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「アルテ」、ルネスサンス情熱!僕のこの手はいつも何か探し燃えてる!
ルネスサンス情熱!
「アルテ」1巻が発売されました。面白かったです。時はルネスサンス時代、16世紀初頭のフィレンツェ。時代は文化を復興、絵画、建築音楽、彫刻、音楽など芸術文化が栄えた時代のイタリアを舞台に女の子が画家修業をして頑張る物語。
16世紀初頭・フィレンツェ。
芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
今なら1話が無料で読めますのでまずは読んでみてください。
<まずは1話を読むべし>
・ゼノン公式サイト アルテ
アルテがくそ可愛いのである。
頑張る女の子は可愛い(真理)。
アルテ
アルテのひたむきに頑張る姿に胸が熱くなるな。
やっぱりね、前だけ向いてひたむきに頑張る可愛い女の子は最高なのである。好きなことに対して突っ走る様子が読んでて応援したくなっちゃうじゃないの。
16世紀、フィレンツェにて没落貴族出身のお嬢様・アルテは絵を描くことが大好きで本気で画家を目指し、芸術工房への弟子入りをして修行していくのである。母親に画家になる事を反対され、家を飛び出し工房に弟子入りして画家を目指す。
まず、第一に感じたのは「乙嫁語」「ジゼル・アラン」と同じ臭いでしょうか。
絵がなかなかどうしてよ。
じっくり1コマ1コマ見入っちゃうぐらいに描き込まれていますね。何気ない衣装から背景のモブの様子から、その時代のフィレンツェの街並みがよく分かります。
そして、16世紀のイタリアを舞台にしているんですけど、その生活とか文化が読んでて「へぇ」と思うぐらい作中で上手に説明がされております。私は別にこの時代を詳しく知らないのであってるかどうかは知らんが。少なくともそういう時代でこういう生活や文化なんだと納得できる。
説明が上手い
話が転がる中で自然と、16世紀のイタリアの生活・文化・慣習の説明がされるんですけど、それがストーリーのテンポを崩さず上手にナレーションされています。この時代の画家になるための説明から、画家として一人立ちするまでの説明(ラーメン屋の暖簾分けの修行みたい)、この時代の行事など。
読んでて勉強になるってぐらいストーリーを転がしながら自然と解説される。当時の食生活から文化から生活まで。特に、「解剖学」のエピソードは神聖の冒涜と協会から禁止されている中でも、謝肉祭では協会が寛容になる説明から、でも女は入っちゃダメってのが描かれている。
「アルテ」のキモはこの時代の女性の生き方であろう。
アルテ自身も自分が女だからと色々と苦労をするんですが、アルテだけでなく1話では嫌なやつ全開だった母親が各エピソードの間に挟まるおまけでグッとくる話が描かれている。娼婦のヴェロニカも強く生きてる。この時代は男尊女卑があからさまで、それでも懸命に生きる女がなかなかどうしてよ。
なかなかどうしてよ
この時代は女が手に職を持つなんてもってのほかで、誰からも「女のくせに」という目線で見られ、それでも頑張るアルテが胸熱なのですけど。1話で髪の毛をバッサリ切って「もう女捨ててやるわよ!」と啖呵を切ったのはグッとくるというもの。
アルテは本当に女を捨てて、画家の工房に弟子入りしてひたむきに頑張る。2話でも女として見られることを嫌がり「誰もかれも結局…私を女として見る…女として扱うんだ…」「ざっけんな!」と、胸に一本の槍を通して、「女」としてでなく「一人の人間」として立つ姿は見ていてブルっとくるじゃないですか。
んで、個人的に「アルテ」で一番グッときたのはアルテの乙女っぷりなり。
女を捨てて1人立ちしようとするアルテが良いキャラであり、師匠・レオはアルテを女としてでなく一人の人間として見れくれる事に惹かれていき、それがいつのまにかアルテを乙女にしちゃうというね。相反するこの感情よ。このレオに対する乙女の感情が私の心の琴線を鷲掴みにしたのである。
え?え!?あれ?えっと…あれ?
・レオさんは「女」でなく1人の人として見てくれて好き
・胸が痛い。私病気なのかな?
オー・イッツ・ミラクル!
男尊女卑、女が職を持つなんてとんでもない。どこへ行っても誰でも自分を女として見下し、それが嫌で「女」であることを捨てたアルテ。自分を女としてでなく1人の人として見てくれるレオを信じてついていこうと思うのも当然。それが、いつの間にか胸がドキドキになるのも当然なんだろうか。素晴らしい!
自分を「女」として見ない事が好きだったのに、いつの間にか乙女の好きが出てきてしまうというね。この相反する感情は最高であると断言しよう。「女」として見ないから好きなのに、「女」として好きになっちゃう。「アルテ」期待大である。普通にルネサンス時代に女が画家を目指すだけでも面白いし、その時代の風土や風俗や習慣も面白い。プラスしてラブコメとしても超面白くなりそうな予感である。お勧め。
アルテ(1)
著作:大久保圭 16世紀初頭・フィレンツェ。 芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。 そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。 女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。 |
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コメント一覧
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- 1.
- 投稿日:2014年04月27日 12:17 ID:1TVKgsqL0
- モデルはアルテミジア・ジェンティレスキなんですかね?
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- 2.
- 投稿日:2014年04月27日 17:18 ID:lWDDVYz.0
- 見出しのフレーズ何だっけと思ったら、ミスター味っ子じゃねえか
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- 3.
- 投稿日:2014年04月27日 20:53 ID:4iArsQr00
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はじめまして、氷夢と言います。
画像付き官能小説を書いています。
もしよろしければ相互リンクしませんか?
こちらは仮リンクをさせていただきました。
こちらのブログ名は【官能小説「ほのぼの学園」】です。
URLはhttp://himu.pw/です。
ご覧いただければわかると思いますが、
TOPの一番上の記事に文字サイズ14でリンクさせていただきます。
当サイトはUU500のPV2000ぐらいのサイトです。
良き縁になるよう、よろしくお願いします。
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- 4.
- 投稿日:2014年04月27日 22:32 ID:f8pKvMYK0
- 1話読んだけど面白そうでポチろうか悩む