( °Д°) 想像を超えていた
いつのまにこんな未来が近くに
仮想現実への没入に特化したヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift (オキュラス・リフト)」
2012年にKickstarter で目標額25万ドルをはるかに上回る240万ドル(約2.5億円) の調達に獲得。顔の方向に反応して視界の仮想空間が動き、ヘッドフォンをするとまさにそこに居るような感覚になる、その圧倒的な体験に世界が騒然
どれだけ深い没入感かというと
仮想空間で高所にいるひとが、不意に後ろから押された時のリアクション (1:25〜)
こ れ はwwwww
かなり凄そうなんだけど、実際に見てないとよくわからない世界だよね
しかし思わぬ遭遇をした。これはヤバい
この人の気持ちがよく分かるwww
4/26・4/27に開催されていた『ニコニコ超会議3』に行ったら、なんと26種類以上の「Oculus Rift」関連のブースが並び、見本市かよと突っ込みたくなるくらいの盛りだくさん。しかも日本ならではの "斜め上" なアプローチがwww
#1 超会議ジャンプ!
クワッドコプターと連携させて、まるで自分のジャンプ力がハンパないレベルになったような体験ができる。そのニコニコ技術部で話題になっていた慶応日吉キャンパスで行われたシステムを会場で再現、幕張メッセの天井まで飛んでいる気持ちになれる
実際にはこれだけしか飛んでません
#2 木造校舎を歩く
ジワっと来るなぁ・・・
自分が通っていた学校や場所がなくなってしまうと、なんとも言えない喪失感を感じてしまうけど、この「木造校舎を歩く」はそんな "失われた時間" を取り戻す
実際の木造校舎をモデルに作られ、そのなかをまるで現実のように歩きまわることができる。今後、全国の学校のデータベースが作成されれば、誰もが "あの教室" と共に想い出を追体験したり、オンラインで同窓会したりすることもできるかもしれない
そしていつか、個人用にオーダーメイドされた仮想空間が販売される未来がくるんだろうか
#3 みっくみくにされる系
"超ボカロキャラ握手会" にあった「Miku Miku Akushu」
GOROman が作成したシステムで、「Oculus Rift」と、物体の感触をデバイスを触った人の手にフィードバックする3次元感触インターフェイス「Novint Falcon (ノヴィント ファルコン)」を組み合わせることで、仮想空間の初音ミクと触れ合う (握手する) ことができる
#4 未来のニコ生体験
ドワンゴがNTTと共同開発した、自宅をニコファーレにしてしまう「未来のニコ生体験」360° の視界をクリアにするには膨大なデータ量を必要とするため、目線を動かしている時には画質が落ち、3秒間定点を見ている時にはクリアになるという、まるで実際の人間の視覚処理を彷彿とさせるシステム
その横にあった「18禁ライブ」ってのがとても気になりましたが・・・
3DCGの空間ではなく、現実の空間を体験できるというのがスゴイ。音楽のライブも変わっていくだろうし、この技術が今後普及したら「飲み会に自宅出席」も可能になるかも
その他にも、護衛艦「しまかぜ」の演習をバーチャル体験できる自衛隊ブース、「将棋電王戦の対局場体験」ができる超囲碁・将棋・電王ブースなど
なんか、僕らを取り巻く世界がもうすぐ一変してしまうんじゃないかってゾッとするほど衝撃的だった
海外では頭の動きに追従する「Oculus Rift」をドローン撮影に連動させて使う試みも始まっている。もしや車の運転まで・・・