禁止が解かれ、32年ぶりにパックマンが町に帰ってきた!
■ようやく解禁
まだ禁止されてたんですねえ・・・というわけで、アメリカはマサチューセッツ州からのニュース。1982年以降町で禁止されていたアーケードゲームが解除され、ついに?堂々とゲームを遊べる日がやってきたと話題になっております。
この町はマサチューセッツにあるマーシュフィールド。ここでは1982年にパックマンやドンキーコングなどの「お金を入れて遊ぶビデオゲーム」を店舗に設置してはならないという条例が可決され、以降町内にはこうしたゲームが置けない無い状態が30年以上も続いていたのですね。
■3度目の正直
実は過去1994年と2011年に「時代も変わったしもういいだろう」とこの条例の廃止案が提出されたのですが、なんとことごとく否決され、現在まで続いていたのだそうです。条例が成立した原因としては、アーケードゲームが一部の「好ましくない人々」を引き付ける要素になることを挙げています。
そして先日、3度目の条例廃止案が提出されたところ、町の役員による投票が203対175で可決。ようやく街中でのアーケード筐体が正式に認められた、というわけです。
今回の条例改正を強く訴えてきたクレイグ・ロンドー氏はこうコメント。
「ゲームは町の人にとって悪いものだって思われていたんです。それに、ゲームが置いてあると不良みたいなのが外からやってくるってね。長い年月続いた規制だったので、元に戻すのは一大事でしたよ。」
■楽しいことは一つもない
もちろん、今回の改正にも反対の人は結構います。反対派の一人スー・ウォーカー氏は、
「今ではゲームがそこらじゅうにあふれています。けれども、楽しいことは一つもないね。」とのこと。
まあでも、今時パックマンとか置いてるお店(レストランや雑貨店など)なんて逆に見かけないかも・・・。アメリカだと今でも普通に設置してあるのかな?”アーケードゲームの設置を条例で禁止しているアメリカで唯一の町”っていうネタが使えなくなるのもちょっぴり惜しいかも、と今更思ったりしました。何はともあれ、町で思う存分パックマンとかできるといいですね!
<ネタ元:32 years later, Marshfield lets Pac-Man return to town>
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