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過去の良作の再投稿です。
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SS宝庫のオススメSS
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:10:52.25 ID:WPTxcZsoO
「……起きなさい。…起きなさい……ねぇ起きなさいったら……」
巴「ん…んん…」
ジナ「巴ったら、やっと目が覚めたのね……昨日は千年祭だからってはしゃいで寝付けなかったのね?」
巴「…ぅ…ん…」
ジナ「リーネの鐘があんなに綺麗……」
ジナ「早く起きなさいよ。お祭り終わっちゃっても知らないからね……」
巴「……お…祭…り?(確か今日は近くの神社で夏祭りだったっけ…)」
巴「……えっ?ここは………?」
巴「……クロノトリガー?」
【パート1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【完】【後日談+画像】
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:12:24.00 ID:WPTxcZsoO
巴の家?一階
巴「あの…」
ジナ「あ、やっと降りてきたね。はいお小遣いよ。」
巴「え?……いえ、そうでなくて……(…見たことないお金…ここは日本でないの?)」
ジナ「ん?巴、どうかしたの?」
巴「あ、あの……失礼ですけど…どなたでしょう?それに一体ここは…」
ジナ「あら、あら……母親にどなたはないでしょ。巴、変な冗談言ってないで早くお行きなさい。」
巴「……(嘘を言ってるようには見えない……どうなってるの?夢?)」
ジナ「そういえば…さっきも呼びに来たわよ。ほらなんていったかしら発明好きの……」
巴「?」
ジナ「あ、そうだ、ジュン君よ。ジュン君。お母さんったらど忘れしちゃって…」
巴「……ジュン君?(ジュン君までいるなんて……やっぱり夢……?)」
ジナ「広場で待ってるって…早く言ってあげなさい。」
巴「……わかりました。」
ジナ「あ、巴。忘れものだよ。」
巴「?」
ジナ「ほらあんたいつも持ち歩いてるでしょ?」
巴「……木刀?あの剥き出しだと…銃刀法に……」
ジナ「わけわかんない事言わないの!ささ、早く行ってあげなさいな。」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:13:18.68 ID:WPTxcZsoO
巴「なにがどうなっているの……?」
巴「まずは、ジュン君に会おう……事情を知っているかもしれないし……広場は……」
巴「キャッ」
?「キャッ。」
巴「……大丈夫ですか?すみません…よそ見してて…」
?「……まったく、痛いのだわ、気をつけてちょうだい……あれ?指輪が……ない?」
巴「え?あ、ありました。はいこれ。」
?「一応礼を言うわ…ありがとう………貴女名前は?」
巴「…え?あ……と、巴です。(綺麗な娘……お人形さんみたい……)」
真紅「そう……私真紅、誇り高きガル…なんでもないのだわ…」
巴「し、真紅……ちゃん?…(…確かに言われてみれば似てる……けど、どうみても…人間だし…人違い……?)」
真紅「ねぇ、巴?」
巴「はい?」
真紅「ここでぶつかったのも何かの縁なのだわ……私に祭を案内してちょうだい。」
巴「ごめんなさい…私もここに来たのは初めてなの…」
真紅「じゃあ、一緒にまわるだけでいいのだわ。」
巴「え…っと…それなら。」
真紅「わ〜い、やった〜………なのだわ。」
巴「……はぁ…」
真紅「まずは……飴を買いに行くのだわ。」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:13:52.55 ID:WJIi2+0B0
これは期待できる
存分にやりたまえ
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:14:01.19 ID:WPTxcZsoO
巴「あ……私先に広場に行かないと行けないの。」
真紅「そう…じゃあ、行きましょうか?」
巴「うん。…『ジュンの発明広場』……この先みたいね……あの…」
おじさん「まだ準備中だよ。もう少し待っててくれ。」
巴「……そうですか…あとどれくらいかかりますか?」
おじさん「多分、30分くらいかな〜?」
真紅「それじゃあ、待ってる間にお祭りを回るのだわ。」
巴「……そうね…うん。そうしましょう。(…今は考えても仕方ないよね……)」
真紅「フフ…最初はお菓子屋さんを探すのだわ。」
巴「行こう。」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:15:26.68 ID:WPTxcZsoO
やべ…よく考えたらスレタイじゃローゼン×クロノトリガーってわかんないよな………orz
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:20:03.36 ID:WJIi2+0B0
>>8
まあまあ、大体わかるんじゃない?
