今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験1
56: 名無しさん@おーぷん 2014/04/30(水)22:53:43 ID:???

二十数年前、私が幼児だった頃のお話です。
その日の夕方、私はこたつでうたた寝をしていました。
ふと目が覚めたので起き上がろうすると、なぜか両足が動きません。
そもそも下半身の感覚もありません。
よく寝ている時に腕が体の下敷きになって、感覚がなくなるようなことありますよね?
ああいうのと同じようでした。

 

私は慌てて母を呼び、母は父の帰りを待って夜間診療に連れていってもらいました。
病院のベッドに寝かされ、ビタミン注射をして一晩様子を見ることになり、翌日を迎えました。
すると驚くことに、何事もなかったかのように足が動きます。
のちに母から、お医者さんの説明を聞いたのですが、なんでも風邪の菌が足に入ったためとのことでした。

母は今でもたまに「あんたは病院にお泊りしたんだよ」と笑うのですが、あの晩は気が気ではなかったことでしょうね。
でもその頃のことを考えてみれば、父の方が焦ったと思います。
当時、父は玉突き事故に巻き込まれて、あわや両足切断かという大怪我をおいました(切断の選択はしませんでしたが障害が残っています)
回復からそれほど月日が経っていない頃で、もしかしたら自分と同じように足に障害が出るのではないかと内心修羅場だったでしょう。

あの日の病気が何だったのか、素人なりに調べてみました。
お医者さんの処置と症状、予後からみて『ギラン・バレー症候群』だったと考えています。
読み物やテレビで聞いたことがある病名でしたが、まさか自分がそれを経験していたなんて。





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