「PC遠隔操作事件」(※)の真犯人を名乗る者からメールが届いたことがわかりました。

メール

PC遠隔操作事件
2012年の夏~秋、犯人が他人のパソコンを踏み台としてインターネット掲示板を利用し, 犯罪予告をした事件。 踏み台にするため、他人にウイルス(トロイの木馬プログラム)を仕込んだウェブサイトを閲覧させたり、ソフトウェアをダウンロードさせて感染させ、その結果、警察による複数人の誤認逮捕を招きました。
この事件では容疑者として、元IT関連企業社員・片山祐輔被告が逮捕・起訴され、現在裁判で事実関係などを争っています。

画像:【片山祐輔被告】
片山祐輔被告
http://matome.naver.jp/odai/2139402207294507801/2139402310295514503

16日、容疑者とされている片山祐輔被告の代理人をつとめる落合洋司弁護士は、自分や複数のマスコミ

など合わせて計25人に「真犯人」を名乗る者から、同日の午前11時37分に送信されたメールが届いたと

明かしました。

”差出人名は小保方銃蔵で、ヤフーメールのアドレスが使われていました。

それなりに具体性があり、また、犯人しか知りえない情報を記載しているかのような部分もあって、いたずら、ガセメールと一見しては片づけられないものがあり、今後、捜査当局や弁護人が、専門家の協力も得つつ慎重に分析、検討する必要があると思います。

あくまで、「自称」真犯人からのメールですが、紹介しておく意味はあると思い、下記の通り紹介しておきます。

なお、(ブログ主の判断で削除)以外は原文のままで、ほぼ全文です。 ”

以下、自称真犯人のメール本文。

あ。真犯人です。お久しぶりですね^^

何でこのタイミングで登場かというと、片山氏が報道ステーションやレイバーネットに出てるのを見てかわいそうになったからです。

特にレイバーネット、片山氏のサイト閲覧傾向を見てるとよくいるネラーのネトウヨだと思ってたんですが、

あんな赤くて香ばしい、ハングルハチマキの人たちに祭り上げられているとは…本人も相当不本意だろうなーって。

有罪判決が出たら、誤判した地裁をm9(^Д^)プギャーした上で助けてあげる予定だったんですが、

保釈されてしまった上に、弁護団が最強っぽいので無罪出そうな空気…

地裁は保釈却下して高裁でひっくり返されるという恥をかいたみたいですし、もういいかな、と。

袴田事件で釈放を決めた裁判官が片山氏の保釈も決めたらしいですが、それでも保釈金1000万って酷すぎますよねぇ。

■片山さんに仕込んだこと

もともと、私は海外サイトで拾ったウイルスジェネレータで作ったものを使うだけのスクリプトキディでした。

iesysを作る以前にも多数の人に感染させています。

何らかの実行ファイルにくっつけてあちこちで配布する手口が中心です。

B-CAS書き換えが流行ったときなどいっぱい釣れました。

片山氏が引っかかったのは偽Janeだったと思いますが。

「遠隔操作」可能なウイルス、一旦感染させたら、遠隔操作して大抵の実行ファイルに感染させることは可能です。

昨年、片山氏の弁護団からポータブルアプリケーションという言葉が出たときやっと真理に近づいたと思いました。

もちろんUSBメモリを差して自動実行されるタイプではありません。今のOSではそれでは感染しないです。

片山氏は感染した実行ファイルを、確認しただけでも数台で使いまわしていたので、それぞれのPCに感染させることに成功。

・自宅(OCN)のPC

・IP【60.36.185.80】の会社PC

・toshibaのリモートホストのPC

ほか、一時的に使ったPC数台(多分ネットカフェかな?)を、管理下に置きました。

iesysは内蔵IEコンポーネントを操作する機能が主ですが、ウィルスジェネレータで作ったものは他にもいろいろできます。

もっとも、iesysにも.exeや.batの実行機能を実装してるので、他プログラムに感染させることは可能です。

携帯マルウェアについては、片山氏がスーファミエミュのapkファイルなど入れて動かしていたので、一瞬のタイミングで紛れ込ませることに成功しました。

■何で片山氏をスケープゴートにしたのか?

まず、複数PCにうまく感染してくれたこと。

それだけなら候補は他に何人もいました。

それぞれのPCをあさっていろんなプライバシー情報をゲットしました。

2012年夏前には、片山氏の平成20年時点での履歴書をゲットしていました。

最近の日付の書類(ブログ主の判断で削除)と比較すると名字が違う、と思ったらぐぐって納得。

阿蘇山大噴火氏の法廷傍聴ブログなどなどで情報を得て、それでこの人に決定したというわけです。

■犯人性を高める工夫

報道では「ドコモショップ秋葉原中央通り店でのトラブルで動機がある」「犯行声明メールに書いてないのは特定を避けるため」のような書かれ方をしていますが…

片山氏に関連付けたのはドコモの件だけではないです。

履歴書を盗み見ていて、学習院が母校だと知っていたので、学習院→皇室→天皇陛下…と、イメージを広げたわけです。

伊勢神宮も片山氏が道路検索していたので。あとは「悪の教典」とか。

全事件、全アクティビティの中で半数ぐらい、片山氏と関連づけて対象にしたと言えますね。

ちなみにドコモの件、告白メールに記載漏れしているのは単に忘れただけです。

(ほかにもAKB脅迫について、踏み台PCを三重の人と書いたのは勘違いでした^^)

