ドラマCD「
新撰組北翔伝 晨星落落 第一巻 斉藤一」が6月25日にトムス・ミュージックから発売される。
新撰組隊士を主人公に切ない恋愛模様を描いたオリジナルドラマCDシリーズで、第1弾の斎藤一役を「第8回 声優アワード」で新人男優賞を受賞した
石川界人さんが演じる。
新撰組を扱った作品は数多くあるが、そのほとんどが結成時からの試衛館メンバーを中心に京都を舞台にした物語。「新撰組北翔伝 晨星落落」シリーズでは、これまであまり描かれてこなかった明治維新以降、逆境に立たされながらも最期まで義を貫き戦い続けた新撰組隊士たちの戊辰戦争終焉までの生き様を、切ない恋愛模様とともに描く。
第2弾の野村利三郎役を
岸尾だいすけさん、第3弾の相馬主計役を
浪川大輔さんが担当するほか、第4弾の市村鉄之助編、第5弾の土方歳三編の制作も決定している。
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ドラマCD「新撰組北翔伝 晨星落落 第一巻 斉藤一」ストーリー
慶応4年。局長・近藤勇を失った新撰組は、会津戦争を戦っていた。ある日斎藤一は、町で浪士から助けた縁で一人の女と出会う。彼女は自分を知っていたようで、それからたびたび訪ねてくるようになる。新撰組に不要なものに対しては無関心の斎藤だったが、どこか沖田総司の面影を感じる彼女を強く拒むことができなかった。見た目とは裏腹に強い心を持った彼女にだんだん惹かれていく斉藤。しかし、城下に迫る戦火、落城間近の会津から、新撰組は撤退することが決まった。今まで命令は必ず遂行してきた斎藤だが、今回ばかりはすぐにうなずくことができない。彼が下した決断は……。
2014年04月25日 19:51