穴殺人1巻 「清楚でちょっとエッチな女子大生は猟奇的な殺人鬼」
裸村氏がDeNAの漫画アプリ「マンガボックス」で連載されているコミックス「穴殺人」1巻【AA】が、9日に発売になった。
マンガボックスは講談社や小学館とも提携し、『金田一少年の事件簿』の原作・原案(天樹征丸、名義)や、『MMR マガジンミステリー調査班』の主人公「キバヤシ隊長」のモデルとして知られる作家・編集者の樹林伸氏が編集長を務められ、2013年12月の公開以来、累計ダウンロード数は300万を超え、いま日本で2番めに読まれている漫画媒体みたい。
今回発売になったコミックス「穴殺人」1巻【AA】は、マンガボックス連載中の作品の書籍化第一弾ラインナップのひとつで、新刊折込によると『1年以上のひきこもり生活の中で絶望した黒須越郎は、自らの命を絶つため首を吊るが、失敗に終わる。しかし、その時に偶然開いたのぞき穴が、黒須の人生を一変させる!穴から見える隣人は、清楚で、ちょっとエッチな女子大生。ただ一つ残念だったのは、彼女は猟奇的な殺人鬼だったのです』というお話。
オビ謳い文句は『人を殺すことは罪ですか?ネット界の巨人から何度も削除され、糾弾され続けた、禁断の人気作』で、裏表紙は『覗きました。覗いてしまったんです。アパートの、となりの部屋を。女子大生が住んでいました。夢中になりました。毎日、覗きました。そして知りました。その隣人が殺人鬼であるということを……』になっていて、とら秋葉原店AのPOPは『絶望から生まれた希望の光の先は、絶望でした。お隣りの美人女子大生との、死と隣り合わせの禁断の交際が始まる!!!』になってた。
サスペンスで正常と異常の境界を跨ぎながら狂う事も出来ない、血と悩ましさに塗れた物語ではありますが、ここは、あえて、自殺志願者と殺人鬼のラブロマンスとして摂取したい。すると、案外良い感じの恋物語に見えなくもなくない様な、そんな気がします。アレな男女のお付き合いを好ましく受け止められる方は、斬り裂き魔・宮市さんが可愛くって仕方がなくなるですよ。 ときわ書房本店ブログ
なお、「穴殺人」1巻【AA】の感想には、何かよくわからん気まぐれBlogさん『人を殺す心理も異常だけど、それを理解して彼女として一緒に行動しているのだから主人公もまた何らかの異常者なんだろうなぁ。でも、その生きる事にギリギリな感じにスリルを感じて面白かったw』、兎来栄寿さん『支配されることを是とするそのリアルな歪さ。そして窃視や殺人といったタブーが、読む者を惹き付ける作品です』などがある。
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【関連リンク】
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正常と異常の境界を跨ぎながら狂う事も出来ない、血と悩ましさに塗れた物語
【感想リンク】
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黒須を待っているのはいかなる運命なのでしょうか?宮市に隠された秘密とは…!
呼吸をするように人を殺す宮市の存在が、自殺しかけていた黒須の命を繋ぎ止めている
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宮市さん、可愛いし、肌がとっっても柔らかい感じ!!怖いけど…
各キャラのセリフのスミに入ってるちっちゃい文字のボケツッコミがなんかツボ
穴殺人(1) (少年マガジンコミックス) 裸村 by G-Tools |