Firefoxの広告試験導入、ユーザーの反応はイマイチ
でも広告導入への模索は続きます。
今年の2月、MozillaはFirefoxに試験的に広告を導入することを発表しました。プロモーションタイルとしてタブ内に表示するやり方です。あれから数ヶ月、ユーザーの反応が返ってきましたが、どうにも上手くいかなかった様子。
Mozillaのブログで、副社長Jonathan Nightingale氏自らが「多くの人がわかりにくいと感じたようです」とその成果がイマイチであったことを報告。さらにNightingale氏は、ユーザーがFirefoxは広告だらけのめちゃくちゃになるのではないか、ユーザーは二の次になるのではないかと心配していると述べた後、そんなことは起きないと強く否定しました。
が、かといって広告導入がなくなるわけではありません。Mozillaは、次の作戦をすでに考えており、新しく開いたタブページをなんとか有効活用しようとしています。もちろん、ユーザー、特に新規ユーザーに疎まれないようにと試行錯誤しているのですが。
現在はまだ、試験段階なので、広告主はいないわけですが、ブログ内では「試験を進め手応えがあれば、次のステージはスポンサー導入になる」と明記しており、やはり広告導入がMozillaにとってゴールであることは変わりません。…ですよね。
source: Mozilla(via The Register)
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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