俺はわかった
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:16:47.18 ID:WPTxcZsoO
真紅「お菓子屋さんがないのだわ……」
巴「あ……これ真剣よ。凄い…吸い込まれそう…」
真紅「…巴は変わっているのね。こんな物に興味があるなんて…」
ボッシュ「はは…お嬢さんはお目が高いね。ん?そちらのお嬢さん……その指輪?」
真紅「……何かしら?」
ボッシュ「その指輪を譲っては貰えないだろうか……?」
真紅「ごめんなさいなのだわ、これは大切なものなの。」
巴「……」
ボッシュ「すまん悪かった。忘れてくれ、そういえばサクラダ兄弟の発明は見たかね?そろそろ開演のはずだが…」
巴「あ、もうそんな時間。」
真紅「行きましょう。」
巴「うん。おじさんありがとうございました。素晴らしい剣です。今度は買いに…」
真紅「巴ー早く行くのだわ。」
巴「うん。それじゃあ…」
ボッシュ「ああ、行っておいで。」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:18:32.12 ID:WPTxcZsoO
真紅「あ、お菓子屋さん。巴、ちょっと待ってて…」
巴「え…真紅ちゃん…早く行かないと…」
真紅「巴、そんな人さらいじゃないのだから…少しだけ待っててちょうだい。」
巴「うん……」
真紅「お待たせなのだわ。」
巴「行きましょう。」
発明展示広場
のり「あ、巴ちゃん。来てくれたのね?」
巴「……はい(桜田くんのお姉さんはこの世界に疑問はないみたい……
やっぱり夢?でも夢なら……リアル過ぎる…)」
のり「でも、ごめんなさいね…。ジュンくん朝から変なの。だから変な事言っても気にしないでね。」
巴「……え?ジュンが?」
のり「……うん。『ここはどこだー』とか『夢だー』とか……ジュンくんも最近発明で働きづめで疲れてるから……」
ジュン「勝手な事言うなー!馬鹿女ー早く目を覚ませよー!!」
巴「ジュ…桜田くん……」
のり「……ね?」
ジュン「あ……」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:20:34.15 ID:WPTxcZsoO
ジュン「あ…柏葉……あのさ……この世界はお、おかしくないか?……僕は変な事言ってるか?」
巴「ううん…言ってないと思う…
私のいた世界じゃないと思う。でも、私も何故こうなったか……わからないけど…」
ジュン「そっか…でもよかったよ……。僕一人じゃなくて……」
巴「うん…私も。」
真紅「何を話ているの?」
ジュン「うわっ、びっくりした。」
巴「あ、この娘は……真紅ちゃん。」
ジュン「し、真紅?あの呪い人形と同じ名前なのか……そういえば似てる……か?」
真紅「無礼なのだわ……」
巴「それより……」
のり「みんな〜そろそろ始めるよ〜。ジュンくん手伝って〜」
ジュン「………はぁ」
巴「………はぁ」
真紅「フフ…楽しみなのだわ。」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:23:29.16 ID:WPTxcZsoO
のり「さぁさぁ、お立会〜い。」
のり「こっちの装置に乗せたこのクンクン人形が〜…(ジュンくんレバーを…」
ジュン「……はいよ」
のり「……は〜い。こっちに移動しました〜!」
民衆「おお…凄い!!」
真紅「……さすがクンクンなのだわ……」
のり「誰かやってみたい人はいませんか〜?」
民衆「………」
のり「巴ちゃん、お願〜い!」
巴「え?私ですか?」
真紅「いえ、私がやるのだわ。」
のり「わぁ、勇気あるお嬢さんの登場です!」
民衆「パチパチ…頑張れよ〜」
真紅「こんなの楽勝なのだわ……」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:25:25.50 ID:WPTxcZsoO
真紅「これに乗ればいいのね?」
のり「はい。それじゃ〜……ジュンくんレバーを」
ジュン「……たくっ…」
真紅「……少しドキドキするのだわ…」
巴「……(大丈夫かな?)」
のり「な……なに?」
ジュン「なんだよ…これ?」
のり「ジュンくんレバーを戻して……」
巴「真紅ちゃん!!」
真紅「指輪が……巴!助け……」
巴「………消えた…?」
ジュン「…なんで……」
のり「あ、はい。綺麗に消えました〜これでおしまいで〜す。」
民衆「なんだ?…終わりか〜帰ろ、帰ろ。」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:28:23.89 ID:WPTxcZsoO
巴「………」
ジュン「……なぁ、なんであの娘は消えたんだよ?」
のり「おそらく……あの指輪が……それより…あの娘どこかで……?」
巴「……(なら……)」
ジュン「…お、おい……柏葉?お前まさか…」
のり「そうね……それしかないよね……」
巴「…私…行くね…」
ジュン「……」
のり「私たちも少し準備してから行くからね。……ジュンくんレバーを……」
ジュン「柏葉…その……僕も後から行くから……」
巴「うん……乗ったよ。」
のり「巴ちゃん指輪をつけて……ジュンくんレバーを…」
ジュン「ああ…」
巴「……指輪が…」
のり「うまくいきそうね…」
ジュン「柏葉ー気をつけろよ!!」
巴「キャッ。」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:32:53.82 ID:WPTxcZsoO
???
巴「……く……なに…ここは?」
モンスター「ギャーース!」
巴「なんなの……?」
モンスター「ギャーース!」
巴「く……ごめんなさい……えいっ!」
モンスター「ぐぇ…」
巴「はぁ…はぁ……剣道が役に立つ日がくるなんてね……」
巴「やっと、森をぬけられた……」
巴「早く……真紅ちゃんを探さないと……」
巴「……あ、大きいお城……?」
巴「それに……街の様子が少し違うような………本当にどうなってるの…?」
巴「……お城に行って聞いてみようかな……なにかわかるかもしれないし……」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:33:52.36 ID:BGu11pNo0
展開速いなWWWWWW
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:35:17.39 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城
