京都大学が「トマトの秘密」を発見したと話題です。
https://www.flickr.com/photos/pikerslanefarm/4971600902/
先月末、京都大学生態学研究センターの高林純示教授らと山口大学の研究チームが発見したもので、
虫に食べられたトマトは「香り成分」を周りに放出し、周りの虫を死滅させるとのこと。
https://www.flickr.com/photos/davidmarcel/5951141392/
また同種の植物がこの「香り成分」に触れると自己防衛力も高まるとしています。
研究チームはこの発見を再現するため、日本に広く生息するハスモンヨトウの幼虫にトマトの葉を食べ
させ、葉から放出される「香り成分」を別のトマトに届くように環境を整えて実験。
その結果、トマトに付着していた幼虫の死亡率が飛躍的に高まり、「香り成分」の中に含まれるアルコー
ル成分を別のトマトが葉内部の糖分と結合させ、「毒性物質」に作り変えて蓄積していくこと、さらにこの
トマトと同じ仕組みは、稲やキュウリ、ナスにも備わっていることも判明しました。
今回の発見は農薬に頼らない食害予防につながる大きな成果です。
研究と発見に関する論文は米国科学アカデミー紀要に掲載されました。
今回の件に【ネットの声】は・・
- キラートマト
- なにげにすごいw
- トマト食えなくなる・・
- まさかこんな秘密能力があったなんて
- トマト「毒ガスプシャー」
- 食われる前に香り放出はできんのか
- 繁殖のために動物に食べられてフンになるのを前提にしてるからね
- まるでトマトに知能があるみたいだな
- 害虫も益虫も一網打尽?
- 生物兵器に悪用されないよう祈る
などがあるようです。
最近、京都大学による発見がめざましいですね。
トマトの「毒ガス」防衛能力もすごいです。