どうも、マッハ・キショ松です。

 

今回はオモコロまとめの挨拶代りに、「第2回 キューピー三分クッキング現代史」をお送りしたいと思います。

 

前回分はオモコロリニューアルの関係で見れなくなってるので、軽く振り返っておきましょう。キューピー3分クッキングは放送開始時は本当に3分しか放送時間が無かったが、わりとすぐに10分番組なりました。「お手軽に見れる料理番組」というスタンスを守るために、それから数十年にわたって「3分クッキング」と名乗り続け、現在に至ります。

 

んで、試しにどんなレシピがあんのかなーってみてみると。

 

 

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10分足らずの短い放送時間で本気でケーキの作り方を紹介していたワケですね。教えられてもつくれねえよ。

 

第2章 開き直り

 

 

1989年以来、どこのご家庭でも揃えられない食材のお菓子ばかり紹介していた、上級者向け料理番組キューピー3分クッキング。まるで一般家庭に媚びようとしない姿には、雄々しさすら感じられる。

93年からはご飯ものの紹介も増えてきたが…。

 

 

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一食分全てのレシピを放送していた。

 

放送時間はたったの10分。CMなど番組外の時間を考慮して、実放送時間が7分あるとしても、一品あたり2分クッキングだ。自分を甘やかさず、進んで険しい道を進んでいくその生きざま、キューピーこそ真の日本男児と言っても過言ではないだろう。とてもではないが、色んな意味で凡人にはマネできない。 まず、教わったレシピで料理を作れる気がしない。

 

ところで、キューピー3分クッキングは日本放送史上第3位の長寿番組だ。常に反省を怠ることなく、今日まで進化し続けてきた。手軽に見れる料理番組たるべく「3分クッキング」を名乗ったのに、普通の主婦には本気出しても作れないようなレシピを紹介したところで何の意味もない、ってことに数十年放送してて気付かないわけがない。

 

96年10月2日の「ひき肉とコーンのクリーム煮」は今までの高級料理番組志向を改め、普通に作れる料理番組へとカジをグイッと、切りなおしたものだろう。

 

 

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なんと、たった15分で作れるレシピを紹介した。 「3分クッキングで15分レシピ」って開き直り感がハンパではないが、普通に作りたくなる。

 

次回は「キューピー3分クッキング バレンタイン編」をお送りする予定です、と予告も済ませたところで、今週のオモコロまとめをどうぞ!