があるのかと思ったら、
このキャラも学園要素も後半そんなに生かされずと何マンガなのかわからなくなってる感はあったかもｗｗ
少し脱線しましたがM3との比較としましては、
とりあえず主人公が兄貴にコンプレックスを抱いており尚且つその兄貴が既に死んでいるという点は同じでした
このコンプレックスはシバガネではヒロインが兄貴に惚れていたことへの嫉妬がメインだったので
今のところメインヒロインらしき存在自体いないM3側では別の要素で
なにかしらのコンプレックスを抱えているってことになりそう？
あとシバガネのストーリーでのおもいっきりネタバレになりますが
殺人兵器として暴れまわっている『骸（むくろ）』の正体が死亡した兵士の再利用という目的の
『MM（モータルメタル）計画』で生まれた兄貴の脳味噌を積んだロボットとなっています
ということはM3で出てきた『躯（むくろ）』の正体は主人公の兄貴かもしれないって可能性が出てきますね！
シバガネでは兄貴はヴェスの暴走事故が原因で死んでしまったのであの回想も同様でしょうか？
ただそうなるとあまりにまんまなので変えてきそうな気もしますがどうなるか
それにしてもロボットモノの暴走事故の多さよ！永遠に切り離せないテーマな気がしますｗｗ
次にヒロインですがM3に同様のポジションと思われるキャラはいないですね！
強いて言うなら唯一主人公の兄貴に好意を持っていそうだった
「欲求不満なんですか」と酷い言われようだったおばさんかな？
そもそもまだM3には複座的な要素自体存在していないのでここは大幅に変えてありそうです
割とわかりやすい正統派ヒロインだったので脚本家の売りとしてここは変えた感じかな？と適当な意見
ただあのOPに登場したロボットが複座の可能性は若干あるかも？
誰と乗っても変な感じはするけどもｗｗ
あと重要なキャラとして『神博士』というMM計画を考えたマッドサイエンティストが存在するんですが
容姿的にこのキャラにそっくりなので今後結構重要なキャラとなるかも？
シバガネでは「彼らには酷なことをしたな」と今までの所業を謝りつつ自殺するというインパクトのある最期を遂げました
後はキャラクターに関してはほぼ全員別物というかマンガに登場する人物の数自体そこまで多くないので
今後出ない限りは同じモチーフのキャラはいなさそうです
ただ1巻開いて最初の数ページで出てくるおっぱい揉まれてる女の人はその豹変ぷりとちょっと似ている見た目から
えみるのモチーフ元なのかも知れない 即効で死んでしまいましたが！
あと『M3～ソノ黒キ鋼～』にはあるけど『Mortal METAL 屍鋼（シバガネ）』にはない要素としては
とりあえず『無明空間』というものはシバガネにはありませんでした！
またイマシメというモノ自体も存在せず、ここらへんのモンスター要素はほぼ別物のようです
簡単に比べてみましたが総合的にはまず主人公周りは結構流用が多いみたいですね！
あと骸（むくろ）は躯（むくろ）と漢字を変えていましたがどちらにも登場していて
M3でも結構重要なポジションになりそうな予感？
あとシバガネでは『死んだ兵士の再利用』というのがMM（モータルメタル）計画の重要な要素の一つでしたが、
M3でも同様の計画があるのかどうかでどれだけ原案のままかが分かりそうです
この辺りが『無明空間』とかの要素としてM3では生まれ変わってる気がしますが、
とりあえず1話時点でわかるのはこのくらいかな！
原作ならまだしも原案がマンガ二冊と簡単に手に入ってこれから始まるアニメと比較出来るというのも
なかなか珍しい機会で楽しかったです というかもう一生なさそうｗｗ
めちゃくちゃ安いということはありませんがAmazonに普通においてありますので気になったら読んでみるのもいいかも
古本屋とかにも探せばあっさりあるかも？
ストーリーはまだしもこれもっとロボットの設定画載せてれば別の意味でも大きな価値が出ていたろうに…
もったいない！
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