マンチェスター・ユナイテッドはモイーズ監督を解任し、現役選手でもあるライアン・ギグスを暫定監督に据えシーズン終了まで乗り切る事を決断した。デビュー戦は4-0の大勝、素晴らしいスタートを切ったが、ライアン・ギグスの弟ロードリ・ギグスはあまりよく思っていないようだ。
英国のタブロイド紙「ザ・サン」が28日報道したところによるとロードリ・ギグスは「
彼は夫である時よりも、監督の時の方がいいね」と皮肉った。ロードリ・ギグスのこの発言から、あの時に壊れた兄弟の関係はいまだに修復されていないことが確認された。
ライアン・ギグスは、ロードリ・ギグスの妻であるナターシャ・ギグスと8年間不倫関係にあった。
2003年にナイトクラブでナターシャ・ギグスと浮気を始め、子供を妊娠させたが500ポンドを払い中絶させる。その後も続けて密会を楽しんできた。
不倫が弟に発覚したギグスは、その詳細が明らかにされるのを恐れ25万ポンド(約4000万円)の口止め料を提示したことも明らかになっている。
ナターシャ・ギグス自体にも問題があったのも事実で、元マンチェスター・ユナイテッド所属のドワイト・ヨーク、フィル・バーズリー、そしてダニー・シンプソンの3人とも不倫関係にあったことが発覚している。
当時ロードリ・ギグスは「兄は偉大なサッカー選手だ。しかし、男として何の価値もない。虫けらのようだ」 とコメント、「兄は立派な人だと思ってきたが、今はそうではない。彼に私の人生を台無しにされたよ。」「彼から謝罪の言葉はなかった。なに一つね」とメディアにぶちまけている。
2011年、この事実が明るみになるとユナイテッドの生ける伝説ギグスが弟の妻と不倫をしていたということもあり世間は大騒ぎとなった。あの出来事から3年経った今でも兄に対する憎悪の念は消えていないようだ。
また、ギグスの父ダニー・ウィルソン氏も怒っている。 父ウィルソン氏は「監督になるには信頼されなければならない。彼が弟にしたことを考えれば、どうして選手たちが彼のことを信頼できるのだろうか?」と述べた。
ウィルソン氏は既にギグスの母親と離婚しており、ギグスは母親の姓を名乗ることを選択している。
ウィルソン氏「彼はサッカーの面では尊敬されているかもしれない。だが臆病なマザコンだ。私は彼が14歳の時に家を出た。確かに妻にとって良い夫ではなかったかもしれない。ただ彼が弟にしたことはもっと最低のことだ。弟は全てを失ったんだ」とギグスについて語った。Via:
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