巴「あの……」
兵士「なんだ貴様、魔王軍か?……怪しい奴。だがこんな少女が魔王軍なはずはないか…」
巴「魔王軍…?」
兵士「今は忙しいんだ。ささ、帰った、帰った。」
巴「……あの」
??「お待ちなさい。」
兵士「あ、これはリーネ様。」
リーネ「この方は私が外でお世話になった方なのだわ。丁重におもてなししてちょうだい。」
巴「……(真紅ちゃんそっくり……)」
兵士「はっ。」
リーネ「……巴、とにかく私の部屋に来てちょうだい…」
巴「は、はい。」
兵士「リーネ様の恩人とは知らず…すみませんでした。お部屋までご案内します。」
巴「あ、ありがとうございます。」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:41:18.46 ID:WPTxcZsoO
リーネの部屋
真紅「フフ…巴来てくれたのね……嬉しいわ…」
巴「って事は……やっぱり貴女は真紅ちゃんなの?」
真紅「ええ、森でこのお城の兵士に保護されたのだわ。リーネと言う人に間違えられてね。」
巴「そうよかった……早く帰りましょう。」
真紅「ええ……あ……」
巴「?」
真紅「な、なに?この感じは……私が……私の存在が……消えてしまうようなそんな……巴……助けて……」
巴「…真紅ちゃん!!」
巴「……消え……た?」
ジュン「おい!柏葉大丈夫か!?」
巴「桜田くん…?(来てくれたのね……)」
のり「巴ちゃん、あの娘は…」
巴「それがリーネと言う人に間違えられてここに居たのだけれど……急に消えてしまって…」
ジュン「消えた?」
のり「それじゃあ…あの娘はやっぱり…」
巴「知っているんですか?」
のり「うん、あの娘はガルディア三十三世の娘さんでガルディアの王女様よ!」
ジュン「へぇ……そうなんだ」
巴「………」
のり「もぅ〜もっと驚いて〜」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:46:38.28 ID:WPTxcZsoO
ジュン「いや…僕はガルディアって国を知らないし…」
のり「……(ジュンくん……だいぶ重症ね……)」
巴「それより…どうして真紅ちゃんは消えてしまったの?」
のり「おそらくここは過去の世界よ……そして状況から考えて……
リーネ様…つまり真紅ちゃんの先祖にあたる人が危険なのかも……多分私達が時間を遡った事によるタイムトラベルよ…」
ジュン「やっぱり…お前、僕の知ってるのりじゃないな……」
巴「じゃあ……そのリーネと言う人を捜しましょう。」
のり「お姉ちゃんはマリア修道院が怪しいと思うな〜」
ジュン「ああ、なんか街で真紅の情報を集めた時
金髪の娘が中に連れていかれたのを目撃したって奴がいたな……」
のり「うん。でも白いドレスって言ってたから…先にお城に来てみてよかったね。」
巴「マリア修道院……行ってみましょう。」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:49:08.34 ID:WPTxcZsoO
マリア修道院
巴「……あの」
修道女「フフ…なんでしょうか?」
巴「ここにリーネ様と言う方はいらっしゃいますか?」
ジュン「……(うわっ!ストレート。)」
修道女「いいえ……ここにはそんな方いませんわ…フフ」
巴「そうですか……」
のり「あれ?これ……」
ジュン「おい…変なもの拾うなよ…」
のり「あ、この髪飾り…ガルディアの紋章が入っているよ?リー…ネ?名前まで入ってるね〜凄い偶然。」
ジュン「……(天然なんだろうか?)」
修道女「フフ…見ちゃったか……やっぱり喰うしかないわね〜♪」
ジュン「げ?なんだぁ〜」
のり「…キャー、モンスター!」
巴「く……囲まれた…」
のり「ジュンくん、はい。その銃なら戦えるはずよ。」
ジュン「……くそ…」
巴「……てやぁ!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:53:28.97 ID:PfP5ljSLO
のりがルッカだと思ったらジュンなのか
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:56:08.31 ID:WJIi2+0B0
二人合わせてルッカみたいな感じかね
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:57:33.19 ID:WPTxcZsoO
のり「…ハァ…ハァ……」
巴「…ハァ…ハァ……疲れたね……」
ジュン「…ハァ…ハァ…でも、なんとか…」
モンスター「ギャーー!」
ジュン「あ、柏葉危ない!」
巴「え?」
??「スィドリーム!」
モンスター「ギャース!」
ジュン「!?」
のり「あなたは?」
巴「助けてくれたの……」
??「まったく…勝ったと思った時が1番油断しやすいですぅ。」
ジュン「カエルのフードコート?…あ、性悪人形……っぽい人?」
翠星石「あ〜チビ人間!!なにしてるですか〜!ここはどこなんです!?」
ジュン「え?やっぱり…性悪人形か……なんでお前人間なんだよ?」
翠星石「翠星石が知るはずないですぅ!」
巴「…そのカエルのフードコートは??」
翠星石「く……魔王とか言うのに呪いにやられたですぅ……。笑いたきゃ笑えですぅ!」
のり「あはは…おっかしい〜あはは〜でも可愛いわよ〜。」
翠星石「………(本当に笑われるとムカつくですぅ。)」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 06:59:56.57 ID:WPTxcZsoO
のり「あ、ごめんなさい。」
のり「あの、助けてくれてありがとう。貴女は…?」
翠星石「……?翠星石ですよ、まぁ人間っぽいからわかり辛いですが……」
のり「翠星石さん?私は桜田のり。よろしくね。」
翠星石「翠星石の事……忘れたですか?」
ジュン「駄目なんだ…よくわからないけど、記憶がある奴とないやつがいるみたいで…」
翠星石「あ……だから蒼星石も…」
巴「って事は……じゃあやっぱりあれは…真紅ちゃんなの?」
翠星石「え……真紅もいるですか?」
ジュン「え?あの綺麗な金髪美少女が真紅なのか?」
巴「………桜田くん。」
巴「でも、とにかく今はリーネと言う人を助けないと…」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:01:27.05 ID:3Jl9oqhI0
カエルのフードコート・・・・いいじゃないか!
