モバP「アイドルに告白をされたなら」
- 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 03:55:13.60 ID:s9llXaDro
P「お待たせ、ほたる」
ほたる「ご、ごめんなさい…お忙しいのに急に呼び出してしまったりなんかして…」
P「いや、大丈夫。仕事も一段落ついたところだしさ」
P「近所の公園ぐらいなら空いた時間にいつでも付き合うさ」
ほたる「そんな…」
ほたる「でも…ありがとうございます…」
ほたる「あなたはいつもそうやって、私の気持ち…考えてくれましたよね…」
ほたる「優しくて…素敵だなって…いつも思っています…」
P「そんな大袈裟な」
P「まぁ、でも俺がもしも優しいっていうなら、それはほたるのおかげかな」
ほたる「えっ…?」
P「優しい心を持ったほたるだから、俺もほたるに優しく出来るんだよ」
ほたる「プロデューサーさん…」
ほたる「……」
ほたる「あ、あのっ…!」
- 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 03:55:42.46 ID:s9llXaDro
P「ん?どうした?」
ほたる「その…」
ほたる「えっと…その…あぅ…」
ほたる「…うぅ」
P「……」
P「ほたる、ゆっくりで良いからな?」
ほたる「…えっ?」
P「俺、ちゃんとここにいるからさ」
ほたる「あ…」
ほたる「……」
ほたる「今日まで、一緒にいてくれたんですよね…」
ほたる「こんな不幸なことばかり起こる変な女の子にイヤな顔一つせずに」
ほたる「私、本当に嬉しかったんです…」
P「ほたる…」
- 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 03:56:16.15 ID:s9llXaDro
ほたる「毎日が楽しくて、嬉しくて」
ほたる「こんなの初めてでした」
ほたる「…私、今までずっと自分の不幸で悲しい思いをしてきました」
ほたる「そんな自分を変えたいって、いつも思っていて…」
ほたる「だけど…私、わかりませんでした。自分一人ではどうすれば良いのか…」
ほたる「でも、貴方はそんな私に幸せな日々を与えてくれた…」
ほたる「本当にありがとうございます」
P「…ほたるが幸せだって感じているなら俺も嬉しいよ」
ほたる「本当に優しい…」
ほたる「……」
ほたる「…そんな優しい貴方のことを、今から少し困らせてしまいます」
P「え?」
ほたる「私、もう与えられているだけじゃイヤなんです」
ほたる「本当に幸せになるために…自分から…自分一人の力で…」
ほたる「私、もう何も怖くありません」
ほたる「だから…思い切って言っちゃいますっ」
- 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 03:56:57.55 ID:s9llXaDro
ほたる「私…貴方のことが好きです…」
ほたる「頼りになるお兄さんとかじゃなくて、一人の男性として…」
ほたる「貴方のことが…好きですっ!」
P「ほたる…」
P「えっと…」
ほたる「ううん。返事はわかっています」
ほたる「私はまだ子供だし…それにこんな不幸なことばかり起こる変な女の子なんて…」
ほたる「でも言わないと、私一生不幸なままだから…」
P「…確かに男女の関係は難しいな」
ほたる「そう、ですよね…」
P「けど、それは今に限った話だ」
ほたる「えっ…?どういうこと、ですか…?」
P「今はアイドルとプロデューサーの関係もあるし、年齢的にも少し問題があるけど…」
P「ほたるが大人になってトップアイドルになって…」
P「引退をするって決めた時に、まだ俺のことを好きでいてくれたのなら…」
ほたる「そ、それって…」
- 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 03:58:14.18 ID:s9llXaDro
P「ありがとう。俺もほたるのことが好きだよ」
ほたる「…!」
ほたる「だ、だけど…私は…私の周りではいつも不幸なことばかり…」
P「だけど最近は毎日が楽しいって思えたんだろ?」
ほたる「あ…」
P「一緒にいる限りは、いつだってそう思わせてみせるさ」
P「アイドルが夢を与える存在なら、俺はアイドルに夢を与える存在だからな」
P「それに俺は、どんなにつらいことがあっても、それでも幸せになるために一生懸命でひたむきなほたるのことが好きなんだ」
