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http://japanese.engadget.com/2014/04/22/recolo/


キングジムのインターバル撮影レコーダ「レコロ」に新型IR7、高画質タイムラプス動画を撮影 - Engadget Japanese


キングジムがインターバル撮影専用レコーダ「レコロ」の新モデル IR7 を発表しました。レコロは1秒から1日までの撮影間隔を指定して放置しておくと、わきわき育つ植物やら雑踏の人の流れ、飛ぶように過ぎる昼夜など、インターバル撮影の結果をつないで時間を圧縮したタイムラプス動画として記録してくれるレコーダー。

カイワレ
(撮影間隔:30分・再生速度:1秒間に15コマ)

インターバル撮影機能を備えるカメラの多くは連続した静止画を記録するのに対して、レコロでは最初から Motion JPGの.AVI動画ファイルとしてSDカードに記録するため、適当な再生機器に挿せばそのままタイムラプス動画として再生でき、そのままコピー / 共有 / アップロードできる手軽さが特徴です。逆にJPGの静止画は保存しません。

本体はIPX4の防水(防沫)性能を備え、雨やあらゆる方向からの水しぶきにも耐えて撮影できます。ただし水没はできないので水中撮影は非対応。強い雨や長時間濡れたままの撮影は故障の原因になると注意書きがあります。またACアダプタ接続時は防沫ではありません。


渋谷スクランブル交差点
(撮影間隔:1秒・再生速度:1秒間に15コマ)


キングジムは2011年に初代レコロIR5を発売していますが、IR5の撮影解像度は640x480 VGAといかにもオモチャだったのに対して、新型IR7 では1600 x 1200の2MP解像度で撮影できます。新たに本体に小さな液晶ディスプレイがつき、対象がちゃんとフレームに収まっているか確認して撮影できるようになりました。ただし本体での動画再生には対応しません。

またバッテリーが単3電池 x4本になり、最短の1秒間隔では5000枚(約1時間23分)、最長の1日感覚では730枚(約2年)分の撮影ができるようになりました。さらに別売りのACアダプタを接続すれば、9万9999枚までの連続撮影にも対応します。仮に一日一枚の撮影ならば273年!(保証が切れます)。

(記録媒体は32GB SDHCカードまで。1ファイルは1GBまたは9999枚分まで。撮影中に上限に達した場合は自動で別ファイルを作成して撮影します)。






東京スカイツリー
(撮影間隔:10秒・再生速度:1秒間に16コマ)


カメラとしての主な仕様は f=2.93mm(35mm換算35mm、画角63度)、F2.8、撮影距離 約55cm 〜 など。本体サイズは114 x 83 x 38mm、電池を含まない本体重量は約123g。電池は単3電池 x4本。アルカリ乾電池またはエネループにも対応します。

発売は5月16日、価格は1万1300円+税。