マイクロソフトのインターネットブラウザ「Internet Explorer」(通称:IE)のバージョン6~11に
深刻な脆弱性が見つかった問題で、修正プログラムが配布されました。
画像:【Internet Explorer】
https://www.flickr.com/photos/smemon/4976971895/
脆弱性(ぜいじゃくせい)
コンピュータやネットワークなどの情報システムにおいて、第三者が保安上の脅威となる行為(システムの乗っ取りや機密情報の漏洩など)に利用できる可能性のあるシステム上の欠陥や仕様上の問題点。(引用元:http://e-words.jp/w/E88486E5BCB1E680A7.html)
先月26日に見つかったIEの脆弱性(※)ですが、2日(日本時間)、マイクロソフトがウィンドウズアップデート
を通じて、修正プログラム「KB2964358」を配布。
(※ ゼロデイと呼ばれる脆弱性で、IEを乗っ取られ、悪意のあるコードを実行させられたり、強制的にウィルス
などに感染させられるウェブサイトへ誘導させられるなどのリスクがあります)
また4月でサポートが終了しているOS「WindowsXP」についても今回は例外措置として、修正プログラムが
適用されます。
しかし、今後はXPについての対応は期待できないため、XPの環境でのみ使用できるIE6~8については、
新しい脆弱性が発見された場合に使用を続けるリスクがふたたび高まることになります。
時間帯によってうまくダウンロードできないときや更新がうまくいかないときがあるようです。
一時的な回避策としては、他のブラウザや代替ツールを使用するなどの方法があります。