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:02:45.19 ID:PfP5ljSLO
どっちも緑だしw
合体技はどうなるかな
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:04:14.82 ID:WPTxcZsoO
一応
最初はジュン&のりでルッカな感じで……
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:07:52.98 ID:PfP5ljSLO
おk
翠のベロロン斬り…
翠にペロペロしてもらえるなら切られてもいいな…
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:14:44.91 ID:WJIi2+0B0
しかしこれどこまでやるのだろう
最後までストーリー追ったら相当なボリュームになりそうだが
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:17:11.52 ID:/iXK9sPeO
カプセルを右に入ればすぐ終わったのにね
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:19:34.60 ID:gEowsLDi0
>>45
違う意味ですぐ終わるな
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:38:10.36 ID:WPTxcZsoO
のり「じゃあ、どこかに隠し扉みたいなものがあるのかしら?……ワクワクしちゃうね〜」
巴「………」
ジュン「はぁ……性悪人形…」
翠星石「……今は人形ではないですが……なんです?」
ジュン「状況はよくわかんないんだけど、お前スィドリームが使えるんだろ?」
翠星石「ええ、何故かはわからないですがこの世界では使えますよ。」
ジュン「なら一緒に来てくれよ。(…こいつも人間だとこんな感じなのか…結構可愛いな…)」
翠星石「何を言ってるですか。チビ人間に言われなくても着いてくですぅ。
翠星石は真紅を助けるです…別にお前の為じゃねぇ〜ですぅ。」
ジュン「くぅ〜黙れカエル人形!(前言撤回だ……)」
翠星石「カ、カエル……酷いです…翠星石はカエルじゃないです…これはフードコートを…」
巴「…ピアノ?楽譜もおいてある。(…怪しいかも)」
のり「凄〜い。巴ちゃん、ピアノ弾けるのね〜」
巴「ええ…少しは……弾いてみますね」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:39:21.39 ID:WPTxcZsoO
ガタッガタンッ
翠星石「謝れですぅ!」
ジュン「あ、そんなことより見ろよ、隠し扉だ。」
のり「本当ね…巴ちゃん凄いわ〜!」
巴「……ど、どうも。」
のり「じゃあ、巴ちゃんとジュンくん。カエルさんと私で二手に別れましょう。」
翠星石「カエルさん?」
巴「そうですね…結構広そうだし…桜田くん行こ。」
ジュン「……ああ」
マノリア修道院・奥
ジュン「……うわ…やっぱり、モンスターがいっぱいいるよ。」
巴「うん。木刀だけじゃ少し不安だわ……」
ジュン「あ、見ろよ。宝箱だ…僕、実物は生まれて初めて見たよ……そんな気がしないけど……」
巴「あ……これは…」
巴は青銅の刀を手に入れた
巴「うん。これならモンスターにも負けない気がする…」
ジュン「はは……真剣か…気をつけて使ってくれよ。」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:41:12.82 ID:WPTxcZsoO
修道院・奥
のり「カエルさん強〜い。」
翠星石「翠星石ですぅ!」
のり「それにしてもモンスターが多いわね〜。」
翠星石「………(シカトされたですぅ)」
のり「あ、そういえばこれを使うの忘れてたわ。」
翠星石「なんですか……って…」
のり「手榴弾よ。大丈夫だからそんなに怖がらないで〜」
翠星石「ほ、本当に大丈夫なんですか?暴発したりしないですか?」
のり「うん、私が造ったんだから平気よ。」
翠星石「……」
のり「待ってカエルさ〜ん置いて行かないで〜」
翠星石「カエルじゃないです〜着いてくるな〜ですぅ〜」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 07:56:54.58 ID:WPTxcZsoO
マノリア修道院・奥
ジュン「強い……(柏葉ってこんなに強かったのか?)」
巴「…ハァ…ハァ…少し疲れてきたわ……」
ジュン「あ、そういや……これ使ってみろよ。薬屋で買ったんだ。元気が出るんだって。」
巴「あ、ありがとう。」
巴はポーションを使った
ジュン「……どうだ?」
巴「うん、凄い…疲れが治ったわ。」
ジュン「はは…買ってよかったよ。ん?」
翠星石「ひぇ〜お助けです〜」
のり「待ってよ〜」
翠星石「あ、チビ人間。」
のり「あれ?二人とも…そっちにはいなかったの?」
ジュン「うん。いなかった。」
巴「じゃあ…残るはこの廊下の先ね……」
翠星石「うぅ……なんかただならぬ気配がするですぅ。」
のり「とにかく……行ってみましょう。」
巴「うん。」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:08:44.16 ID:a8OqzMZSO
今北
MAP毎のBGMが完全に脳内再生されるから困る
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:09:46.44 ID:WPTxcZsoO
マノリア修道院・ヤクラの部屋
ジュン「ん?誰かいるぞ。」
大臣「ちっ……こんな所までくる輩がいるとは…」
のり「やっぱりここにリーネ様がいるのね?」
ジュン「……(よかった…人間だ。)」
巴「とにかくリーネ様を返して貰うわ。」
大臣「ハハハ……大臣スーパーちぇ〜んじ!!」
ジュン「うげ…やっぱり化け物かよ〜」
ヤクラ「ヤクラデロデロ〜ン。」
翠星石「やるしかないですね…スィドリーム。」
巴「えいっ。……く…固い…」
のり「駄目よ〜豆鉄砲じゃあ全然効かないわ〜」
ヤクラ「ハハハ…死ね〜」
巴「……翠星石ちゃん、樹で私を飛ばして。」
翠星石「了解ですぅ。」
巴「これが……ハヤブサ斬りよ!!」
ヤクラ「ぐぁ…そんな馬鹿な……」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:17:36.84 ID:9aFHOUu2O
クロノとカエルでハヤブサなのか。
今後他のはどういう組み合わせになるのか期待。
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:20:29.04 ID:WPTxcZsoO
マノリア修道院
ジュン「あ、居たよ。うん。無事みたいだ。さるぐつわを……よっと。」
のり「ご無事でなによりです。」
翠星石「これで一件落着ですぅ。」
リーネ「まぁ、私を助けに来てくれたのね…翠星石。」
翠星石「ふぇ?ええ……もちろんですぅ。(……誰ですか?)」
巴「…これで真紅ちゃんも大丈夫なはず……早くお城に戻りましょう。」
のり「うん、行きましょう。」
ジュン「あ、宝箱だ…うわぁ!?」
本物の大臣「……ふぅ…助かったわい…」
ジュン「……誰ですか?」
大臣「本物の大臣じゃ。」
ジュン「はぁ……」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:21:01.66 ID:++WOlwTQO
ロボが誰になるかが問題だ…
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:26:52.24 ID:9aFHOUu2O
>>67
カナじゃね?
