関連記事
男「公園のトイレでアナル姦したった」
後日談見てーな
最初が最初だっただけに後日談期待
けどこれはこれで満足
お尻の穴からおちんちんが出て行って、腰を支えてた手がなくなる。
頭は真っ白で、何も考えてない。
気がつくとお尻が冷たかった
タイルに直にヘタってたみたい
「もういいぞ」
遠くのほうで音がする
なんだろう?
わからない。
お尻の穴がジンジンする。
ううん、スースー? ヒリヒリ?
…わかんないや
ぽっかり穴が開いたみたいに喪失感
なんだか痺れていて、力が入れられない
たぶん開いたままなのかな
ぽたぽた垂れてる気がする
少し、意識が戻る。
体は火照っている。
目の前には誰もいない。
そっか、あの人、もう行っちゃったんだ。
髪を染めたのが、昨日の夜
学校入れなかったのが今日の朝で……
公園で、あの人に声かけて
すごく昔のことみたい
えーと……それから何してたんだっけ
……うーん
ガチャリ、と扉の閉まる音がした。
我にかえる。
そうだ、あたし。
思い出す。
エンコーして
札束が出てきて
断れなくて
指がはいってきて
ねっとりねっとり広げられて
犯されて
ぐるぐるして
きもちわるくて
イッちゃって
頭が熱く熱くなって
ぐるぐるして
きもちわるくてきもちわるくてきもちわるくて
吐いた
胃の中のものを全部出してもぜんぜん良くならない
あいかわらず吐き気はするし、気分は最悪だ
あたしの吐瀉の中にリンスの容器がうもれていた。
あの人が、あたしのお尻に使ったやつ
お気に入りだったのになぁ
部屋の中は吐瀉物とリンスと行為の臭いが混じってひどいことになってた。
はやく出たい
そのまえに、服着なきゃ
身体についたのも洗って
綺麗にならないと外に出られないや。
でもこの部屋のものは全部汚く見えて
いったい何で拭ったらいいのかな。
とりあえずホースで流す
あたしのお尻に入ってたやつだけど、この際どうでもいいや
だってあたし、もっと汚れてるんだから
流した水がぐるぐる
体液と吐瀉物と部屋の隅に流れていく
かばんに入れておいたタオルは家の匂いがしてすこしホッとする。
身体をふくけどいくら拭いてもさっぱりしない
もうきれいなはずなんだけどな
染み込んだみたいで、汚いのがとれない
おちないからあきらめた
あきらめて制服を着こむ
吐いたの、制服にかかんなくて良かった
制服をきてカバンをもつと、外見は元通りになった
ちょっと髪がぐちゃったけど、大丈夫
トイレから外に出る
空気がきれいで泣きそうになった
淀んだ部屋から逃げ出せた
とりあえずここから離れたくて、公園を出た
お金、どのくらいあるのかな?
いくらだったんだろ、あたし
数えたくなかった
自分がいくらなのか知りたくなかった
でも考えてしまって、不安になる
またぐるぐるしてきた
きもちわるいなぁ
これからどうしようかな
家には帰りたくない
身体に、ぽっかり穴が開いたみたいで
いらいらしてるのか悲しいのか寂しいのか辛いのか
わからない
足元がおぼつかない
かばんには大金が入ってて
お尻の穴はじんじんしてて
そう、カバンには札束が入ってる
いままで見たこともない額
お金で買われたんだって実感がわく
援交なんて、こっちが上にたってるんだと思ってたのに
金もってそうな奴に声かけて、一発抜いてやるだけのバイト
脂ぎったおやじのをちょっとしごいてやればすぐにだして、お金出して
なめてやればもっと出して
楽なバイトだったのに
そうだよね、あたし
身体売ってたんだよね
身体売って、お金稼いでたんだ
気がついたら携帯で連絡してた
チャラ男で大学生
この前合コンであった
カラオケで一緒に抜けよって、しつこく誘ってきた奴
軽薄で、甲高い声が耳障りだけど
あたしにばっかり声かけてきて、だから気があるんだって周りも言ってた
うざかったけど、今はどうでもよかった
金抜きで抱いて欲しかった。
『今から会える?』
『オッケーオッケー! えーどしたのーなになにー? めずらしいじゃん! ちょーうれしー!』
すぐに返信
連続して、くる
ウザい
『学校の近くの駅前にいるから、拾いにきて』
『ウィッス! すぐ行くわ!』
ベンチに腰掛けていると、今朝のことを思い出す
なんであの人に声掛けちゃったんだろ
いつもみたいに大丈夫って
なんで思っちゃったんだろ
金づる見っけって
考えても仕方のないことがぐるぐるする
お尻が疼く
車がとまる音
あたしの名前と一緒にクラクションが鳴る
キザ
立ち上がって車にのると、にやけた顔が出迎える
「授業ぶっちして来たわー、はやかったっしょ?」
こいつの名前なんだっけ
まあいっか
「え、どうしたの今日? どっか遊び行く?」
「ホテル」
「へ?」
まぬけな顔
「ホテルいこ」
「え、どうしたの? なんかあった? つーか飲んでる?」
聞きながらも、アクセルを踏むんだから
内心はラッキーとか思ってるんだろうな
「んー、なんとなく」
「あー…ホテルってそういうことだよな?」