ほたる「ぷ、プロデューサーさん…」
ほたる「…あ、あれ…?」
ほたる「変だな…」
ほたる「私、今凄く嬉しいのに…」
ほたる「なのに…」
ほたる「涙が…出て…うぅっ…」
P「ほたるのことを幸せに…いや…」
P「一緒に幸せになっていこうな」
ほたる「…!」
ほたる「はいっ…!」
ほたる「…プロデューサーさん」
P「ん?」
ほたる「私、今…最高に幸せですっ♪」
- 7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 03:59:33.27 ID:s9llXaDro
こんな感じにまとめていこうと思っています
次に告白してくれるアイドルは毎回安価で決めようと思うのでよろしければ
次に告白してくれるアイドル
>>8
- 8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:00:03.35 ID:IabyN+exo
比奈
- 10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:47:25.72 ID:s9llXaDro
P「お待たせ、比奈」
比奈「あ、あー…プロデューサー。来てくれたんスね」
P「そりゃ呼ばれたらやってくるさ。プロデューサーだからな」
比奈「アハハ…アイドルの為なら火の中、水の中ってやつでス?」
P「俺の行ける範囲ならどこにでも行くぞ?」
比奈「そりゃ頼もしい限りっス。じゃあ次からも遠慮なく」
P「おう、どんとこい」
比奈「あははっ」
比奈「……」
比奈「私が、アイドルじゃなかったら…やっぱり来てくれないのかなーってね…」
P「ん?なんだ?」
比奈「あーいや!なんでもないっス!ただの独り言っスから!」
P「?」
- 11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:47:52.47 ID:s9llXaDro
比奈「けど、プロデューサー?私が、わざわざ公園に呼び出しをするなんて不思議に思いませんでした?」
P「いや正直なところ、外で待ち合わせの時点でかなり」
比奈「流石は名プロデューサー!よくおわかりで!いやマジで」
比奈「私にしても公園で男女の待ち合わせとかリアルで経験することになるとは…」
P「おいおい、比奈が指定して呼び出したんだろ」
比奈「アハっ、そうなんスけどね」
比奈「…んー」
比奈「まぁ、なんスかね」
比奈「この私がこういう場所にわざわざプロデューサーを呼び出すんでスから…」
比奈「態度には出さなくても、なんとなく察しはついちゃってます?」
P「……」
P「…どうかな?」
比奈「まー、どっちにしてもでス」
比奈「一応私なりの一大決心のつもりではあるんで…」
比奈「笑わないで聞いてほしいっス……ね?」
P「…うん」
- 12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:48:18.94 ID:s9llXaDro
比奈「さーて、なにから言いまスかねー…」
比奈「こういうのってストレートに言っちゃった方が気が楽なんスけど…」
比奈「一応、シチュエーション的には殺し文句的なのがあった方が良いのかなとも思ってて…」
比奈「…うん、そう」
比奈「プロデューサーもご存知の通り、アイドルになる前の私はそれはもう日陰者でして…」
比奈「自分で自分のことを女の子だって思ったことも…いや、それは言い過ぎかな?」
比奈「どちらにしても陽の当たる場所なんて無縁だなーって思ってましたよ」
比奈「実際、漫画を描いてる毎日が幸せでしたからねー」
P「ふふっ。俺がスカウトした時もそんなこと言ってたな」
P「どうだ?アイドルになって今と比べてみて」
比奈「そーでスね…」
比奈「あの頃はあの頃…今は今って感じでスかね」
P「というと?」
比奈「今の生活にも充分満足してるってことでスよ♪」
P「そりゃ何よりだ」
- 13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:48:46.66 ID:s9llXaDro
比奈「アイドル楽しいでスしねー」
比奈「それにその…」
P「ん?」
比奈「お、女の子扱いされるのも…なんていうかでスね…」
P「まぁ実際、比奈は可愛いからな」
比奈「そう!そういうのでスよ!」
P「お?」
比奈「プロデューサーは出会った時から、私のこと女の子扱いして…」
比奈「今でこそ慣れましたけど…なんて言いますか…」
