政府が消費税10%以上を目標としているのではないかと報じられています。
https://www.flickr.com/photos/cogdog/2895521318/
28日に開かれた財政制度等審議会では、現在の国の借金が国内総生産(GDP)の約2.3倍に
ふくらんでいることから、これを2倍に減らすために歳入と歳出(※)をどの程度にすればよいのか
という試算をまとめ、発表。
歳入…ある会計年度における国・自治体の収入
歳出… 〃 支出
歳出… 〃 支出
それによると、今から8年後の2012年度には国内総生産(GDP)の8.9%にあたる約57兆円
も改善する必要があるとのこと。
これを消費税だけでまかなうと税率約30%になる計算。
同委員会では
「社会保障費を切り詰めていかなければならない」
との意見も出ており、今後国民の負担が増える可能性を示しています。
また同日、麻生太郎財務相も参議院決算委員会で
「消費税を上げるという政策をやり、G20(20ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)で反論する人はいなかった。
これをやっても2020年度の基礎的財政収支はまだ10兆、12兆のマイナスということになる」
「15年度の(基礎的財政収支赤字の対GDP比)半減目標達成の後、20年度をもう一回どうするかという計画をたてなければならない。簡単な話ではない」
と2015年4月に予定されている消費税10%を前に、さらなる増税の検討に言及されています。
税金を増やした分、きちんと国民に還元されるのでしょうか・・