少女勇者「ねえねえ僕にあんなことやこんなことしちゃうの?魔王「」
- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:52:20 ID:qyvLlgww
- 勇者「捕まっちゃったよ……お父さんお母さんごめんなさい」
魔王(勇者可愛い勇者可愛い)
勇者「うう……女の子が捕虜になったらその先どうなるかなんて決まってるよね……」
勇者「ねえねえ僕に[ピーー]しちゃうの!?」
魔王(えっ)
勇者「これから魔王の[ピーー]で僕の[ピーー]を[ピーー]されちゃうんだあ……ひええ……」
魔王「」 - 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:53:07 ID:qyvLlgww
- 勇者「さらには[ピーー]までされちゃうんだ……その上[ピーー]までされちゃったら……ひええ」
魔王「そんなことをするか!」
勇者「その後[ピーー]されちゃって遂には凸凹まで……ひええぇ……」
魔王(この子何歳だろ…………)
勇者「最近さらってる女の人達にもしてるの? [ピーー]しちゃってるの!?」
魔王(してない! してないし他の兵士にもさせてない!)
勇者「魔族の赤ちゃん産まされてるのかなぁ」
魔王(どう見ても10代前半なのに…………)
勇者「あ、あの、魔王ぉ」
魔王「……何だ」
勇者「初めてだから……やさしくしてね?」
魔王「」 - 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:53:49 ID:qyvLlgww
- 魔王「くっ!」バタン
魔王(仲良くなりたいだけなのに! 純粋だと思ったのになんでこんな変態なんだ!!)
勇者「……はあ。やっと去ってった…………」
勇者(戦意喪失作戦成功。幼馴染君の家にあったHな本の知識が役に立った)
側近「勇者の様子はどうです?」
魔王「想像してたのと違う」
側近「現実に理想を求めすぎなんですよ。貴方の理想通りの女の子なんてこの世に存在しませんって」
側近「大体あんな男児が女児かの見分けもつかないような子供の何処に魅力があるというのです」
魔王「菊地真の良さがわからないお前には一生理解できないだろうな。この熟女専め」 - 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:54:13 ID:qyvLlgww
- 勇者(さてと、脱走する手段を考えないと……)
勇者(壁が分厚くて硬い分、強化魔術はかけられてない)
勇者(見張りが抜けてる間に爆発魔術を発動すればいけるかな)
勇者(よし、今のうt)
側近「失礼しますよ~」ガチャ
勇者(Oh…)
側近「牢屋の居心地はどうです?」
勇者「錆臭さが酷いです」 - 5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:54:59 ID:qyvLlgww
- 側近「魔王様がやけにげんなりしてここから出て来らっしゃったんですが」
側近「あなた、一体何を言ったというのです」
勇者「企業秘密です」
側近「そうですか」
側近「魔王様があなたを見張っていない間は私が見張りをしますので」
勇者「たかが子供一匹にわざわざ魔王本人とその右腕が見張りをするなんて」
側近「子供とは言え勇者ですからね。油断はできません」
勇者「ガード硬い。ひええ」 - 6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:56:42 ID:qyvLlgww
- 魔王「…………」チラチラ
勇者「わざわざ作業台持ってきて牢屋の前でデスクワークするだなんて」
魔王「逃げられては困るからな」
魔王(仲良くなりたいよおお)
勇者「そ、そんなこと言って、実は僕のことえっちな目で見てるんでしょ!?」
魔王(えっ)
勇者「ぼ、僕、魔王の脳内できっとあんなことやこんなことされてるんだ……ひえぇ……」
魔王「貴様の脳内こそどうなっているのだ!」
魔王(ど、怒鳴っちゃった……) - 7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 16:59:23 ID:qyvLlgww
- 魔王(こ、ここは落ち着いて勇者の緊張をほぐs)
勇者「き、きっと[ピーー]とか[ピーー]とかされてるんだ……ひえぁ……」
魔王「この淫乱な悪ガキが!!」ダンッ
勇者「ひぇあっ!」
魔王(どうして考えてもないこと言っちゃうんだろう……!)
魔王(きっと勇者はこんな所に閉じ込められて混乱してるだけなのに! 俺の馬鹿!)
勇者「あ、わかった!」
魔王(え?)
