カモの親子が道路をヨチヨチ歩いているシーンはよく見る光景ですが、今回ご紹介するのは一味違います。
とある1羽のカモがベランダに引っ越してきたかと思うと、家族を作って出て行ったというドラマチックなものでした。
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海外掲示板の投稿者によると、まず、ベランダに置いてあった植木鉢に卵を1つ見つけたそうです。その段階では母鳥の姿はどこにも見つからなかったとのこと。
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翌日、卵が2個になっていました。
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おっ、母ガモ発見!
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なんと、合計で11個の卵を産んでいました。
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せっせと温めています。
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卵の殻が落ちているのが見えます。
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ついにヒナが孵(かえ)った!
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次々と産まれてくるヒナたち。
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エサを求めては鳴いています。
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やがて母親と一緒に巣立っていきました。
ノバリケンという種類のカモだそうです。
ノバリケン - Wikipedia
この親子に対する、海外掲示板の反応をご紹介します。
●(投稿者)ノバリケンがベランダに11個の卵を数日のうちに産み、1か月後に9羽かえった。
↑残りの2個はどうなったの?
↑母鳥が巣作りをするをしている間に卵が1つずつ増えていき、量に満足するまでは座って卵を温めはじめない。ニワトリならヒナが孵るまで3週間くらいで、カモはどうだか知らないが、ほとんどのヒナが孵ったところで世話をするためにいったん巣から離れる。そのときに残された卵は死んでしまうんだ。
↑(投稿者)まさにそれと同じことが起こったよ。1か月くらい温めていたと思う。ヒナたちを巣から出すのに自分が先に飛び降りてヒナたちを呼んでいた。
↑どうやってベランダから降りたの?ジャンプ?
↑(投稿者)その通り。見ているのが怖かったよ。
↑一体何階に住んでいるの?ヒナたちは落ちる速度は遅いものなの?
↑(投稿者)3階だよ。思うに落ちる速度は遅いんじゃないかと思う。みんな落ちても大丈夫だったから。
↑そういうのが見られて幸運だよ。
↑(投稿者)ドキドキ落ち着かない気分で見ていたよ。全員無事に着地してヨチヨチ歩いていった。
●カモのヒナが落ちていくシーンの動画があるよ。
? Brave little mandarin ducklings (Earth) - YouTube
●出来あいの巣を使ったんだな。怠け者のカモだ。
↑シングルマザーはたいへんなんだ。
●うちなんてクモがベランダに引っ越してきて大群化してた。
●カモを植えたみたいになってる。
ヒナがかえるまでに1か月かかったそうで、投稿者も暖かい目で見守っていたようです。
飛び降りるときはひやひやしますが、自然のままに手を出さずにいるのが一番なのでしょうね。
それにしてもかわいいヒナたちです。
I had a duck move onto my balcony and start a family