「ん…」
曖昧に肯定しておく
あとは面倒になって黙ってた
男は興奮してなにかペラペラ喋ってたけど、どうでもいい
生返事で切り抜けた
ちょっと郊外にいったところの新しいラブホについた
空室のランプが点いている
平日のお昼だもんね
ドヤ顔で駐車をする男をスルーして車を降りる
あわてて降りてきた男が、あたしの腰に手を回す
お尻も撫でられる
あの人の感触を思い出す
こいつの触り方は荒っぽい
特有の沈黙を抜けて、部屋にはいる
扉が閉まる
とりあえず、キス
男の唇にかぶりつく
タバコとガムの味と臭いが混じって苦くてぬる甘くてまずい
吐きそうになったけど、もう吐くものがなかった
男が急に興奮して、押し倒されそうになったけど、とにかくシャワーを浴びる
熱いお湯を浴びると、ようやくウリが終わった気がする。
丹念に全身を流す
部屋に戻ると、足を投げ出して携帯をいじってた
もう上半身は脱いでいて、筋肉質な体が露わ。
浅黒いのは日サロかなんかだろう。
あたしが出てきたのに気づいてか、軽薄な笑みをむける
キメ顔なのかな?
イケメンだけど、滑稽だった
見たくなくて、ベッドの上に押し倒してキスをした。
口が臭い
胸をあらっぽく触られる。
愛撫、なのだろう
ほかにも色々なところをべたべた触る。
嫌悪感は押し殺して、快感をさがす。
うん、ちょっとはいい…気がする。
あえぎ声を出す
あ、そうだ
スキ、スキ…
何遍もいうと、言葉は本当になるんだって
だから、自分に言い聞かせるようにその言葉をつぶやいて、男の手を受け入れる。
男もなにかいっているけどわからない
スキ…うん…スキ……
もうそろそろいいかな?
男のジーンズを手でまさぐって、ベルトを外し、チンコを取り出す
もう硬くなっている。
すこし被っていたのを剥いて、咥える。
「おおっ…」
男が声を出す。
ちょっと臭い。
若いからかな、刺激的。
あの人よりすこし小ぶり。
初めてにはちょうどいいかも?
適当にフェラをしていたら、射精しそうというので、口を離す。
男に愛撫されるまでもなく、そこは濡れている
お尻の穴が開いてないか気になったけど、たぶん、大丈夫。
ベッドに横たわって、股を開く。
男を待つ。
覆いかぶさってくる。
「ね、生でいい?」
うん、いいよ
きて
先が当てられる
くちゅり、と粘膜同士がふれあう。
さすがに身体が固くなる。
「ひょっとして、初めて?」
あたしの様子に気づいたのか、男が問う。
ちいさく頷く
「まじでー、チョーカンドー」
まじで、絶対優しくすっから
なんだろう、こいつの声、無機質だ。
いやいや
気のせい気のせい
スキ……スキスキ……ダイスキ……
そこからあとは早かった。
自己暗示も無駄だった。
入ってきて痛くって
中で動いて、止まって
なんだかよくわからないうちに終わってた
よくわからないなりに、恋人っぽく、感じてるみたいに声をだした
あん、あん、あん
もう一度、動くみたい。
結局、なにもかわらなかった
ぐるぐるしてきもちわるいのは止まらないし、金で抱かれても自分から抱かれても違いなんてなかった。
ただ、あたしの身体があって、使われてるだけだった。
ベッドがきしむ。
男は汗をかいて、あたしの中に粘液を吐き出そうと、必死で運動してる。
ずいぶん冷静にそれをみていることに気づく。
あの人のときはなにかを考えてる余裕なんてなかったのに。
あん、あん、あん
なんでもあの人と比べてしまっている。
初めては思い出にのこるってきいた。
あたしの初めてはこいつじゃなくてあの人だったらしい。
あたしの上で動いてるこいつはただ膜を破っただけ。
あたしの処女はあの人が奪っていったんだ。
大事に守ってきたのは、やっぱりお金で売っちゃったんだ。
それでもいいと、今は思えた。
ぐるぐるが、もやもやが、ストンと落ち着く。
あたしは身体しかなくて
あたしはまだ幼くて
あたしはまだ空っぽで
なにも持ってなくて
ただむやみに反抗して
それでなにかをした気になって
それだけだった
身体だけは嫌だ
幼いのは嫌だ
空っぽなのは辛い
なにかになりたい
学校に行きたい
勉強したい
バスケもして、みんなで笑いたい
休みの日は、またみんなと一緒に…
そんなのが沢山、ぶわーって出てきた
やりたいことでいっぱいになって声に出さずに叫んだ。
叫んだら、ずいぶんスッキリした。
うん。
スッキリした。
できるなら、もう一度あの人に会いたかったけど、連絡先はしらなかった。
それだけは心残り。
男は、まだ腰を降っていた。
これ、いつおわるのかな
終わったら家にかえろう
帰って、髪を戻すの。
そう、決めた。
めでたしめでたし
乙
妙に生々しくていいわ
・カテゴリー男「」女「」のSS一覧
・管理人のオススメSS
男「公園のトイレでアナル姦したった」
125: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/04/29(火) 03:12:34 ID:1Ysc6iSw