勇者「純愛系! 純愛系ですね!」
魔王(バレた!? 俺の本心見抜かれた!?) - 8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:00:05 ID:qyvLlgww
- 勇者「禁断の恋に落ちた魔王と勇者、二人は遥か遠隔の地へ駈け落ちを試みるが」
勇者「追手に襲われ、その恋はやむなく散る……」
魔王(何その純愛ラブストーリー)
勇者「あ、魔王が勇者を籠絡するのも良いかもしれませんね!」
勇者「あ、でも僕の心がなかなか屈しなかったら性奴隷ルートになるのかなあ」
勇者「最初は嫌がるんだけど、半年後には従順になりかけて」
魔王「…………」
勇者「気がつけば快楽の虜……そして一年後にはすっかりお腹が膨らんで……」 - 9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:00:24 ID:qyvLlgww
- 魔王「お前の年で妊娠など危険すぎるわ!」
勇者「あ、そっか。じゃあ妊娠は五年後くらいで……」
魔王「もういい! 今日のお前の見張りは側近に任せる!」
勇者(やっと行った……)
勇者(にしても下ネタ言うの恥ずかしいな……) - 10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:01:44 ID:qyvLlgww
- 魔王「うおおおおおお」ガンガンガンガン
側近「魔族一の美形が何やってるんです」
魔王「勇者と仲良くなれんのだ」ドクドクドクドク
側近「額からの出血酷いですよ……」
側近「全く、美形ランキング、抱かれたい男性ランキング共に最高位だというのに」
側近「中身がこれですからね……他人に知られたら支持率の低下は免れませんよ」
魔王「勇者の前だと考えていることと正反対のことを言ってしまうのだ」
側近「貴方にはよくあることじゃないですか。結果的にいつも良い方向に向かうので問題視はしておりませんが」
魔王「これほど重大な問題はないというのに」 - 11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:03:24 ID:qyvLlgww
- 翌朝
勇者(……体訛るから筋トレしよ。鎖長くてよかった)
魔王(む……ずっと牢屋の中というのも健康に良くないな)
魔王「……出ろ」
勇者「ひえ?」
魔王「…………運動しなければ体に毒だろう」
勇者(な、なんか優しい!?)
勇者(でもこれは逃げ出すチャンス!) - 12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:05:05 ID:qyvLlgww
- 勇者(結局背後にしっかり付かれてるしいいぃ)
勇者(しかも横にはガッチリ側近……隙が全くない)
勇者「……ちえっ」トボトボ
魔王「……勇者」
勇者「! 何ですか? ひぇぇ」
魔王「…………何でもない」
勇者(一体何なの)
魔王(可愛いよおおお大好きだよおおおお)
側近(魔王様の変態…………) - 13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:05:47 ID:qyvLlgww
- 勇者(まあ久しぶりに歩けて気持ち良かったかな)
魔王「…………」カキカキ チラッチラッ
勇者(……こうなったら次の作戦)
勇者「ねえ魔王ぉ」
魔王「…………何だ」
勇者「ここにいたら僕魔王の赤ちゃん産めなくなっちゃうよお」
魔王「ぶほあっ! げほっげほっ」
勇者「だってここの牢屋冷え冷えだよ? 身体冷えちゃうよぉ? ひええ……」
勇者(場所が変われば環境が変わる。そうしたら逃げ出す隙が見つかるかもしれない) - 14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:06:40 ID:qyvLlgww
- 魔王(た、確かに、この牢屋はほぼ連日冷える上深夜は特に冷え込む)
魔王(その上暑い日は湿度が上がりじめじめして気持ちが悪い)
魔王(脆い人間にとってはとても良い環境とは言えないだろう)
勇者「ひえひえだよぉ……ひええ…………」
魔王「…………わかった。少し待っていろ」
勇者「えっ」
魔王(し、しかし、ふざけて言っただけだろうとは思うが)
魔王(お、俺と、ゆ、勇者の……子供…………) - 15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:07:15 ID:qyvLlgww
- 魔王(い、いかん、不要な妄想を…………)
側近(全く、勇者なんて牢屋に閉じ込めて人間との交渉材料にしてしまえば良いものを)
魔王「……勇者、来い」
勇者「おおっ豪華な客室ただし鎖付き!」
勇者(あっさり新部屋来たー! 壁脆そうだしこれなら詠唱が短い魔術でもなんとか……)
側近「壁は破れないよう魔術で強化してありますから逃げ出せませんよ」
勇者(Oh…) - 16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:07:52 ID:qyvLlgww
- 勇者(本気出せば強化してあっても壊せるんだけど)
勇者(いかんせん強い術は詠唱が長いからなー)
勇者(詠唱始めたら近くにいる魔族にバレちゃうもんな…………)
勇者(一般兵ならともかく、魔王と側近じゃ…………)
勇者(はやくしないと、はやく逃げないと手遅れになっちゃうのに…………!) - 17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:08:38 ID:qyvLlgww
- 勇者「お花?」
魔王(これで少しは気を許してくれないかなー)
勇者「こ、この花の花言葉は、確か……情欲」
魔王(えっ)
