5月3日のイタリア杯決勝で起こった一連の事件に対して、ナポリに 2試合の無観客試合と6万ユーロの罰金処分が科された。



この事件はナポリサポーターとローマサポーターが試合前にスタジアムの外で衝突。
ナポリのサポーターの一人が銃で撃たれて重体となり、それを知ったナポリのウルトラスが試合の延期を求め、妨害をはじめる。結局試合は45分も遅れてスタートすることになった。


処分の理由として、以下のプレスリリースが公式より発表されました。


１，スタジアムゲートを強引に入ろうとした。
２，試合前に４人の係員に負傷を負わせた。
３，国歌斉唱時をブーイングで妨害
４，ハムシクとの対話をさせろと迫り、断った場合はピッチに乱入すると脅した
５，黒いTシャツに書かれていた「スペツィアーレを解放せよ」というメッセージを挙げた（スペツィアーレという警官殺しの犯人、本人は容疑は否認中）
６，爆竹や発煙筒を使ったこと、それにより消防士が怪我をした
７，２００人近いサポーターが試合後にピッチに乱入し、サッカーボールやジャージその他の美品をパクった罪。

ナポリはこの処分に対して、異議を申し立てるか検討中。なお、フィオレンティーナには国歌でブーイングをした罰と、ナポリに対する地域差別があったとして、1試合のゴール裏閉鎖処分が科された。Via:Gazzetta