カナダのソニーストアが、未発表のコンパクトデジタルカメラ Cyber-shot RX100 M3 のスペック情報を一時的に掲載しました。
ソニー製デジタルカメラのリーク情報で知られる sonyalpharumors が報じたもので、ソニーストアには、発売日は2014年6月17日、価格は899ドルと記載されています。
サイバーショットRX100 M3については、かねてより近々発表があるらしい、との噂が流れており、スペックの一部がリークされていました。現時点で正式発表はされておらず、ソニーストアがフライングした形です。
画像はsonyalphalumorsから。
RX100 M3
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現行機種RX100 M2との主な違いは、ズームレンズのスペック、内蔵EVFの有無、背面モニターの可動範囲、ISO感度。
レンズの焦点距離は24-70mm相当(35mm判換算)、開放F値はF1.8-2.8。RX100 M2のレンズは28-100mm相当、開放F1.8-4.9なので、望遠側で寄れなくなった一方、より速いシャッタースピードで撮影できるようになりました。
内蔵EVFはポップアップ式。0.39型144万ドットの有機ELビューファインダーで、ファインダー倍率は0.59倍。RX100 M2ではアクセサリーとして外付けEVFのFDA-EV1MKを用意しており、スペックも外付けEVFの方が上ですが、ソニーストアでの価格は税別3万7905円とやや高額でした。また、EVFの反応速度次第では、実用性の面で外付けEVFを上回る可能性があります。
背面モニターは、約122.9万ドットのチルト式3型液晶。上方向に180度動かすことができますので、自分撮りや記念写真の構図確認などに便利でしょう。RX100 M2は、90度まで可動します。
感度は、ISO120~25600。RX100 M2はISO160~25600なので、少しだけ低感度に設定できるようになりました。
その他の主なスペックは、概ねR100 M2を踏襲しています。
撮像センサーは約2090万画素の1型裏面照射式CMOSセンサーExmor R。画像処理エンジンはBIOZ X。内蔵Wi-FiやNFCを搭載。1920×1080ドット・60pの動画が撮影可能。
本体サイズは101.6×58.1×41mm。重量は290g。参考までに、RX100 M2の本体サイズは101.6×58.1×38.3mm。重量は281g。
フライング掲載の情報は、たとえ公式サイトであっても正式公開前の仮置きが含まれる場合があり、今後の正式発表とは異なる可能性があります。新たにEVFを内蔵しながら、サイズにほとんど差が出ていないことは注目したいポイントです。