勇者「やっぱり魔王は僕にあーんなことやこーんなことしたいの!?」
勇者「ひええ……」
魔王(どうしてこうなっちゃうの)
魔王「……お前などに欲情するか! このガキが!」バタン
側近「はいはい交代交代」
勇者(くそっやっぱり隙がない) - 18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:09:45 ID:qyvLlgww
- 勇者(こうなったら最後の手段かな……)
勇者「…………魔王、しばらくの間僕を一人にさせて?」
魔王「無理な頼みだな」
勇者「あのね、あのね……」モジモジ
魔王「…………?」
魔王(勇者の顔が赤い…………?)
勇者「ここに捕まってから、その、ずっと…………」
魔王(な、何だ? 何だ?)
勇者「っ…………」
勇者(我が尊厳を生贄に、最終兵器発動)
勇者「……してなかったから、体が熱いの」
魔王「」 - 19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:10:44 ID:qyvLlgww
- 魔王(くぁwせdrfgtyふじこlp!?)
勇者「だから、お願い……一人にさせて? 一時間……ううん、三十分だけで良いから」
勇者「……体が疼くの……ひええ…………」
勇者(こんなこと言ってる自分KIMEEEEE)
魔王「だ、だがっお前を一人にするわけにはっ」
勇者「じゃあ……僕が一人でしてるとこ、見る……?」胸チラッ
魔王(pぉきじゅhygtfrでsw) - 20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 17:11:20 ID:qyvLlgww
- 勇者「んっ……見ちゃう? 見ちゃうの? ひええ…………」
魔王「わわわかったで出て行けば良いのだろうう!?」バタァッ
勇者(……よし)
魔王「ぜはっ、ぜはっ……」
側近「何であんな勢いで走ってたんですk…………」
側近(うわ……心なしかテント張ってるような……)
コメント一覧
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- 2014年04月24日 13:36
- ぼくの股間のギンギンになった魔剣カオスブレイドで勇者ちゃんをヒーヒー言わせたい
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- 2014年04月24日 13:40
- イイハナシダナー
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- 2014年04月24日 13:43
- 米一よお前のは親指程度だろ?
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- 2014年04月24日 14:00
- 真にレニか
この1とはうまい酒が飲めそうだ
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- 2014年04月24日 14:04
- ※1
爪楊枝かな?
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- 2014年04月24日 14:24
- この魔王、イイ男杉
(だけどロリコン)
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- 2014年04月24日 14:30
- 中学生以上は全部BBAなんだよ
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- 2014年04月24日 14:34
- ※1
そのガリガリ君の外れ棒しまっとけよ
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- 2014年04月24日 14:54
- ベクトル操作しそうだな
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- 2014年04月24日 16:00
- 想定してたオチありがとう、いい意味で。
やはりあれだよな、二人の一族でくだらない王政、圧政やってる連中を潰す手だな。
まあ、まおゆう的、展開もするんだろうが。
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- 2014年04月24日 16:05
- 勇者ちゃンペロペロしてェ
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- 2014年04月24日 16:42
- キャスト
魔王:天ヶ瀬冬馬
勇者:菊池真
側近:秋月涼
幼:御手洗翔太
兵隊、魔族 アイドルの皆さん
でお送りいたしました
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- 2014年04月24日 17:20
- ※12 ワロタWWWWWW
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- 2014年04月24日 17:59
- ※4
衛も入ってたらさらに良かった
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- 2014年04月24日 22:03
- 真とレニ
たぁ...いい趣味じゃねぇか。
ただロリコンはいただけねぇな。
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- 2014年04月24日 23:00
- ひええ、がなんか好きだ