福島第一原発作業員ルポ漫画 いちえふ1巻 「煽らない。冷静さや客観性が素晴らしい」
竜田一人氏が週刊モーニングで不定期連載されているコミックス「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」1巻【AA】が、23日に発売になった。
『いちえふ』は、竜田一人氏が福島第一原子力発電所(1F=いちえふ)で作業員として働かれた経験を描かれたルポ漫画で、MSN産経ニュースでは『竜田さんは東日本大震災後の平成24年6月から約半年間、1Fで働いた。1巻では、作業員の日常や首都圏のハローワークから1Fにたどり着くまでの曲折が、筆描きの緻密な絵で再現されている』とか書いていた。
「いちえふ」1巻【AA】のオビは『これは「フクシマの真実」を暴く漫画ではない。福島第一原発作業員が描く原発ルポ漫画。これが、彼がその目で見てきた「福島の現実」』を謳い、裏表紙オビは『「モーニング」に掲載されるや、読者、国内外メディアから凄まじい反響を読んだ話題作!』になってた。(もくじ)。
福島第一原発作業員が描く渾身の原発ルポルタージュ漫画! 「メディアが報じない福島第一原発とそこで働く作業員の日常」、そして「この先何十年かかるともしれない廃炉作業の現実」を、あくまでも作業員の立場から描写。「この職場を福島の大地から消し去るその日まで」働き続ける作業員たちの日々を記録した、いま日本に暮らすすべての人たちに一度は読んでみてもらいたい「労働記」です。 コミックス情報
なお、コミックス「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」1巻【AA】の感想には、マンガ一巻読破さんの感想では『センセーショナルな描き方はしない。煽ることはない。確かに特殊な仕事場であるが、その日常を淡々と描く様は、他の作家やマスメディアには薬とすべき者も多いのではないか』、『冷静さや客観性が、本作の、題材以上に素晴らしい点である』などを書かれている。
「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」1巻コミックス情報 / 作品情報
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「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」1巻コミックス情報 / 作品情報
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ハフィントン・ポスト - いちえふ
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事実は小説よりも奇なり、というが、 一方で、事実は報道よりも地味なものである
フクイチ作業員のルポ漫画、話題になってたけどこんな早くコミックスになるとは…
原子力工学のかたが、「いちえふ」は現場の様子を正確に描いていると言っていた
原子力発電所 - Wikipedia
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