後日談見てーな
126: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/04/29(火) 16:47:06 ID:k.8Pwbnw
最初が最初だっただけに後日談期待
けどこれはこれで満足
127: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/03(土) 01:55:54 ID:7T8qYUo2
お尻の穴からおちんちんが出て行って、腰を支えてた手がなくなる。
頭は真っ白で、何も考えてない。
気がつくとお尻が冷たかった
タイルに直にヘタってたみたい
「もういいぞ」
遠くのほうで音がする
なんだろう?
わからない。
128: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/03(土) 01:57:03 ID:7T8qYUo2
お尻の穴がジンジンする。
ううん、スースー? ヒリヒリ?
…わかんないや
ぽっかり穴が開いたみたいに喪失感
なんだか痺れていて、力が入れられない
たぶん開いたままなのかな
ぽたぽた垂れてる気がする
129: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/03(土) 01:57:55 ID:7T8qYUo2
少し、意識が戻る。
体は火照っている。
目の前には誰もいない。
そっか、あの人、もう行っちゃったんだ。
髪を染めたのが、昨日の夜
学校入れなかったのが今日の朝で……
公園で、あの人に声かけて
すごく昔のことみたい
えーと……それから何してたんだっけ
……うーん
ガチャリ、と扉の閉まる音がした。
130: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/03(土) 02:04:45 ID:7T8qYUo2
我にかえる。
そうだ、あたし。
思い出す。
エンコーして
札束が出てきて
断れなくて
指がはいってきて
ねっとりねっとり広げられて
犯されて
ぐるぐるして
きもちわるくて
イッちゃって
頭が熱く熱くなって
ぐるぐるして
きもちわるくてきもちわるくてきもちわるくて
131: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/03(土) 02:05:22 ID:7T8qYUo2
吐いた
132: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/03(土) 02:07:38 ID:7T8qYUo2
胃の中のものを全部出してもぜんぜん良くならない
あいかわらず吐き気はするし、気分は最悪だ
あたしの吐瀉の中にリンスの容器がうもれていた。
あの人が、あたしのお尻に使ったやつ
お気に入りだったのになぁ
136: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:22:14 ID:nD9gdh1U
部屋の中は吐瀉物とリンスと行為の臭いが混じってひどいことになってた。
はやく出たい
そのまえに、服着なきゃ
身体についたのも洗って
綺麗にならないと外に出られないや。
でもこの部屋のものは全部汚く見えて
いったい何で拭ったらいいのかな。
137: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:23:28 ID:nD9gdh1U
とりあえずホースで流す
あたしのお尻に入ってたやつだけど、この際どうでもいいや
だってあたし、もっと汚れてるんだから
流した水がぐるぐる
体液と吐瀉物と部屋の隅に流れていく
138: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:24:22 ID:nD9gdh1U
かばんに入れておいたタオルは家の匂いがしてすこしホッとする。
身体をふくけどいくら拭いてもさっぱりしない
もうきれいなはずなんだけどな
染み込んだみたいで、汚いのがとれない
おちないからあきらめた
あきらめて制服を着こむ
吐いたの、制服にかかんなくて良かった
139: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:25:21 ID:nD9gdh1U
制服をきてカバンをもつと、外見は元通りになった
ちょっと髪がぐちゃったけど、大丈夫
トイレから外に出る
空気がきれいで泣きそうになった
淀んだ部屋から逃げ出せた
とりあえずここから離れたくて、公園を出た
140: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:28:53 ID:nD9gdh1U
お金、どのくらいあるのかな?