比奈「…私だって、女の子なんでス」
比奈「多少は意識するんでスよ…?」
P「……」
比奈「乙女心は複雑と言いますか…」
比奈「少女漫画のヒロインの子はいつもこんな気持ちなんでスかね…」
比奈「けど幸い、私は結構素直な性格なんで、ここは1つビシッといきたいと思いまス」
比奈「聞いてください」
- 14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:49:13.57 ID:s9llXaDro
比奈「私、荒木比奈はどうもプロデューサーのことが好きみたいでス」
比奈「あ、いや、好きみたいじゃなくて、実際好きなんでスけど」
比奈「…アイドルでヒロイン扱いされるのは良いんでスけど」
比奈「やっぱヒロインだけじゃ、物語って成り立たないって思うんでスよね」
比奈「だから、そのですね…」
比奈「あー…」
比奈「……」
比奈「わ、私のことをヒロインにしたんでスからっ!ちゃんと責任取って主役をやってくださいっ!!」
P「……」
比奈「……」
比奈「あ…うー…」
比奈「なんか…すいません…」
P「あ、いや…!別に呆れてて沈黙してたわけじゃ…!」
- 15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:49:43.55 ID:s9llXaDro
比奈「いやいや、良いっすよ…」
比奈「他にもたくさんアイドルの子がいる中で…」
比奈「私みたいな変わり者の変な告白とか、記憶から消していただいても…」
P「比奈」
比奈「…な、なんでスか?」
P「「私みたいな」なんて言うんじゃない」
比奈「いや、でも…」
P「俺は比奈のことが「比奈だから」好きなんだぞ?」
比奈「あー、そう言ってもらえると…」
比奈「……」
比奈「…へ?」
P「伝わりづらかったか?」
P「俺も比奈のことが好きなんだ」
比奈「はいぃぃぃぃっ!?」
- 16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:51:03.17 ID:s9llXaDro
比奈「えっ、なんでス?これ?ドッキリ?」
P「ドッキリなのか?」
比奈「いや、わりとマジっていうか本気と書いてマジなんでスけど…」
比奈「…ホントに?」
P「あぁ」
比奈「…な、なんで?」
P「なんでて言われたらそりゃ…」
P「出会った時から俺は素直で可愛い比奈に惹かれていて…」
P「いや…出会った時からずっと好きだった」
比奈「お、おぉ…!?」
比奈「な、なんでス!?そのシンプルで極上な告白返し!!」
比奈「私の殺し文句なんて霞んじゃいますよっ!」
P「キュンときたか?」
比奈「かなりときめいたんスけど」
比奈「…ていうか」
比奈「信じていいんでスよね…?」
P「不安か?」
比奈「……」
比奈「…いや、信じまスよ」
比奈「貴方の言葉…でスから♪」
- 17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/28(月) 04:51:41.22 ID:s9llXaDro
比奈おわり
次に告白してくれるアイドル
>>19
コメント一覧
-
- 2014年05月02日 11:22
- 凛まゆ卯月がないだと
-
- 2014年05月02日 11:38
- ※1 むしろこれでいいだろ。もっとマイナーな子でもいいくらい。
-
- 2014年05月02日 11:40
- 映像でって言ったら変な話だが南条でPと恋愛って全く想像できねーな
-
- 2014年05月02日 11:43
- 雫もすっかり既成事実作るのが多くなったなあ(白目)
-
- 2014年05月02日 11:45
- 及川雫は私の母になってくれるかもしれないアイドルだな・・・。
-
- 2014年05月02日 11:51
- メジャーなキャラ使わないと人釣れないからなあ…
-
- 2014年05月02日 12:05
- のっけからほたるとはこいつ有能
-
- 2014年05月02日 12:08
- なんか文体がキモいな
-
- 2014年05月02日 12:16
- サンキューユッキ フォーエバーユッキ
-
- 2014年05月02日 12:23
- 美羽やったげてよー
-
- 2014年05月02日 12:31
- 今一番キュートなアナベベさんじゅうななさいさんがいらっしゃらないじゃないですかーヤダー
-
- 2014年05月02日 12:32
- こういうので光が出るのは物珍しいなー
みんなすっごく可愛かった!
