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ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」|エレファント速報:SSまとめブログ

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ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 14:35:39 ID:k9rYXSgg


ナルト「そろそろヒナタと結婚して二ヶ月だってばよ」

の続きです。今回はほのぼのだけにします。
gdgdしないように頑張ります。



2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 14:39:50 ID:k9rYXSgg

サスケ「ヒナタはどうなんだ?」

ナルト「一応予定日近いし、うちに居るってばよ」

ナルト「入院は嫌なんだってさ」

サスケ「ま、元気ならいいんじゃねぇか?」

ナルト「連絡用にガマの子供達をおいて来てるから、心配ないとは思うけどな」

サスケ「…お前、術の使い方小慣れすぎだろ」

ナルト「そうか?」

ナルト「まあ、分身も結構便利だしなー」

サスケ(つーか、まるっきり小学生の発想力だからな、こいつは)



3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 14:43:59 ID:k9rYXSgg

サスケ「んで?前も言ったかもしれねぇが、こんなところで油売ってていいのかよ?」

ナルト「いやー、テンテンがうちに来ててさ」

ナルト「女同士の話があるって追い出されたんだってばよ…」

サスケ「…なるほどな」

サスケ「ま、暇なら少し相手してけよ」つ将棋

ナルト「えー?俺そういうの苦手だってばよ」

サスケ「ルールくらい知ってんだろ」

サスケ「オレはシカマルに一泡吹かせたいんだよ」

ナルト「そんなの無理に決まってるだろー?」

サスケ「やってみなけりゃわかんねぇだろ、ほら、お前から打っていいから」

ナルト「はあ、しょーがねーってばよ…」パチッ



4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 14:49:55 ID:k9rYXSgg

~ナルトの家~

テンテン「はい、ヒナタ、洗い物終わったよー」

ヒナタ「ありがとう、テンテン」

ヒナタ「ごめんね?いろいろ手伝ってもらっちゃって…」

テンテン「いーのいーの、あたしがやりたくてやってるんだからさ」

テンテン「カレンダーの花マル、あの日が予定日?」

ヒナタ「うん、今からちょっと楽しみ」

テンテン「…怖くないの?」

ヒナタ「ううん、そりゃあ痛いって聞くし、母親になるって実感もまだ湧かないけど」

ヒナタ「それよりも、私とナルトの子供に会いたい気持ちの方が強いかなぁ」ナデナデ



5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 14:55:42 ID:k9rYXSgg

テンテン「そう言えば、花マルって前のカレンダーにも付いてなかった?」

ヒナタ「あ、あれは…」

テンテン「何かあるの?」

ヒナタ「…その、周期を…」

テンテン「周期?」

ヒナタ「う、うん、出来そうな日に印をつけておいたの…」////

テンテン「あ、ああ、なるほど…」////

ヒナタ「ナルトには内緒だよ?」

テンテン「もう覚えてないんじゃない?」

ヒナタ「それでも!」

テンテン「わ、分かったから落ち着いて」

テンテン「胎教に良くないよ?」

ヒナタ「そ、そっか…」



6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 15:00:30 ID:k9rYXSgg

テンテン「ねぇ、お腹触ってもいい?」

ヒナタ「うん、いいよ」

テンテン「…この中に赤ちゃんがいるんだねー」ナデナデ

ヒナタ「蹴られる感覚はびっくりしちゃった」

テンテン「…あたしもいつかお母さんになるのかな?」

ヒナタ「キバくんとはどうなの?あれから」

テンテン「べ、別にいつもと変わらないよ?」

テンテン「…でも変わらな過ぎるっていうかさ」

テンテン「こっちから行動起こさないとなのかなー」



7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 15:04:36 ID:k9rYXSgg

ヒナタ「まあ、あの後キバくんも砂の招致で居なかったりしたじゃない」

テンテン「でも、そろそろ帰って来て二ヶ月くらいだよ?」

テンテン「何かあるかと思ってたのになー」

ヒナタ(待たされていたせいか、割と素直に自分の気持ちを言うようになってるな…)

ヒナタ「せっかくお料理の練習、一緒にしたんだから」

ヒナタ「今度お弁当でも作ってあげれば?」

テンテン「えー?急に持って行ったら、変な子だと思われないかな?」

ヒナタ「きっと喜んでくれるよ」

テンテン「そ、そうかな…」////



9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/30(火) 15:19:40 ID:k9rYXSgg

テンテン「よし、今度持って行ってみようかな」

ヒナタ「うん、応援してるからね」

テンテン「ありがとう、ヒナタ!」

テンテン「へへっ、なんか楽しくなってきたなー」

テンテン「早く赤ちゃん産まれないかな?」

ヒナタ「急にどうしたの?」

テンテン「だってー、あたし赤ちゃんを抱っこしたこと無いんだよー」

テンテン「よこーえんしゅーってやつ」

ヒナタ「ふふふ、まだ気が早いんじゃない?」



14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 02:11:20 ID:DpoZPh1w

ナルト「ただいまー」

テンテン「あ、ナルトが帰ってきたよ、ヒナタ」

ヒナタ「お帰りなさい、あなた」

ナルト「な、なんかその呼び方、まだなれねーってばよ…」ポリポリ

テンテン「そーなの?」

ヒナタ「お父さんって呼んだら、すごく嫌がるんだもの」

ナルト「ううっ、すまねえ」

テンテン「子供ができるって大変なんだねー」

ヒナタ「まあ、香燐さんのところみたいに、特に変えていない人も多いとは思うんだけどね」

ナルト「ヒナタは気分を楽しみたいだけなんだってばよ」

ヒナタ「何か言った?お父さん?」

ナルト「うわああああ、やめてくれぇえええ」

テンテン(なんだかんだ言って仲いいよなあ、この二人)