色的に。
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:29:01.84 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城・リーネの部屋
巴「……あ。」
真紅「………巴」
巴「真紅ちゃん!」
真紅「巴!怖かったのだわ……本当に…」
巴「真紅ちゃん。もう大丈夫よ。一緒に帰りましょう。」
真紅「ええ、まだお祭りを回りきってないのだわ…巴」
巴「うん。」
のり「よかったわね〜」
翠星石「……チビ人間…あの娘が真紅なんですか?」
ジュン「…そうみたいだね…」
翠星石「でも人間ですよ?」
ジュン「お前もだろ?それにカエルのフードコートかぶってない分、真紅の方が信憑性あるよ?」
翠星石「くぅ〜チビ人間…フードコートの事には触れるなですぅ。」
のり「あ、みんな〜王様が呼んでるわよ〜」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:42:20.56 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城・謁見の間
ガルディア21世「皆、この度は本当にご苦労であった。」
リーネ「本当にありがとうございました。」
翠星石「当然の事をしたまでですぅ。」
ジュン「……(よく言うよ…)」
真紅「本当にそっくりなのだわ……」
リーネ「本当ね……」
真紅「二人ともお幸せにするのだわ……でないて私が困るわ。」
リーネ「?」
巴「それでは私達は失礼します。」
ガルディア21世「おお、そうか。また何かあれば力になろうぞ。」
ジュン「……(そうならないように祈ろう…)」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 08:44:37.64 ID:WPTxcZsoO
森の入口
真紅「……ここから帰れるの?」
のり「恐れ多くも王女様その通りでございま〜す。」
真紅「…王女……そう。ばれてしまったの…巴?」
巴「?」
真紅「もし、私が王女と知って…」
巴「フフ…大丈夫よ。知っていてもお祭りは一緒に回れるよ。」
真紅「……ありがとう。」
翠星石「…悪いですが、翠星石は行かないですぅ。」
ジュン「は?お前なに…」
翠星石「蒼星石を探さないといけないですぅ。だから後で迎えに来いですぅ。」
ジュン「……ああ。」
のり「わかったわ……カエルさん…無理しちゃ駄目よ?」
翠星石「カエルじゃな〜いですぅ!」
のり「あ……行っちゃった……そるじゃみんな行きましょうか?」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:02:26.06 ID:WPTxcZsoO
森のゲート前
のり「じゃ〜ん。ゲートホルダーよ〜!」
のり「ゲートと言うのは…〜説明中〜…って感じなの」
巴「…?」
ジュン「……(こいつ…誰だよ……)」
真紅「と、とにかく帰れればいいのだわ…」
のり「それじゃあ…」
ジュン「あ、待ってやっぱり僕は翠星石の所に行ってくるよ……後でまた来てくれ。」
巴「…気をつけてね。」
ジュン「ああ、それじゃあ、また…」
のり「ジュンくんも無茶しちゃ駄目よ〜これ渡しておくね。」
ジュン「…手榴弾?」
のり「それじゃあ、えい!」
巴「……この中に入ればいいの?」
真紅「巴…手を繋いでちょうだい。」
巴「はい。」
ジュン「ふぅ…さて…カエルでも探すか……」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:03:52.37 ID:WPTxcZsoO
発明展示広場
真紅「……ふぅ…少し疲れてしまったわ…」
巴「真紅ちゃん、無理しちゃ駄目よ?」
真紅「真紅でいいのだわ…」
巴「うん。」
のり「それじゃあ、私は帰って今回の事故の解析をするわね〜」
のり「……あ、真紅ちゃん。これ…」
真紅「指輪?ありがとうなのだわ。貴方…名前は?」
のり「…のりです。」
真紅「そう……美しくない名前ね。」
のり「…あ〜ん、流石お姫様〜はっきりおっしゃる〜」
巴「それじゃあ、お城まで送っていくわ。真紅。」
真紅「フフ…ありがとう巴。」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:13:27.36 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城
真紅「帰ったのだわ。」
兵士「姫様!」
大臣「おお、よくぞご無事で…ん?そいつは?誘拐犯だな!」
巴「え?」
真紅「待ちなさい!この人は私の恩人なのだわ。」
大臣「騙されてはいけませんぞ!兵士よ、早く捕らえよ!」
兵士「は、はい!」
真紅「待ちなさいと言っているのだわ!私に逆らうの?」
兵士「め、滅相もないです。」
ガルディア33世「待ちなさい…」
兵士「あ、王様!」
ガルディア「捕らえよ。」
兵士「はい!」
巴「え?ちょっ、ちょっと…」
真紅「お父様……この人は…」
ガルディア「お前は王女なのだ……少しよく考えなさい。」
真紅「…でも…」
ガルディア「だから!ちゃんと裁判を行うのだ。この少女が無実なら安心しなさい。」
真紅「……はい」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:19:00.21 ID:9aFHOUu2O
ついに王国裁判か。
有罪になるようなことはしてないが…どうなるやら。
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:31:14.87 ID:WPTxcZsoO
ガルディア裁判所
判事「……それでは弁護人。」
ピエール「はい…。まず始めにこんないたいけな少女が誘拐など企むでしょうか?二人が出会ったのは偶然です。」
大臣「異議あり。巴くん話かけたのはどっちだい?」
巴「え?……確か…」
大臣「君が指輪を持って話かけたのを見ている人がいるんだよ。」
ピエール「……ではこちらから一人証人を呼びます。どうぞ…」
ボッシュ「ええ、二人とも仲良さそうにしておったよ。」
ピエール「聞きましたか?皆さん?誘拐犯と仲良くする人はいません。」
大臣「では…こちらからも証人を。」
お菓子屋の店員「私見ました!聞きました!確かに王女様が人さらいっておっしゃってました。」
大臣「…聞きましたか?王女様は確かに被告に「人さらい」と言っています。」
民衆「ざわざわ…ざわざわ…」
判事「静粛に…ではこれより陪審員の判決にまいります。」
陪審員「有罪」
民衆「ピュー♪ピュー♪ピュー♪」
陪審員「無罪」
民衆「ブーブーブー」
以下略〜
判事「それでは判決を言い渡します……無罪。しかし被告が王女様を連れ回したと言う事実があります。よって三日間の投獄を言い渡す。」
