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あの作品も?邦画のタイトルデザインで引っ張りだこの人がいた - NAVER まとめ
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あの作品も?邦画のタイトルデザインで引っ張りだこの人がいた

誰もが一度はどこかで一度は見たことのある映画のタイトル文字を作っている男性がいる。それが、赤松陽構造(あかまつひこぞう)65歳。そんな彼の展覧会が4月15日より東京国立近代美術館フィルムセンターで始まりました。

更新日: 2014年04月23日

るるきさん

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映画に携わる人なら、知らない人はいないそう

父親の跡を継いで映画タイトルデザインの仕事を始めたという

これまでに北野武さんらが監督した400以上の映画作品にタイトルを提供している、現代日本の代表的映画タイトルデザイナー

最近では、「有頂天ホテル」や「テルマエ・ロマエ」なんかも手がけてる

日本で映画製作にかかわる仕事をしている人なら、最低一度はお世話になっている人

長年映画界に貢献し続けてきた功績が称えられ、2012年に毎日映画コンクール特別賞、文化庁映画功労賞を立て続けに受賞している

毎日映画コンクール特別賞は、勝新太郎などが選ばれた栄誉ある賞だが、存命で選ばれたのは赤松氏が初

そんなタイトル界の巨匠が、展覧会を開いてる

開催期間:4月15日〜8月10日まで
開館時間:11:00~18:30
入場:一般210円、大学生・シニア70円、高校生以下は無料

※月曜日が休館日

東京都・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで赤松陽構造を紹介する「赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界」を開催中

「東京裁判」や「ゆきゆきて進軍」から「人間失格」(2010年)まで、選りすぐりのタイトルだけを上映している展示もある

「映画の底辺を支えている技術は"危機"にある。デジタル技術に変わり、技術を持っている人が少なくなっている。展覧会を通じて知っていただけたら」と語った

文字に込めた意味には、思わず唸ってしまうほど

北野武監督の「BROTHER」は、Tの上の棒を敢えて‘右から左’に書いて、書き順を崩すことで、社会からはみ出た男たちを表している

この作品は墨のこびりついた割り箸で書かれたという

黒木和雄監督の「美しい夏キリシマ」は、敗戦を迎えた少年のやり場のない焦燥感を表現するため、細めの痛んだ筆で和紙に書かれてる

赤松さんは「タイトルはスパイス」と考え、タイトルによって作品の印象が少し変わる、隠し味のような役割だという

「映画は観客が必ず見る一方で時間が限られているため、小さい文字を大きくしたり、時間を長めにしたりすることで強調している」

「『ウエストサイド・ストーリー』のタイトルデザインが凄く印象的で、この仕事に就いた理由の1つは、あの時の記憶が潜在的に残っていたのかもしれない」

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るるきさん

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