いくらだったんだろ、あたし
数えたくなかった
自分がいくらなのか知りたくなかった
でも考えてしまって、不安になる
またぐるぐるしてきた
きもちわるいなぁ
141: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:29:28 ID:nD9gdh1U
これからどうしようかな
家には帰りたくない
身体に、ぽっかり穴が開いたみたいで
いらいらしてるのか悲しいのか寂しいのか辛いのか
わからない
足元がおぼつかない
かばんには大金が入ってて
お尻の穴はじんじんしてて
142: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/04(日) 01:29:59 ID:nD9gdh1U
そう、カバンには札束が入ってる
いままで見たこともない額
お金で買われたんだって実感がわく
援交なんて、こっちが上にたってるんだと思ってたのに
金もってそうな奴に声かけて、一発抜いてやるだけのバイト
脂ぎったおやじのをちょっとしごいてやればすぐにだして、お金出して
なめてやればもっと出して
楽なバイトだったのに
そうだよね、あたし
身体売ってたんだよね
身体売って、お金稼いでたんだ
146: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:49:57 ID:qjjZuUX6
気がついたら携帯で連絡してた
チャラ男で大学生
この前合コンであった
カラオケで一緒に抜けよって、しつこく誘ってきた奴
軽薄で、甲高い声が耳障りだけど
あたしにばっかり声かけてきて、だから気があるんだって周りも言ってた
うざかったけど、今はどうでもよかった
金抜きで抱いて欲しかった。
147: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:52:58 ID:qjjZuUX6
『今から会える?』
『オッケーオッケー! えーどしたのーなになにー? めずらしいじゃん! ちょーうれしー!』
すぐに返信
連続して、くる
ウザい
『学校の近くの駅前にいるから、拾いにきて』
『ウィッス! すぐ行くわ!』
148: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:54:09 ID:qjjZuUX6
ベンチに腰掛けていると、今朝のことを思い出す
なんであの人に声掛けちゃったんだろ
いつもみたいに大丈夫って
なんで思っちゃったんだろ
金づる見っけって
考えても仕方のないことがぐるぐるする
お尻が疼く
149: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:54:53 ID:qjjZuUX6
車がとまる音
あたしの名前と一緒にクラクションが鳴る
キザ
立ち上がって車にのると、にやけた顔が出迎える
「授業ぶっちして来たわー、はやかったっしょ?」
こいつの名前なんだっけ
まあいっか
「え、どうしたの今日? どっか遊び行く?」
「ホテル」
「へ?」
まぬけな顔
「ホテルいこ」
150: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:56:28 ID:qjjZuUX6
「え、どうしたの? なんかあった? つーか飲んでる?」
聞きながらも、アクセルを踏むんだから
内心はラッキーとか思ってるんだろうな
「んー、なんとなく」
「あー…ホテルってそういうことだよな?」
「ん…」
曖昧に肯定しておく
あとは面倒になって黙ってた
男は興奮してなにかペラペラ喋ってたけど、どうでもいい
生返事で切り抜けた
151: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:56:58 ID:qjjZuUX6
ちょっと郊外にいったところの新しいラブホについた
空室のランプが点いている
平日のお昼だもんね
ドヤ顔で駐車をする男をスルーして車を降りる
あわてて降りてきた男が、あたしの腰に手を回す
お尻も撫でられる
あの人の感触を思い出す
こいつの触り方は荒っぽい
152: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 18:58:17 ID:qjjZuUX6
特有の沈黙を抜けて、部屋にはいる
扉が閉まる
とりあえず、キス
男の唇にかぶりつく
タバコとガムの味と臭いが混じって苦くてぬる甘くてまずい
吐きそうになったけど、もう吐くものがなかった
男が急に興奮して、押し倒されそうになったけど、とにかくシャワーを浴びる
熱いお湯を浴びると、ようやくウリが終わった気がする。
丹念に全身を流す
153: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:00:27 ID:qjjZuUX6
部屋に戻ると、足を投げ出して携帯をいじってた
もう上半身は脱いでいて、筋肉質な体が露わ。
浅黒いのは日サロかなんかだろう。
あたしが出てきたのに気づいてか、軽薄な笑みをむける
キメ顔なのかな?
