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批判浴び弁明「個人的発言、大統領府の意思ではない」

　大統領府の閔庚旭（ミン・ギョンウク）報道官は4月30日、旅客船「セウォル号」沈没で遺族たちが朴槿恵（パク・クンヘ）大統領の謝罪を受け入れなかったことについて「遺憾で無念だ」と述べ、「不適切な発言だ」という批判を呼んでいる。大統領府記者団に同日「遺族は（朴大統領の非公開の謝罪は）謝罪でないと言っているが、大統領府の見解は？」と質問された閔報道官は「（朴大統領があらためて謝罪する）時期や方法に関しては悩むところだろう」とした上で「（遺族の反応は）遺憾で無念だ」と答えた。しかし、「遺憾だ」という言葉は、朴大統領の謝罪を遺族が受け入れるべきだったという意味合いで解釈され、大統領府内部からも「適切でない」と指摘する声が上がった。

　野党も閔報道官の発言は不適切だと批判している。正義党の李貞美（イ・ジョンミ）報道担当は同日「こうした状況で遺族に対し『遺憾』という表現が簡単に出てくるところを見ても、真の謝罪でなかったことを証明しているようなものだ」とコメントした。

　このように批判の声が高まると、閔報道官は再び記者団に対し「さっき私が『遺憾で無念だ』と言ったのは純粋に個人的な発言で、大統領府や朴大統領の意思ではない」と釈明した。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/01/2014050101052.html