213 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:03/08/16 06:47 ID:pcPu9V+/
近所の本屋のお姉さんはとても素敵なバイトさんだった。
こちらの鞄が大きければ「このままでよろしいですか?」
こちらの鞄が小さいorパンパンor持ってなければ黙ってビニールの手提げに
地下の店で外は全く見えず、傘立ては外なのに、雨の日は
何も言わずに紙袋に入れてからビニールの手提げに入れて渡してくれた。
きっと客の靴や服、持ち物に付いた水滴とかで判断してたんだろう。
接客態度も完璧で
外見はちょっとツンケンしてるかな?って位のなかなかの美人なのに
会計後「どうも」って言うと「ありがとうございました」と
(もう商品を渡す時に一回言ってるのに)笑顔で言ってくれた

最近そのお姉さんがいなくなった。替わりに入ったらしい坊主の兄ちゃんは
お預かりします、も少々お待ち下さい、も○○円のお返しになります、も言わない
カバーもろくにかけられず何度も何度も失敗して、本来のカバーを折りまくり
こっちが小さいポシェットや財布しか持ってなくても「このままでいいですか?」
大雨の日にそのまんまゴムかけて渡そうする

吹き荒れる風雨の中家路につきながら、お姉さん、どこ行っちゃったの…。・゚・(ノД`)・゚・。?
と雨に紛れて泣いてしまった。