イケメンだけど、滑稽だった
見たくなくて、ベッドの上に押し倒してキスをした。
口が臭い
154: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:04:38 ID:qjjZuUX6
胸をあらっぽく触られる。
愛撫、なのだろう
ほかにも色々なところをべたべた触る。
嫌悪感は押し殺して、快感をさがす。
うん、ちょっとはいい…気がする。
あえぎ声を出す
あ、そうだ
スキ、スキ…
何遍もいうと、言葉は本当になるんだって
だから、自分に言い聞かせるようにその言葉をつぶやいて、男の手を受け入れる。
男もなにかいっているけどわからない
スキ…うん…スキ……
155: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:06:22 ID:qjjZuUX6
もうそろそろいいかな?
男のジーンズを手でまさぐって、ベルトを外し、チンコを取り出す
もう硬くなっている。
すこし被っていたのを剥いて、咥える。
「おおっ…」
男が声を出す。
ちょっと臭い。
若いからかな、刺激的。
あの人よりすこし小ぶり。
初めてにはちょうどいいかも?
156: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:07:12 ID:qjjZuUX6
適当にフェラをしていたら、射精しそうというので、口を離す。
男に愛撫されるまでもなく、そこは濡れている
お尻の穴が開いてないか気になったけど、たぶん、大丈夫。
ベッドに横たわって、股を開く。
男を待つ。
覆いかぶさってくる。
「ね、生でいい?」
うん、いいよ
きて
157: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:08:08 ID:qjjZuUX6
先が当てられる
くちゅり、と粘膜同士がふれあう。
さすがに身体が固くなる。
「ひょっとして、初めて?」
あたしの様子に気づいたのか、男が問う。
ちいさく頷く
「まじでー、チョーカンドー」
まじで、絶対優しくすっから
なんだろう、こいつの声、無機質だ。
いやいや
気のせい気のせい
スキ……スキスキ……ダイスキ……
158: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:09:37 ID:qjjZuUX6
そこからあとは早かった。
自己暗示も無駄だった。
入ってきて痛くって
中で動いて、止まって
なんだかよくわからないうちに終わってた
よくわからないなりに、恋人っぽく、感じてるみたいに声をだした
あん、あん、あん
もう一度、動くみたい。
159: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:10:56 ID:qjjZuUX6
結局、なにもかわらなかった
ぐるぐるしてきもちわるいのは止まらないし、金で抱かれても自分から抱かれても違いなんてなかった。
ただ、あたしの身体があって、使われてるだけだった。
ベッドがきしむ。
男は汗をかいて、あたしの中に粘液を吐き出そうと、必死で運動してる。
ずいぶん冷静にそれをみていることに気づく。
あの人のときはなにかを考えてる余裕なんてなかったのに。
あん、あん、あん
160: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:12:01 ID:qjjZuUX6
なんでもあの人と比べてしまっている。
初めては思い出にのこるってきいた。
あたしの初めてはこいつじゃなくてあの人だったらしい。
あたしの上で動いてるこいつはただ膜を破っただけ。
あたしの処女はあの人が奪っていったんだ。
大事に守ってきたのは、やっぱりお金で売っちゃったんだ。
それでもいいと、今は思えた。
161: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:13:37 ID:qjjZuUX6
ぐるぐるが、もやもやが、ストンと落ち着く。
あたしは身体しかなくて
あたしはまだ幼くて
あたしはまだ空っぽで
なにも持ってなくて
ただむやみに反抗して
それでなにかをした気になって
それだけだった
162: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:14:44 ID:qjjZuUX6
身体だけは嫌だ
幼いのは嫌だ
空っぽなのは辛い
なにかになりたい
学校に行きたい
勉強したい
バスケもして、みんなで笑いたい
休みの日は、またみんなと一緒に…
そんなのが沢山、ぶわーって出てきた
やりたいことでいっぱいになって声に出さずに叫んだ。
163: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:17:14 ID:qjjZuUX6
叫んだら、ずいぶんスッキリした。
うん。
スッキリした。
できるなら、もう一度あの人に会いたかったけど、連絡先はしらなかった。
それだけは心残り。
男は、まだ腰を降っていた。
これ、いつおわるのかな
終わったら家にかえろう
帰って、髪を戻すの。
そう、決めた。
164: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 19:17:48 ID:qjjZuUX6
めでたしめでたし
165: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/08(木) 20:15:51 ID:Ag9GOimk
乙
妙に生々しくていいわ
・カテゴリー男「」女「」のSS一覧
・管理人のオススメSS
SS宝庫最新記事50件