大臣「ちっ……連れていけ。」
真紅「待つのだわ!巴はなにも悪く…」
ガルディア「いい加減にしなさい。」
真紅「……巴」
巴「私は大丈夫だから…」
真紅「巴ー」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:49:23.38 ID:3Jl9oqhI0
思いのほか怪しい格好になってしまった・・・
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:50:34.39 ID:9aFHOUu2O
>>94
良いなこれ。
つかフードがリアルww
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:51:00.41 ID:x3a6W3Qt0
>>94
許可しますどうぞどうぞ
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:52:56.51 ID:LstY8abcO
>>94
上手すぎる
もっとおねがいします
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 09:58:49.27 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城・牢獄入口
大臣「…あの娘だが有罪の超極悪人だ。」
看守「え?そのような話は聞いておりませんが…」
大臣「わしを疑うのか?」
看守「滅相もない。」
大臣「三日後に死刑じゃ。」
看守「わかりました!」
大臣「クックッ…では頼んだぞ?」
看守「はい!」
ガルディア城・牢獄
巴「……捕まっちゃった……」
巴「……(酷い所…それに寒過ぎるよ……こんな所に三日もいたら死んでしまうわ……)」
巴「……(脱獄か…)」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 10:00:27.81 ID:WPTxcZsoO
巴「……(どうしよう……ベターだけど看守をおびき出すしかないかな…)」
巴「痛い……痛いよ。」
看守「ん?どうした?」
巴「痛いよ……うぅ…」
看守「おい…大丈夫か?」
巴「痛いよ……お腹が痛いの……さすって貰えないかな?」
看守「……ゴクリ」
巴「…お願い……します。」
看守「は〜い。今開けるから…ちょっと待っててね〜。」
巴「……(これだけ楽だと少し嬉しいかも……)」
看守「はい、開けたぞ。さっそく……ゴハァ…」
巴「ごめんなさい……あ、あとこの警棒借りますね。」
看守「…さす…りたかった……ガクッ…」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 10:01:39.95 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城・牢獄
巴「……えいっ!」
看守「ぐぁあっ……」
巴「あ、宝箱?……これ私の荷物だ……よしっ、と。でも木刀の方がいいよね……」
巴「……確か…出口はこっちだったような…」
用心棒「待ちな、ここは通さないぜ。」
看守「用心棒さん、やっちゃってくださいよ。」
用心棒「悪く思うなよ…お嬢さん。」
巴「……(大きい……けどやるしかない)」
用心棒「ギャア……」
看守「用心棒さん……うわぁ……」
巴「え?どうして倒れ…」
のり「迎えにきたよ〜巴ちゃん!」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 10:25:31.25 ID:WPTxcZsoO
ガルディア・牢獄
のり「って巴ちゃん一人でも大丈夫そうだったね。」
巴「そんな事ないですよ……ありがとうございます。」
のり「ごめんなさいね…本当はジュンくんが来ればよかったんだけど…迎えに行く時間がなくて…」
巴「そ、そんな事ないです。それより早くここから逃げましょう。」
のり「うん。」
ガルディア城・牢獄への橋
のり「なんの音かしら?」
巴「……?」
のり「あ……」
大臣「脱獄者め〜ドラゴン戦車の餌食になれい〜」
巴「…ドラゴン戦車……これは強そうね……青銅の刀で…」
のり「ふふふ…こんな事も有ろうかと持ってきたのよー…ジャーン♪新兵器、火炎放射機よ〜」
巴「行きますよ、お姉さん。」
のり「OKよ。巴ちゃん。」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 10:26:38.08 ID:WPTxcZsoO
巴「く……頭を狙っても駄目そう……」
のり「あ〜ん、イマイチ効果がないよ〜」
巴「く!」
のり「だ、大丈夫?ポーションよ。」
巴「ありがとう…ございます…」
のり「これは少しヤバイかも……」
巴「お姉さん、あの私の刀に……火炎放射機で火炎を…」
のり「わかったわ!」
巴「てやぁぁあ……今です!」
のり「ええ!」
巴「火炎の斬撃………火炎斬りよ!!」
ドラゴン戦車「ギャーース」
大臣「そんな……ドラゴン戦車が……整備の者、急いで火を消すんじゃ…ん?」
整備士「あ……橋が…持ちません…」
大臣「ギャーー。」
のり「行きましょうか。」
巴「ええ。」
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 10:40:44.70 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城
のり「……追ってきているわね…さすがに人相手に火炎放射出来ないし…困ったわ〜」
巴「……はい。でも出口はすぐ…」
巴「か、囲まれた……」
兵士「おとなしくしろ!」
真紅「お待ちなさい!」
兵士「あ、王女様。」
真紅「その人たちを捕まえる事は許しません。」
兵士「しかし…」
真紅「私の命が聞けないと?」
大臣「そこまでじゃ〜!ガルディア33世様のおな〜り〜」
ガルディア「真紅…いい加減にしなさい。」
真紅「……お父様…。この人たちは私の大事な友達です。」
ガルディア「真紅、お前は王女だ。友達は選びなさい。」
真紅「く……もうお父様なんて知らないのだわ!私は貴方の人形じゃない!」
巴「……真紅(そのセリフは…色々遺恨が残りそうよ…)」
真紅「行くのだわ、巴。」
巴「う、うん行きましょう。」
のり「あの…お邪魔しました〜」
大臣「な、なにをしておる追え〜」
兵士「はっ!」
ガルディア「真紅……」
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:14:07.26 ID:9aFHOUu2O
次は未来か。
ロボに期待。
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:24:55.49 ID:dHpq/ltv0
ロボか・・・カナブンか雛かな?
