インターネットは誰が統率すべきか?
統率すべきか? ではなく、誰がすべきかという話。
オバマ大統領来日がトップニュースの1週間でしたが、世界のまた別のところではインターネットに関する重要な会議が行なわれていました。サンパウロでは、さまざまな国から代表者が集まり2日間にわたりネットのあり方が話し合われました。
米国商務省は、インターネットガバナンスとも言われるIPアドレスやドメイン名を管理する団体ICANNとしての役目を放棄することになっています。このサンパウロの会議では、その後どのように世界的にインターネットを運営していくのか、次にとるべき行動は何があるのかが議題となっていました。
しかし、誰が、いやどこの国がインターネットの世界をまとめるのか? これは容易に決められる問題ではありません。欧米は、今までのままアメリカが指揮をとればいいという考えですし、ロシアや中国は国連が役割を担うべきだと訴えています。
妥協案として得策だと思われるのが、複数国がステークホルダーとして舵取りを行なっていくというもの。もちろん、ステークホルダーになるのは政府だけでなく、企業や教育機関も含まれます。
世界にインターネットが溢れている今、何らかの統率は必然。ならば、これからは誰が長官を務めるのか…。さて、ギズ読者のみなさまは、どう思われますか? 誰が手綱を握るべきでしょう?
Image by Chris Harrison
source: WSJ
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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