15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 02:38:20 ID:DpoZPh1w

テンテン「そういえば、二人の馴れ初めって聞いたことないなぁ…」

ヒナタ「ん?聞きたい?」

テンテン「え?教えてくれるの?」キラキラ

ナルト「お、俺は向こうで仕事してくるってばよ…」

テンテン「あ、ナルト!」

ヒナタ「いいの、恥ずかしがっているだけだから」

テンテン「そんな話なの?」

ヒナタ「ナルトにとっては、ね?」

テンテン「聞かせて聞かせて?」

ヒナタ「あれは…」



16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 03:02:40 ID:DpoZPh1w

ヒナタ「どこから話せばいいかな?」

ヒナタ「私たちが付き合いだしたのって、二年前くらいからなの」

テンテン「そうだっけ?いつの間にか付き合っていたような…」

ヒナタ「ナルトも私も、ちょっと照れちゃってね…」

ヒナタ「しばらく隠していたんだけど」

ヒナタ「香燐さんがバラしちゃったの」

テンテン「ああ、なるほど」

テンテン「でも、意外、もっと長く付き合ってるかと思った」

ヒナタ「そうかな?」

ヒナタ「まあ、確かに私とナルトの性格からすれば、もう少し長く付きあっていたかも」

ヒナタ「でも、お父さんたちが強引にね」

テンテン「ああ、結婚式の時も…」

ヒナタ「じゃあ、その話も含めて、教えてあげる」

テンテン「うん、しっかり聞く!」ペタン

ヒナタ「ふふふっ」



29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 01:54:57 ID:q.02gdfc

~二年前ナルトの家~

ヒナタ「な、ナルトくん、いる?」

ナルト「おお、ヒナタ、また来てくれたのか」

ヒナタ「う、うん、時間、あったし…」

ナルト「入ってくれってばよ、この前掃除してもらったおかげで、だいぶ綺麗だからさ」

ヒナタ「お、お邪魔しまーす」

ナルト「そんなにかしこまらなくても、ほかに誰も居ないってばよ」

ヒナタ「い、一応言っておかないと…」

ナルト「ははっ、ヒナタは真面目だなぁ」



30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 02:19:59 ID:q.02gdfc

ナルト「ほい、お茶」コトッ

ヒナタ「あ、ありがとう」

ナルト「わざわざ様子を見に来てくれてんのはヒナタだろ?」

ナルト「お礼を言うのはこっちだってばよ」

ヒナタ「今は何をしていたの?」

ナルト「綱手のばー、おっと、五代目火影様、の手伝い」ペラペラ

ナルト「俺ってば、こういうの苦手だからさ」

ヒナタ「て、手伝うよ」

ナルト「へへっ、助かるってばよ」

ヒナタ「ううん、私がしたくてしていることだから…」



31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 02:34:01 ID:q.02gdfc

ナルト「ふう、やっと終わった…」

ヒナタ「結構量があったね…」

ナルト「助かったってばよ、ヒナタ」

ナルト「今度、お礼するからな」

ヒナタ「お、お礼なんていいよ…」

ナルト「何もないのか?」

ヒナタ「え、いや、あの…」

ナルト「何でもいいってばよ」

ヒナタ「じゃ、じゃあ」

ヒナタ「こ、今度、一緒に遊びに行かない?」



32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 02:47:24 ID:q.02gdfc

ナルト「え?それだけでいいのか?」

ヒナタ「そ、それだけって…」

ナルト「そんなの、いつでも言ってくれれば付き合うってばよ」

ヒナタ「…そうなの?」

ナルト「もちろんだってばよ」

ナルト「それで?予定とかは決めてんのか?」

ヒナタ「ううん、全然…」

ナルト「そっか、んじゃあ遊びじゃないかもしれねえけど」

ナルト「ちょっと外に行ってみないか?」

ヒナタ「里の?」

ナルト「ああ、エロ仙人に教えてもらった、いい場所があるんだってばよ」



33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 02:54:38 ID:q.02gdfc

ヒナタ「いい場所って、何が?」

ナルト「当日までは秘密だってばよ」

ナルト「週末でいいんだろ?」

ヒナタ「う、うん」

ナルト「なら、迎えに行くってばよ」

ヒナタ「え、でも」

ナルト「いーから、この話は終わり」

ヒナタ「そう?ナルトくんがそう言うなら…」

ナルト(ん?そういえば、エロ仙人が何か言ってたような…)

ナルト(ま、いいか、大したことじゃなかったんだってばよ)



34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 03:03:07 ID:q.02gdfc

ヒナタ「そういえば、ネジ兄さんが手合わせしたいって」

ナルト「えー?あいつ容赦ないからなぁ…」

ヒナタ「ネジ兄さん、ナルトくんと戦うのが楽しいみたいで」

ナルト「うーん、まあそのうちまた、な」

ヒナタ「わかった、伝えておくね」

ナルト「…あ!!そういえばこれ」ゴソゴソ

ヒナタ「?」



35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 03:19:07 ID:q.02gdfc

ナルト「日向に伝達の書類があるの忘れてたってばよ」

ヒナタ「私が持っていこうか?」

ナルト「いや、一応任されごとだし」

ナルト「ヒナタ、早速お前の家に行くってばよ!」

ヒナタ「そ、そんなに急がなくても…」

ナルト「早くしないと、期限に間に合わなくなるってばよ…」

ヒナタ「そ、そうなの?」

ナルト「ああ、結構前のやつだし…」

ヒナタ「それなら、早く行かないと、かな?」

ナルト「ああ、いま準備するってばよ」

ヒナタ(