片山氏本人がPCに保存していて私が盗んだ「docomoメモ2012.txt」にトラブル経緯が書いてありました。

対応した副店長の氏名も書いてありました。「名刺もらった、アニメキャラみたいな名前だな」と本人コメント。

ゆえに、脅迫対象候補としてストックしてありました。

何で自作PC板のAMDスレに書いたかと言えば、三重の人がそこにJaneで閲覧・カキコしていたのを確認したからです。

秋葉原に関りのあるスレを見ている人がいたら「ドコモショップ脅迫」カードを使おうと思っていたわけです。

江川紹子さんのblogで紹介されている、ドコモ絡みで片山氏が書いたという2chの書き込みは、あとになって知りました。

雲取山、江ノ島は片山氏がルート検索していたのを確認しました。

他に確認したのは、鹿島神宮、鹿島ハイツ、伊勢神宮、道の駅富士川楽座、駿河健康ランド、会津若松駅、会津桧原駅、高崎駅、行田市などです。

■iesysの正体

iesysは元はegserviceという名前のVC#プロジェクトでした。

egserviceは片山氏のIP【60.36.185.80】の会社のPCから盗んできたものです。

リネームの上、AssemblyInfo.csなどビルド情報をそのままにしたまま、全く違うプログラムに改造しました。

インストーラであるcofeeも盗んだものです。こちらは元の名前のままです。

つまり、事件に関連する実行ファイルのいくつかは、元は片山氏本人か同じ会社の人が保存していたVC#のプロジェクトファイルというわけです。

元のはもう保存してないのでどんなプロジェクトだったかは忘れましたが、どれも小さいWindowsFormApplicationだったはずです。

片山氏PCからそれらプロジェクトのソースが発見されたor復元されたとすれば、内容がiesysとは全く違うとは言え、GUIDが完全一致してるはず。

検察はこれを「片山が犯人」の根拠にしてると想像しています。

3.4×10の38乗通りのパターンを持つ.NetのGUID(128bit)が一致したならさすがに宇宙規模の奇跡ですよね。

iesys等のバイナリからから検出されているPCの情報、"TKY_DEV_PC07"とか"TKY_DEV_PC07_2"とか"Hewlett Packard"とかの文字列は、

盗んだプロジェクト内のAssemblyInfo.csで定義されてるので、どこでコンパイルしようとそのまま反映されるというわけです。

...というのがiesysやその他のプロジェクトと片山氏PC痕跡の関連についてのタネ明かしでした。

記者会見映像とか見ると、片山氏は自分で保存していたegserviceやcofeeなど「元プロジェクト」の名前についてはすっかり忘れているかもしれないですね。

(cofeeなんてのは片山氏が付けた名前だと思います。エフがひとつ足りないよーーーって思ってました)

こっちからファイルを置く・消すをしただけの、つまり故意に埋め込んだものもありますし、片山氏PCをiesysのテストに使ったりもしました。

したらば、autoカテゴリ6682 パスワード:(ブログ主の判断で削除)これも、放置してたようなので使わせてもらいました。

「ファイルスラック」とかは知らなかったです。

最近の公判報告サイトで原理を知りましたが、そのストレージ内に以前そういうデータがあった痕跡なら、あってもおかしくないですね。

むしろ言及されていないのが不思議なこととして、ファイルスラックではない普通の削除済み領域からはあまり復元されてないのかしら?

のちに誰かがデフラグ&ゼロフィルしたのかな?

検察も弁護もファイルスラックのことばかり言うのが少しヘンだなと思います。

■記憶媒体をリアルに隠す候補

上で書いたとおり片山氏の経路検索と関連付けて、江ノ島や雲取山以外にもいくつか候補を考えていました。

・鹿島神宮の賽銭箱に投入

・(片山氏が福島県出身なので)福島の避難区域に忍び込んで野生化したペットか家畜に装着ッ!

・ローマのトレビの泉に投入

ほかに、片山氏と無関係に思いついたことは、

・ガチャポンカプセルにUSBメモリと重りにパチンコ玉を入れて道頓堀に投入

・どこかの有機栽培やってる農村の肥溜めに投入

・奈良公園の鹿に(以下略

そういった、しょーもないことをいっぱい考えてました^^

■その他、物議をかもしている事項へのコメント

・雲取山ビニール袋の正体

ダイソーの商品です。ピンク色の箱のものだったと思います。

・ネコセロテープから検出されたDNA

不一致で当然。片山氏のDNAでも私のでもないはずです。

とあるスーパーマーケットのレジの先の荷造り台に設置してあったセロテープです。

他の買い物客が触りかけてやめたものをゲットしてきたというわけです。

できれば粘着面に誰かの指紋ベッタリ付いてるのを欲しかったのですが、長居してたら不審者に思われるので、適当なものを入手。

(中略)

■最後に

警察・検察は片山氏に1億円ぐらい補償してあげてくださいね。

なお、警察庁長官か検事総長がNHKで15分間、パンツ1枚で犬の真似をしたら…じょうずにできたら私自身が出頭してあげますよ^^

(引用元:http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20140516)

真犯人を名乗るメールには、かなり具体的なことも書かれているようですが、真相はどうなんでしょうね・・

こういった世を騒がす事件では便乗愉快犯が出る場合もあるので慎重な分析と対応が必要です。