3Dプリンターで拳銃を製造したとして、大学職員の男が逮捕されました。
画像:【3Dプリンターで製造された拳銃】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/photo/show/55069
8日、「銃刀法」違反の疑いで神奈川県警に逮捕されたのは、川崎市高津区久末の湘南工科大職員・
居村佳知(27才)容疑者。
画像:【居村佳知・容疑者】
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2196307.html
居村容疑者の自宅からは3Dプリンターとそれを用いて製造されたとみられる樹脂でできた5丁の拳銃
やパソコン内の銃の設計図などが見つかりました。
画像:【押収物】
http://news.nicovideo.jp/watch/np944199
県警科学捜査研究所の鑑定の結果、うち2丁は金属製の実弾を発射可能で、銃とみなされる基準の5倍
以上の殺傷能力があると判定され、実験では10枚以上のベニヤ板を貫きました。
居村容疑者は高等職業技術校で旋盤などの加工技術や免許を幅広く取得しており、
「警察が拳銃と認定したのなら、逮捕されても仕方ない」
「3Dプリンターは自分で組み立てた」
と供述しているとのことです。
今回の事件発覚は居村容疑者が動画投稿サイト「YouTube」に自ら製造したとする銃と設計図を動画で
投稿しているのを県警が見つけ、捜査を進めていたことによるものです。
また自身のツイッター上でも
「私は世界で初めて実弾発射能力を有する3Dプリントリボルバー(回転式拳銃)を開発しました。
私は日本で初めて3Dプリンター製の拳銃を作った張本人。このことを誇りに思う」
銃を製造した理由について
「銃を規制する社会に対する挑戦と武装の自由化のためです。
人は熊を倒すのに猟銃を使います。銃は体力で劣る女性が男性を射殺するために必要です。
銃刀法を廃止できなくても誰もがすぐ製造できるように3D印刷拳銃の図面を普及させる」
と語っていました。
なお、3Dプリンターの法的問題を研究している新潟大学の須川賢洋助教は
「銃剣類に関しては基本的には複製することが可能。行政が指導してもいいのではないか」
と話しています。
また昨年、アメリカでも単発式の小型銃「リベレーター」の製造に成功した人物が設計図などをネット上に
公開し、米国務省に削除される事態が起きています。
(引用元:http://www.at-s.com/sbstv/videonews/national.html?id=2196342)
今回の件に【ネットの声】は・・
- 893とかの新しいシノギになりそうだな
- 普及は金が絡めば止められないだろ
- 中国がアップを始めました
- この容疑者、捕まりたかったのかな?
- 間違った方向に才能使っちゃったんだな
- 二次元の美少女作ればよかったのに
- 暴発しないのか?
- 普通の銃でもプラスチック使ってるものあるよ
- 3Dプリンターの性能が上がれば即席でバンバン作れそう
- おもちゃみたいなのに殺傷能力が高いのに驚いた
などがあるようです。
先進国では銃規制が厳しいですが、海外や発展途上国では3Dプリンターによる銃の量産が予想されます。
手軽に製造できるということはコストも安く済み、人の手に渡りやすくなるので先行きが不安で怖いですね・・
銃社会が当たり前の日がやってくるのでしょうか。