-
- 2014年05月02日 12:33
- 産休ユッキ待ったなし!
-
- 2014年05月02日 12:39
- ※5
母性愛を求めすぎです大佐!
-
- 2014年05月02日 12:54
- おかしいよ。モバマスの正妻ポジションと呼ばれているわた渋谷凛がこのSSに書かれてないなんておかしいよ。Pの正妻は彼女以外にありえないよ。
-
- 2014年05月02日 12:59
- ふじりないるなんて珍しい
-
- 2014年05月02日 13:02
- いやいやこれからだろ?頑張ってくれよ
-
- 2014年05月02日 13:10
- このP、同一人物で同じ世界線だったら、刺されるよな
-
- 2014年05月02日 13:18
- ※18
脊髄抜かれるな
-
- 2014年05月02日 14:04
- ※19
バッタ怪人は関係ないだろ!
-
- 2014年05月02日 14:33
- あーんー……Motto!Motto!
-
- 2014年05月02日 15:14
- ナンジョルノ的に真(シン)はありなのだろうか?
-
- 2014年05月02日 16:09
- なんか久々にイラっと来る幸子を見た気がする
※15
カ~~~っ ペっ!
-
- 2014年05月02日 16:11
- >3
わかる、南条は弟の様な妹というイメージ。性的な目で見るのにすごい罪悪感を感じるわ
-
- 2014年05月02日 16:25
- 俺、プロデューサー業辞めたら雫ととときんとさとみんと結婚するんだ…
-
- 2014年05月02日 16:35
- メジャーなキャラのなんて見飽きてんだからこんくらいの人選でいいんだよ
-
- 2014年05月02日 17:08
- そろそろわ橘がわいてくるかと思ったがそうでもなかったか
こういうときに時子様が出て来て欲しいなと思う反面簡単にデレて欲しくないとも思ったり
-
- 2014年05月02日 17:14
- ラブリーユッキ
幸子は天使
-
- 2014年05月02日 17:32
- サンキューユッキ!ファーエヴァーユッキ!
-
- 2014年05月02日 17:51
- ※15
種付けしてやるぞぉ渋谷ァ!!
犬らしく四つん這いになれや!!!!
-
- 2014年05月02日 18:40
- 幸子の告白がチャン・ドンゴンで再生された
懐かしい
雫さんは気づいたときには外堀内堀埋めきってるイメージ
-
- 2014年05月02日 18:44
- ※30 うわキモ
-
- 2014年05月02日 18:59
- ※31雫は下手したらわくわくままゆ級だしなあ(親子共々)
しかも一見バレバレな上の二人と比べ、追込み漁のごとく気がつけば包囲されているかも
だがそれがイイ
-
- 2014年05月02日 19:30
- ※25
分かりやすい共通点だな
-
- 2014年05月02日 20:57
- 皆同じPってことでどうですか(ゲス顔)
-
- 2014年05月02日 21:00
- 募集や安価型だと凛つーかトラプリやまゆは滅多に名前出ないな
-
- 2014年05月02日 22:55
- あずきが出てきて嬉しい。
普段ほぼ見ないよね
-
- 2014年05月03日 00:04
- 安価だからね。仕方ないね
-
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