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とくべつ企画
 

はじめての高額栄養ドリンク(地主恵亮)

by 地主恵亮 at 2014/05/05 11:00

 

その値段はすごい!

その値段はすごい!

疲れた時などに飲む栄養ドリンク。滋養強壮である。この栄養ドリンクの値段はピンキリで、安い物は100円くらいからあるが、高い物は数千円もする。はりきった飲み会の一回分だ。

そのため、私は飲んだことがない。安い物は飲んだことがあるけれど、数千円もする栄養ドリンクは買おうと思ったことすらないのだ。未体験。飲んでみようと思う。

高い栄養ドリンク
コンビニやドラッグストアに並ぶ栄養ドリンク。種類が豊富で何を買えばいいのか悩むレベルだ。値段も豊富で、先に書いた通り、安い物は500mlのペットボトルと変わらないが、高い物はいいステーキくらいはする。量を考えれば安い物でも高級だけれど。

安い栄養ドリンク

安い栄養ドリンク

問題は高い栄養度ドリンクだ。量が多いのならいいが、安いものと変わらない。でも高いのだ。ファミレスで家族で食事するよりも高いかもしれない。たとえば今回購入した栄養ドリンクは4000円だった。4000円だ。繰り返そう、4000円だ。

ユンケルスター

ユンケルスター

なんと4000円!

なんと4000円!

飲む、勇気を出して飲む
箱からして違う。そもそも安い栄養ドリンクは箱がないが、高い栄養ドリンクは箱に入っている。そして、4000円のユンケルスターはその箱が金ピカだ。箱の段階で他と違う。買う時は少し緊張してしまった。だって疲れていないのだ。好奇心を満たすためだけの4000円である。

箱の中も高級感!

箱の中も高級感!

薬剤師さんにユンケルスターと他の栄養ドリンクでは何が違うか聞いた。「安いものには入っていないものが入っている、一緒のものも量が多い。たとえば対ストレスに効く物が安いものは1種類だとすれば2種類など、もう別格だ!」と絶賛。値段も別格だけれど。

安いものと比べると色が違う

安いものと比べると色が違う

同じユンケルシリーズのユンケル黄帝液と比べると色が違う。高いと色が濃いのだ。栄養ドリンクは黄色いイメージがあるが、ユンケルスターはもはや茶色い。いろいろ入りすぎて茶色いのだ、きっと。

向かって左が高いユンケル、右が安いユンケル

向かって左が高いユンケル、右が安いユンケル

ちなみに安いものとして紹介したユンケル黄帝液も、メーカーのサイトを見たら800円。半額で買ったけれど、それでも高い。ユンケルスターのせいで安いの基準がおかしくなっている。

開けるだけで緊張する!

開けるだけで緊張する!

体が熱くなる!
いよいよユンケルスターを飲む。開ける感じは普通のものと変わらない。ただ緊張する。こぼしたら、と考えると吐きそうになるレベルだ。だって4000円だ。ちなみに本日の私の睡眠時間は10時間でした。でも、飲む、4000円。

初体験!

初体験!

おう!

おう!

新しいジャンルのフルーティーだった。漢方の世界に、フルーティーというジャンルがあればまさにこれだ。苦いというか、辛いというのか、でも、結局は甘いというか、よくわからない味。ただ飲み込むと喉が焼けるような感じがする。安い栄養ドリンクでは感じることのできなかった体験だ。

喉に来る

喉に来る

さらにその後、体が熱くなる感じがした。あとで薬剤師さんに聞いたら、同じようなことを言っていた。血行がよくなるのだそうだ。もともとその値段に興奮していたので体が熱かったが、なんだかさらに熱い。そして元気になった気がする。睡眠時間+2時間の効果。つまりこれで12時間睡眠である。

元気になった!

元気になった!

ただ4000円という値段に結局はビビってとてもチビチビと飲んだ。結婚式の三三九度のようなスピードだ。体は元気になるが、そのへんの度胸はいくら高い栄養ドリンクでもカバーしきれないらしい。

チビチビ!

チビチビ!


 
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