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:25:40.77 ID:WPTxcZsoO
ガルディア城前・森
のり「…やっぱり追ってきてるよ〜」
巴「こっちに逃げましょう。」
真紅「ええ。」
兵士「待て〜止まれ〜」
巴「そんな……行き止まり?」
のり「見て……ゲートがあるよ。」
真紅「それじゃああの中に…」
のり「…危険だわ…どこの時代に通じているかわからないのよ?」
真紅「でも、貴女達は来てくれたのだわ!」
巴「そうね……行きましょう真紅。」
兵士「待て〜」
のり「…行くしかなさそうね…いい?」
真紅「巴と友達でいられるなら私は構わないわ。」
巴「……真紅。私もよ。」
のり「ゲートオープンよ〜」
大臣「き、消えた?」
兵士「……消えました。」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:26:37.22 ID:WPTxcZsoO
ごめんなさい…用事のため一時間だけ保守をお願いしていいですか?本当にごめんなさいm(_ _)m
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:33:32.91 ID:2JVrQ/UUO
支援ほす
期待しちゃうんだぜ!
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:35:16.51 ID:3Jl9oqhI0
保守するぜ!
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:39:01.35 ID:1MQTru/V0
>>132
上手いな
左に少し翠蛙石の髪の毛が…
最後には全員集合1枚絵ですね、わかります
135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:40:14.96 ID:TUBhl39x0
刀は腰に挿すのかと思ったが、そうか普段持ってるのが竹刀だから背負うのね
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 11:44:20.79 ID:fhz8ACOkO
そろそろスーファミの電源でも入れるか…
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:42:09.62 ID:WPTxcZsoO
???
の「痛たた……みんな大丈夫?」
真紅「平気よ。」
巴「大丈夫です。」
のり「さすがに追ってはこれないでしょう。」
巴「なんだか……随分未来っぽい所ですね…薄汚れてますけど……」
真紅「…そうね……」
のり「う〜ん…こっち側の扉は開きそうにないわ……とりあえず、外へ出てみましょう。」
真紅「……そうしましょうか。」
巴「うん……(酷い空気ね……)」
のり「別のゲートがすぐに見つかるといいのだけど……」
巴「…見つけましょう(私も元の世界への帰り方を探さないと……)」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:25:52.65 ID:WPTxcZsoO
のり「外も酷い有様ね…」
巴「別の星に来たしまったのかな……」
真紅「見るのだわ…あっちにも建物があるのだわ。」
巴「誰か人がいるといいのだけど……」
ハンゴドーム内
真紅「あ、人がいるのだわ。ねぇ、貴方ここは…!?……な、亡くなっているのだわ……」
未来のおじさん「……ああ、そいつなら餓死したよ……君たちは……?」
のり「あ、あの…聞きたい事があるんです。今は西暦何年ですか?」
おじさん「ごめん…知らないよ……確か南のアリスドームに色々記録してある施設があるが…」
巴「本当ですか?」
のり「行きましょう。」
真紅「行くしかないのだわ……」
おじさん「ああ、でも……廃墟には……
って行ってしまったか……かわいそうに……」
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:33:34.78 ID:WPTxcZsoO
16号廃墟
のり「不気味ね〜あ、ネズミさんがいるわ……」
巴「……あ。」
真紅「キャー!なに…なんなの…このネズミは?」
巴「真紅、ポーションが……」
真紅「ああ…本当だわ。待ちなさいネズミ〜待つのだわ〜」
巴「真紅待って…」
のり「待ってよ〜」
真紅「あ……なにこのタコのお化けは……気持ち悪いのだわ…」
巴「ん?……気をつけて……襲ってくるかも……」
のり「先手必勝よ〜火炎放射〜」
ミュータント「ギャーー!」
のり「火に弱いみたいね……先を急ぎましょ。」
巴「……はい(凄い度胸……)」
真紅「……危ない人なのだわ……」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:43:18.79 ID:WPTxcZsoO
のり「なんとか抜けられたわね〜」
巴「……ハァ…ハァ…」
真紅「のり!好き勝手に火炎放射しないでちょうだい……し、死ぬかと思ったのだわ……」
のり「ごめんなさいね、私も必死で……」
巴「……完全に廃墟が燃えてますよ…しばらくあっちには戻れませんね…」
のり「あははは…まぁまぁ。…あ。」
のり「それより……これがアリスドームみたいだよ」
巴「……」
真紅「ようやくついたのだわ…」
のり「それじゃあ入って色々調べましょうか。」
巴「……そうですね…」
真紅「……ええ」
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:58:49.01 ID:WPTxcZsoO
アリスドーム
ドン「お、お前さんたち…どこから来たんじゃ?」
のり「え?は、廃墟を越えてですけど…それより…」
未来のおじさん「あの廃墟を?本当か?」
ドン「ミュータントがいたじゃろ?」
巴「まぁ…いました。」
真紅「それより私たちの質問に答えるのだわ。」
ドン「すまん……つい興奮してしまってな……なんじゃ?」
のり「ここに色々なデータの入った管理室のようなものがあると聞いたのですが…」
ドン「確かにここの地下にはあるはずだ……だが悪い事は言わん、地下に行かない方がいい。」
巴「どうしてでしょう?」
ドン「警備のロボットがうじゃうじゃといるのじゃ。」
真紅「なんだ……そんな事でいちいちびっくりさせないでちょうだい。」
のり「うん。ごめんなさいおじいちゃん。私たちはど〜しても行かなきゃいけないんです。」
巴「……コク」
ドン「そうか……あ、地下に行くのならすまぬが一つ頼まれてくれないか?」
巴「なんでしょう?」
ドン「地下の奥に食糧庫があるんじゃ……」
のり「とってくればいいんですね?任してください。」
ドン「……気をつけてな……」
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:14:12.35 ID:WPTxcZsoO
アリスドーム・地下
のり「あら?こっちは閉まってるのね?」
のり「…あ、開かないわ〜」
巴「……それじゃあこっちから行きましょうか…?」
真紅「そうするのだわ…」
真紅「あ…またネズミなのだわ?」
巴「でも、何もしないで逃げて行ったわ…」
のり「二人とも〜とにかく奥へ行きましょう。」
のり「あ、部屋だわ。入ってみましょう。」
ピーピー
ガードマシン「シンニュウシャアリ……タダチニハイジョシマス……」
巴「どうやら…警備マシンの登場ね……真紅下がってて…」
真紅「いえ、私も戦えるのだわ。」
巴「え?大丈夫なの?」
真紅「回復とボーガンの扱いなら任せるのだわ。」
のり「二人とも気をつけて!来るよ!」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:28:04.32 ID:WPTxcZsoO
のり「た、大変〜火炎放射が効かないわ〜」
真紅「ボーガンもなのだわ…」
巴「お姉さん!」
のり「火炎斬りね…」
巴「てやぁっ〜……お姉さん!」
のり「はい!」
巴「……火炎斬りよ!!」
ガードマシン「……ググ……ハンゲキ…」
巴「く……腕を……」
のり「巴ちゃん!大丈夫?……ダメージは与えたけど……
まだ倒れてくれない……」
巴「…ハァ…ハァ…」
真紅「巴…オーラよ。」
巴「真紅…これは…?」
真紅「回復よ…ごめんなさいね…
私にはこんな事くらいしかできないのだわ…」
巴「そんな事ない……助かったわ。」
のり「……こうなったら〜二人とも伏せてて…」
巴「だ、駄目です…」
真紅「早まっちゃ駄目なのだわ!」
のり「え〜い!手榴弾よ!」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:37:06.64 ID:3Jl9oqhI0
支援
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:38:12.68 ID:UpjiVmk60
>>194
最新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
うめえええ
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:40:07.83 ID:9aFHOUu2O
>>194
すげぇ良い感じにマール服がアレンジされてる…。
GJ!
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:43:50.68 ID:WPTxcZsoO
>>194
うますぎる……保存しましたー!!
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:45:10.06 ID:WPTxcZsoO
巴「………」
真紅「……」
のり「あははは……ちょ〜っと、火薬が多かったみたいね〜……ケホッ…」
巴「…ケホッ…」
真紅「…ケホッ…なのだわ…」
のり「でもあのマシンを倒せたから結果オーライよね?」
巴「とにかく……進んでみましょう…」
真紅「そうね…その前にのり!…貴女は私がいいって言うまで手榴弾禁止よ?いい?」
のり「…はい。」
食糧庫
巴「ここは…?…酷い…」
真紅「酷い臭い……完全に腐っているわね……」
のり「みて…あそこに人がいるわ……
あ………亡くなっているわ。」
巴「何か握っている…これはなにかの種?それと紙?」
のり「なにが書いているの?」
巴「……通路のネズミに気をつけろ。パスワードはあいつが知っている……あのネズミの事かな?」
真紅「そのようね…」
のり「じゃあさっそく捕まえに行きましょうか〜」
巴「……(お姉さん…元気だなぁ……)」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:00:48.31 ID:WPTxcZsoO
のり「捕まえた〜♪」
ネズミ「ギャーース。勘弁してくれでちゅー。」
のり「フフ…丸焼けになりたくなかったら〜パスワードをお姉さんに教えてくれるかな〜?」
ネズミ「わかったでちゅーパスワードは……でちゅー。」
真紅「なるほどなのだわ…」
巴「………行きましょう。」
アリスドーム・情報管理室
巴「………警備が厳しかった…」
のり「う〜ん、さすがに疲れちゃった〜。」
真紅「……でもやっとついたのだわ……少し休みましょう…」
巴「うん……」
のり「それじゃあ、私は解析を初めてるわね……」
巴「お願いします。」
208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:02:00.12 ID:9aFHOUu2O
のりが逞しくて素敵。
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:19:37.35 ID:WPTxcZsoO
のり「わかったわ……」
のり「信じたくないけど……これは間違いなく未来の地球よ…なぜこんな事になったのかはわからないけど……」
真紅「そんな……ここが?」
のり「ええ…私たちのいた時代がA.D.1000……ここはA.D.2300…つまり1300年後の世界……」
巴「真紅……」
真紅「嘘よ……こんな…未来なんて……」
のり「あ、この先にあるの廃墟を越えた所に…プロメテドームにゲートの反応があるよ。」
真紅「そう……」
巴「また廃墟を越えなきゃいけないのね…」
真紅「一体なにがあったのかしら…このボタンは……?」
巴「あ……これは……」
のり「この動画のタイトルは「世界崩壊 ラヴォスの映像(A.D.1999)」……まさかこのラヴォスってのが……世界をこんな風に……?」
真紅「ひ、酷すぎるのだわ……」
巴「…………」
のり「………」
真紅「……」
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:21:14.95 ID:UpjiVmk60
ラヴォスの日…か
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:27:04.68 ID:9aFHOUu2O
そもそも本物のクロノたちがどこいったかわからないしな。
アリスゲームでもしてんのかな。
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:30:33.76 ID:UpjiVmk60
>>218
じゃあルッカ引き篭りかよwwww
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:34:51.10 ID:WPTxcZsoO
巴「……(私の方の情報はなしか……
でも、ほっとけないよ……)」
真紅「………」
巴「ねぇ、真紅。大丈夫よ。」
真紅「え?」
巴「私たちは時間を自由に行き来できる。」
のり「そっか……そうね私たちなら未来を変えられるわ。」
真紅「じゃあ…じゃあ…こんな未来にならないようにできるのね?」
巴「うん。やりましょう。私たちなら……できるよ。」
真紅「ええ、巴!やるのだわ。」
のり「あれ?真紅ちゃん私の協力も必要でしょ?」
真紅「ええ、のり…期待しているわよ!」
巴「それじゃあ……まずはプロメテドームへ…」
のり「行きましょうか。」
真紅「ええ!行くのだわ…」
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:36:14.66 ID:WPTxcZsoO
……未来長いよ……
ちなみにこの先から少しずつ本家のシナリオと違いますが……ご勘弁を…
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:37:37.82 ID:9aFHOUu2O
ようやくロボが…!
オリジナル展開に期待。
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:38:45.22 ID:MPoPrrp9O
好きにおやりなさい
期待している
巴「……クロノトリガー?」【パート2】へつづく
引用元
巴「……クロノトリガー?」
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1226005852/
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